ILACトロント留学生による語学留学ブログ|トロントの『プライド』

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トロントの『プライド』

July 05, 2011


金曜日、7月1日は1867年に連邦が作られたことを祝う日、カナダデイでした。
首都オタワには英国ウィリアム王子とキャサリン妃が来たみたいです。
トロント市内でも各地で様々なイベントが催され、夜にはオンタリオ湖で花火を観ることが出来ました。
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そして日曜日、北米最大のゲイイベント、「プライド•パレード」が行われました。
Yongeストリートは封鎖され、約1万人が訪れるビッグイベントです。開始前はこんな感じ。
来場者は「ゲイ、レズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダー」のシンボル、レインボーフラッグを身にまとい、始まりを待っています。この日は最高気温30度と今年一番の暑さですが、トロントニアンはおかまいなしです。

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午後2時、パレードが始まります。
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参加者は音楽と、衣装(あるいは裸)と、ダンスと、そして水鉄砲で来場者を楽しませてくれました。

そして様々な企業や、公務員、大学、コミュニティーがスポンサードしているみたいです。中にはアーミーやネイビーの方、警察やTTCの方も参加していました。
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彼のダンスが一番でしたね。最高にノッテいました。
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そしてこの週末、最も批判されたのが、市長ロブ•フォード。
彼は、家族とコテージに行くということで、パレードはおろか、他のどのゲイ•イベントにも参加しませんでした。
フリーニューズペーパー『メトロ』にも、「唯一参加しなかった人物ロブ•フォード」なんて書かれていました。

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彼のお面を持った参加者多数です。多いに批判していました。
プライドパレードはトロントでは1981年に始まり、今年で30年目だそうです。
私の前にも、50代か60代くらいのゲイのカップルの方がいて、最前列でパレードを見ていました。
この人たちが若かったとき、きっとホモセクシャルはもっともっとマイノリティで、どんな思いだったのかなって、考えていると、このイベントは、どんなに尊いことかと考えさせられました。
(この人たちが昔どんなだったかなんて分からないんですけどね)

トロントには多くの人種が混在しているように、様々な価値観も認め合う土壌があるのでしょうか。



次の写真はゲイの子供を持つ家族のコミュニティー。この方々のメッセージを見たとき、涙が出そうでした。
親や家族に理解されることは、どんな人にとっても特別ですよね。
プラカードには"Coming out is hard for everyone. We can help"とあります。
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約2時間半のパレードは、マーチングバンドによって締めくくられました。トロントがとっても好きになる1日でした。