大学進学前に、ケンブリッジにあるベラビーズカレッジでのファウンデーションコースを約1年間受講しました。大学進学を目的として開講され、英語力の基礎を集中して身につけるのに最適なコースです。入学した頃の私といえば、会話はジェスチャーばかり。英語力には全く自信なし。しかし、このコースに通いながら、一方で、友だちとひたすら話し、使えそうなイディオムがあったら、その場で覚えて使いました。おしゃべりの最高記録は、カフェで5時間!修了時には友だちがびっくりするほど英語力が伸びました。
ところが、サンダーランド大学に入学して愕然としました。ケンブリッジで英語力に自信をつけたにも関わらず、ここにきて、周囲の人たちが何を話しているのかさっぱり聞き取れなくなったんです。クラスメイトは地元のイギリス人ばかり。しかも、どの授業も日本人は私一人だけでした。でも、そんな私のことをクラスメイトは、いつも気にかけてくれ、私も頑張れました。授業でわからなかった単語は辞書ですぐにチェックし、寮で復習。そしてフラットメイトと夕食の時に話したりすることで、かなり実力がついたと思います。
専門の授業は、主にメディアセンターで行われます。ここには、映画館やラジオ局、テレビスタジオなど、メディアに必要なものが皆揃っています。授業の半分は実習で、カメラ、音響、ライト・・・と、プロが使うものばかりです。ジャーナリズムの授業では、記事の要約、インタビューの仕方、レイアウトなどを学びました。おもしろかったのはショートハンド(速記)。覚えると、講義で使えるので便利です。このほか、ビデオプロダクションでは、5分の映画をグループで制作。アクター探しやロケーションまで自分たちでやったので達成感も格別。卒業と同時にNCTJというジャーナリズムの資格が取得できるのも魅力でした。
周囲は川や緑があり、キャンパスはモダンなつくりで、落ち着いた佇まい。先生もフレンドリーで、親身に相談にのってくれました。ちなみに、コンタクトにアポも必要なし。研究室をノックするだけでOK。しかも、Mr.やMrs.もつけず「ジョン?」みたいにギブンネームで呼んでいます。そんな環境のおかげで、留学生活はリラックスして、大好きな専門分野に打ち込むことができます。美しい風景、優しい人たち、どの国にしようか迷っているなら、断然、イギリスをおすすめします。