パワーの源
ボストンに来て驚いたのは、食事の量!とにかく食べます。
体の大きさや年齢は関係ありません。
例えば、Subwayのサンドイッチ。私はハーフサイズを注文するのが普通と思っていたのですが、こちらでは皆1本食べています。
ベーカリーを併設しているカフェでコーヒーのsmallサイズを注文しても、スターバックスコーヒーのtallサイズくらいの容器です。
そんなカフェのLargeサイズのカップに、50代くらいの女性が並々とダイエットコーラを入れて帰ります。そして片手には大きなサンドイッチ。。。
飲み物だけではありません。
こちらのスーパーでは必ず量り売りのデリ(お惣菜コーナー)があって、特に自分で好きなものを好きなだけ容器に詰めるコーナーに人気があります。
値段はスーパーによりますが、ホテルの近くの自然食品スーパー(値段は普通のスーパーよりも高め)では$7.99/1ポンド(480g)です。
皆さん容器いっぱいに詰めています。1ポンドでも結構多いのですが、どう見ても2ポンド以上。。。。
もちろん、中には、野菜サラダだけ容器いっぱいという人もいましたが、その容器には、これでもかというほどぎゅうぎゅうにサラダが詰められていました。
↑Charles St.にあるタイ料理のお店のランチ。安くておいしいのですが、量が多すぎる。。
もちろん、レストランで出てくる料理の量も多い!
メニューを見るとさすが都会、高いなぁと思ってしまうのですが、運ばれてきた量を見ると、この値段でこの量は安い!と思います。
周りのテーブルを見ると、大量の料理がずらっと。。。
こんなに食べきれるのだろうか?と疑問に思うのですが、ご心配なく。
ボストンでは食べ残しを持ち帰れるようにバックに入れてくれます。
最近、日本でもありますよね。
たくさん頼んで、たくさん食べて、それでも残ったら持ち帰る というのが普通の様です。
そして、若者は食べるスピードが速い!
先日夫が、新しい職場である大学の研究室に挨拶に行き、研究室のメンバーと昼ごはんを食べることになったので私も同席させてもらいました。
メンバーはスペイン、中国、アメリカ、イタリア、日本から来た20代、30代男性と私たち夫婦。
皆で学食に行き、それぞれ食べ物を購入してテーブルに集まると、そこには巨大なサンドイッチが!それを、陽気にしゃべりながらものすごい勢いで頬張るのです。
見る見るうちにサンドイッチが無くなっていく。。。彼らが食べ終える頃、彼らの半分ほどの量しかなかった私たち夫婦の昼食は、更にその半分ほどしか食べ終えていませんでした。みんなちゃんと噛んでいるのかなぁ?
周りの学生を見ても、大きなピザや容器いっぱいのお惣菜を持っています。
皆さんよく食べるんですね、とメンバーの一人に聞いてみたところ、アジア系の若い女性は食べる量が少ないけれど、その他は男女共によく食べるとのこと。
ボストンの町で出会う人は皆、優しくてとにかくパワフルです。
その源はたくさんの食事から得られるエネルギーの量にあったのかもしれません。
彼らと渡り合っていくには、まずは食べる量から増やさねば!と、夫婦で思う今日この頃でした。