留学成功の秘訣

大学院留学体験者のケース

今月の成功者

-- Photo -- 河村慎太郎さん(27) 株式会社沖データ勤務

アメリカの大学院ではレジャー関連の課程を専攻していた事から、ホテルや航空会社に的を絞って就職活動。面接や説明会の度に飛行機で山口から上京しながらの遠距離就職活動だった。
人気業界という事や新卒でありながら当時26歳という事もあり厳しい状況からのスタートだったが、現在は国内大手メーカーの物流部門で新人ながら海外出張での打合せも任されるなど期待されている様子が伺える。
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成功のポイント 1.業界や職種に対しての視野を広げる事が出来た 2.職歴は無かったが人材紹介会社を上手に活用した 3.素直さと積極性
 
河村さんのステップアップ

1999年3月 22歳
関西外語大学 外国語学部 英米語学科卒業
1999年8月 22歳
渡米、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校付属
集中英語コース入学
2000年8月 23歳
カリフォルニア州立大学ロングビーチ校、ビジネスマネージメント専攻
2001年8月 24歳
同大学大学院入学、レクリエーションアンドレジャースタディズ専攻
2003年3月 26歳
帰国、東京で航空会社、ホテル分野で就職活動を開始
2003年6月
アデコ社の紹介にて沖データと面接
グローバルSCMセンターSCM企画チーム配属
3ヵ月後に正社員正式登用。北米、中米、南米、中国地域のロジスティックス(物流)を担当し現在に至る。
能力を生かせる職場を探すなら、留学生対象の人材派遣会社を利用するのも狙い目です。
アメリカの大学院でレクリエーションを学ぶ

いまだ買手市場の就職状況が続く中、多くの学生が、理想と現実との折り合いをつけるべく悩んでいる。ここに紹介する河村さんも、帰国直後は現在の仕事とは全く別業界への就職を目指していた。就職活動の間、彼の中にどんな変化が起きたのだろうか?

日本の大学で英米語学科を卒業後、カリフォルニア州立大ロングビーチ校への留学を実現させた。語学習得だけでなく、将来のためにカタチに残る留学にしたい。その手始めに、同校のビジネスマネジメントを専攻したが、友人の影響で、日本ではなじみのない「レクリエーション」という分野に興味を持ち始めた。

 

そして、そのクラス聴講がきっかけで、後に大学院のレクリエーション・アンド・レジャースタディ課程に変更した。

実践を重んじる大学院での授業は、ハードだが充実していた。そこで商業レクリエーションをはじめ旅行、ホテル、観光企画と、幅広く勉強した。 「アメリカの学校ってスゴイと思いますよ。例えば公園を新設する公共事業に、企業に混ざって僕らのような学生チームが、企画書を持って入札に参加できる。もちろん相手はプロだから当然かなわないけど、学生にも平等にチャンスが与えられるんです。」



英語力と海外経験に大きな期待をよせる

帰国した河村さんを待っていたのは、厳しい就職戦線。最初は航空会社やホテルに的を絞り、自分より3、4歳年下の学生たちと会社説明会に参加した。

彼のとった就活作戦でも特筆すべきは、人材紹介会社のカウンセリングを利用したことだろう。海外留学から戻った新卒の学生や転職希望の社会人に、個人の希望と能力に応じた就職先を斡旋するだけでなく、面接や履歴書など、就活に必要なマニュアルもカバーした。
河村さんの能力や適性などを考慮した末、カウンセラーが紹介したのは、海外に多くの販売会社を持つ大手日本メーカー。実はそこで聞くまで、企業名すら知らなかったという。最終的に、ホテルや航空会社から内定を受けたにもかかわらず、株式会社沖データへの就職を選んだ。

 

「面接では自分のことをストレートに伝えました。確かに最初の希望とは違っていたけど、面接官と話すうちに、会社の雰囲気と海外営業の業務に魅力を感じたんです。」

入社から半年が過ぎた現在、製品の生産から販売までの流通を担当するチームで北米、中南米、中国地域のロジスティクス(物流)に携わっている。海外販売会社の担当者からの問い合わせに英語で対応し、海外出張もこなしている。
「入社していきなり、アメリカ出張を命じられ、単身、関連会社での打ち合わせを任されるなど新人ではありえないほどの大きなチャンスに恵まれました。海外経験もあり、言葉・文化の異なる人たちとコミュニケーションをとれる、留学生だからこそ、会社は期待しているのかもしれません



キャリアカウンセラーが分析

  人材エージェントを利用する最大のメリットは、自分の強みや適性、知らなかった業界や職種等、プロのアドバイスをきっかけに『気づき』を得られる事。また、就職情報やHPなどではわからない企業の社風などをコーディネーターから聞けることも利点です。

ただし、エージェントを頼りきるのは禁物。河村さんの場合、希望していたホテル業界等の就職活動を独自に進めつつ、エージェントからも積極的に紹介を受けたそうです。その事で客観的に市場を捉える事ができ、納得のいく就職に結びついていると思います。また、素直にアドバイスを受け、何度も履歴書の修正をしながら活動を続ける姿勢が、担当カウンセラーに「どんな職場でも積極的且つ柔軟に対応していける人物」と評価されたようです。

実務経験の無い新卒者の場合は、仕事や会社をイメージで捉えがち。
憧れの業界や仕事でも、現実にはギャップはつきものです。
あまりにも特定の業界に拘りすぎると、入社や職業経験の機会を逃してしまう事もあります。終身雇用が崩壊した現代では、新卒での就職はゴールではありません。実際に働いてこそ見えてくる、自分の強みや適性も多いのです。それを常に意識し、ステップアップを目指して下さい。

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