日本の大学から行く!海外留学

将来、海外で活躍できるグローバルな人材を育成するために、学生の海外留学を積極的に応援する日本の大学が増えています。高校卒業後、すぐに海外の大学に留学したいけど「いきなり留学する自信がない」というときに、日本の大学へ進学後に海外へ留学する方法を教えます!
海外留学をあきらめないで、日本でグローバルな自分になるための第一歩です。

国際教養大学
Akita International University

日本の高校生の皆さんへ

1年間の海外留学が義務!世界で勝負できる人になる

国際センター長 小幡浩司さん

国際教養大学は、秋田の自然豊かな環境の中にある公立大学です。
入学後は大学のすべての授業が英語で行われ、卒業するまでの間に1年間の海外留学を学生全員に義務付けている全国的にもめずらしい制度があります。

交換留学制度のため、日本の大学を休学や留年をすることなく世界各国の提携大学に留学をし、帰国後は次の学年へスムーズに進級できるので、トータル4年間で卒業することが可能です。また、日本の大学に支払う授業料のみで、私立も含めた世界各国の提携大学に留学ができるため、経済的にも学生の負担を抑えた留学ができることも大きな魅力です。

また、私共が海外の提携大学を選ぶ基準として、単純に「ランキングが高い」という理由だけではなく、学生の多様なニーズに親身になってサポートをしてくれる大学であることを条件にしています。そのため、すべての提携大学が学生にとって非常に魅力的で、その豊富な選択肢に多くの学生が目移りしてしまうことが大学担当者としては嬉しい自慢になっています。

そして、海外から国際教養大学に留学している学生の質の高さにもぜひ注目してください。
海外の提携大学とは「1名派遣したら1名受け入れる」という約束で、お互いに「質の高い学生を派遣しあう」という信頼関係が成り立っています。そのため、国際教養大学のキャンパスには世界各国から優秀な学生が集まり、その学生たちと切磋琢磨しながら『学ぶ』というパフォーマンスをよりレベルの高いものにしていけることも大きな魅力と言えるでしょう。

国際教養大学では、卒業生が『世界』に対応できるグローバルな人材として活躍できるように、常にモチベーションを高く学業に取り組めるような教育カリキュラムと学習支援を行っています。そして、今日本の企業が求めている「自分の言葉で自分を表現」できる、世界基準の適応能力を身につけたエキスパートが育っていくことを期待しています。


授業はすべて英語で行われる

クラスメイトとの会話も英語で

少人数クラスでしっかりサポート

入学から留学、卒業までのスケジュール例

スケジュール例

国際教養大学に入学後、半年から1年間は英語集中プログラム(EAP)で徹底的に英語力を磨きます。
その後、2年生から基盤教育(BE)と呼ばれる幅広い分野の基礎知識を学びます。基盤教育では、社会科学や芸術・人文科学、自然科学などから希望する科目を選び、3年生でグローバル・ビジネス課程(GB)または、グローバル・スタディズ課程(GS)のどちらかを選択します。

3年生の後期から約1年間、海外の提携大学へ留学しますが、最近では就職活動が早まっていることから早期留学制度を設けており、2年生の後期または、3年生の前期から1年間留学することもできます。

海外留学を安心して過ごせるように、出発前の準備段階から留学に必要な情報の提供やトラブル解決方法のアドバイスなど、国際教養大学ではきめ細やかなサポートを行っています。

先輩からのメッセージ&留学体験談

「留学して精神的にタフになったことが、就職活動で強みに」
国際教養学部4年グローバル・スタディズ課程 小林亮さん

国際教養学部4年 小林亮さん(写真右)

両親の仕事の都合で2歳から7歳までアメリカ、カリフォルニア州で生活していたので、英語は常に身近な存在でした。中学・高校でも英語は得意科目で、英語以外の多言語で学ぶことにも興味がありました。

そんな私に高校の担任の先生がすすめてくれたのが、国際教養大学でした。日本にも英語で授業を受けられる大学があることに驚き、詳しく調べてみると、必修で1年間の留学もできることがわかり、ここで学ぼうと決めました。

入学後、基盤教育科目を学ぶ中で外交分野に興味を抱くようになりました。そこで、留学先のアメリカ、ケンタッキー大学では「国際政治(World Politics)の授業に力を入れました。国際紛争の背景には、人種や宗教がかかわったりすることを事例とともに学ぶことで、日本では気がつかなかった視点が身についた気がします。新聞に書かれていない国際政治の裏にある世界の共通認識が見えてきたような・・・。

自分はどちらかというとまわりに気を遣う性格で、留学先で友達ができるか心配でしたが、アメリカに行ってみると、いい意味で「まわりなんか気にしていられない」。授業でもプライベートでもどんどん自分をアピールすることを求められる日々で、精神的なタフさも身につきました。これは就職活動でも大きな強みになりました。

就職活動の末、大手企業の内定を獲得。
先輩によれば、「世界中を飛び回れる仕事」とのこと。今からワクワクしています。

大学データ&留学制度


秋田空港から車で10分の広大な敷地

所在地:秋田県秋田市雄和椿川字奥椿岱193-2
創立:2004年4月
運営:公立大学
学生数:820名(約20%が海外からの留学生)
学部数:1(国際教養学部)
専任教員:46名(内、外国人教員24名)
クラブ・サークル:52団体


ココが自慢の安心ポイント!
  • 図書館とコンピュータ室は24時間・365日オープン
  • 言語異文化学習センター(LDIC)は35言語対応の自主学習施設
  • 徹底した少人数教育で学生:教員比率が16:1
  • 入学後1年間は全員学生寮へ、2年目以降も学生アパートを完備
  • キャンパス内の施設は渡り廊下で繋がっていて冬でも安心

約6.5万冊の蔵書を有する
24時間眠らない図書館

緑に囲まれた大きな窓のあるLDIC

大学と同じ敷地にある学生寮
●海外の提携大学/留学先
アメリカ、カナダ、メキシコ、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、ロシア、スイス、ドイツ、フランス、スウェーデン、ノルウェー、イギリス、オーストラリア、エジプト、モロッコなど35ヵ国、130大学以上
●留学条件・対象者
全学生が入学から2、3年後を目処に約1年間、海外の提携大学へ留学。
留学先は学生の希望と成績、TOEFL、専攻などを総合的に考慮して決定。
●留学の単位認定
提携大学で修得した科目の単位は、一定の条件を満たすことで国際教養大学の単位として認められる。
ただし、留学生向けの英語集中講座(ESLなど)、体育などの実技や実験の授業は単位認定の対象外。
●留学にかかる費用
国際教養大学の授業料(年間約69万円/2012年度)を納めれば、原則、留学先大学の授業料が免除。(一部提携大学では、別途徴収費用が発生する場合があります。) また、授業料以外に留学に必要な費用(航空運賃、海外旅行傷害保険、寮費、食費、教材費など)は学生の自己負担。

このページの掲載内容は2012年2月現在の情報です。学校の都合により予告なく変更される場合があります。
また、このページでご紹介している留学制度及び海外の提携大学に関する情報は、各大学へ直接お問い合わせください。


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