留学成功の秘訣

語学留学体験者のケース

今月の成功者

-- Photo -- 天野真由美さん(25) 日伸海運株式会社勤務

小さい頃から憧れていた留学。「行けるとしたら就職する前の、今しかない!」と、反対する親を説得して、大学卒業後に3ヵ月の短期留学を決めた天野さん。ただ彼女の中には、「新卒でもないし、たった3ヵ月の留学で、帰国後に就職できるだろうか?」という不安があった。そこで、滞在中に情報収集。帰国後はすぐに「就活モード」に切り替え、弊社の就職セミナーに参加するなど、自ら積極的に動く。そして、英語必須・外国人スタッフも多い日伸海運の内定を獲得した。
↓
成功のポイント 1.自分から行動を起こし、解決したことによる自信 2.一つひとつのつながりを最大限に活かした 3.留学により精神的な強みを得ることができた
 
天野さんのステップアップ

2003年4月 23歳
中央大学法学部を卒業。自費で留学するためにホテルでのアルバイトを続ける。
2003年10月 23歳
サンディエゴの「Embassy English, San Diego」に3ヵ月の語学留学。
ホームステイ先に恵まれ、楽しい日々を過ごす。
2003年12月 23歳
帰国後の就職を考え、留学先から留学ジャーナルの就職活動サポートを活用。キャリアカウンセラーと頻繁にメールを交わし、カウセリングを受ける。
2004年1月 23歳
帰国。すぐに留学ジャーナル主催の「帰国者就職セミナー」に参加。講師だったアデコ株式会社(人材紹介機関)のコンサルタントに個人的に相談を始める。
2004年3月 23歳
アデコの紹介で、日伸海運株式会社に紹介予定派遣社員として採用される。
2004年9月 23歳
正社員として本採用となる。現在は経理部で活躍。
自分から動き、探し、アピールすれば就職の門戸は意外と開かれているものです
打たれ強くなったし、前向きになれた!たった3ヵ月でも、留学は私の一生の財産

語学学校より大学のほうがいいんじゃないか。たった3ヵ月では「留学経験」とは言えないのではないか。留学を前に、こんなふうに悩む人は少なくない。天野さんもそうだった。「もともと公務員志望で、留年までして試験を受けたんですが、ふと『私ってホントに公務員になりたいんだろうか?』という疑問を持ってしまって。その時に思ったのが、小さい頃から夢見ていた留学。23歳という若さがあり、しかも就職する前の自由な身分である今しか行くチャンスはない、と気づいたんです。たとえ3ヵ月でもいい。今行かないと、将来、絶対後悔するって」

3ヵ月という期間は、「自分で貯めたお金で行ける最大期間」だったから。そして、不安半分、期待半分で、初めてのアメリカへ。でも、サンディエゴに着くまでに大事件が!「シアトルで乗り換えの飛行機から降ろされて、何時間もロビーで待たされたんです。私、不安で不安で、思わず留学ジャーナルの24時間サービスに半ベソかいて電話をしました。『何が何だかわからない』って。そしたら、『その場にいるのはあなただけなんだから、勇気を出して誰かに話しかけてみて』と言われて……。そこで、近くにいた老夫婦に聞いたんです。「私は日本人で、今の状況がわかりません。ゆっくり説明していただけますか?』と。それでわかったんです。サンディエゴが史上最大の山火事で大変なことになっているって」。勇気を出した初めての会話。自分から動き出さないと、アメリカでは何もできないし何も始まらないことを、滞在先に着く前に天野さんは学んだのだ。

留学中、目標が3つあった。外国人の友だちをたくさん作ること、一人旅をすること、そして目の前の勉強に一生懸命打ち込むこと。でも3つ目の目標は3日目に挫折しそうになった。「英語が全然聞き取れなくて、先生に『下のクラスに変えてほしい』と泣きついたんです。そうしたら『あなたは力があるから、あと3週間ガマンしなさい』と。ホントに不思議なんだけれど、先生の言う通り、3週間目で、突然、聞けるようになったんです!」

 

ホームステイ先は、6歳の子供がいる素晴らしい家庭。でも、この家庭とめぐり合えたのも、天野さんが自分から動いたからだった。「最初のホームステイ先が少し変わっていて、ここではやっていけないと思った。で、ハウスコーディネーターさんに、変えてほしいと交渉したんです。ただ、やっぱり泣きながら(笑)。『私は英語の勉強があんなにできたのに、どうして英語でうまく説明できないんだろう』って情けなくて。滞在先ではホントにいろんな壁がありましたけれど、打たれ強くなったし、石橋を叩いて渡る生真面目な私が、いい意味で『自分で動けば、絶対に何とかなる!』という前向きさを身につけることができたんです」

楽しい日々はあっと言う間に過ぎる。10月に渡米した天野さんは12月を迎えたところで、帰国後の自分を考えるようになった。「不安でした。『新卒でたった3ヵ月の留学経験しかない私を雇ってくれるところがあるんだろうか』って。帰国までに時間もないし、今から動き出さないとダメだって自分を追い込むような形で、留学ジャーナルのキャリア相談にメールをお送りしたんです。キャリアカウンセラーの佐藤さんからすぐにお返事をいただき、メールのやりとりが始まりました」。このやりとりで、彼女は「就職する自分」を自覚し、帰国後すぐに就職活動をするモチベーションを得ることができたという。「佐藤さんからのアドバイスは手帳にメモして、いつも見ていました。『何が得意で、何が好きか、自分の棚卸しをして下さい』など、心に響く言葉がたくさんありましたから」

帰国後はすぐに、留学ジャーナル主催の就職セミナーに参加。そこで出会った人材紹介機関・アデコのコンサルタントにメールを送り、現在の仕事を紹介してもらった。帰国が1月末。就職先を紹介してもらったのが2月、採用が3月と、とんとん拍子だった。「留学中は『たった3ヵ月』と否定の気持ちもありましたけれど、帰国後は消えていました。なぜなら、精神的に成長して、語学力も身についた私がいるから。期間の長さに関係なく、留学は、留学した人にしかわからない『何か』がある。だから私は行って良かったと心から思います。就職先も、どんな小さなコネクションでもいいから最大限に活用して、自分から動き、アピールしていけば、厳しい世の中と言われているわりには募集もあるし、門戸を開いているところも多いんです。大丈夫。自分を信じて動けば、絶対に何とかなります!」



キャリアカウンセラーが分析

  天野さんとは、彼女が留学先にいる頃からメールでやり取りをしていました。帰国後のセミナーで初めてお会いした時に、天野さんはこんなことをおっしゃっていました。

「私の留学の目的は、もちろん語学習得は第一ですが、実は『自分を試したい』『自分自身を見つめなおしたい』という気持ちもあって留学したんです。 留学=語学習得・専門スキル習得という概念が意外と世間では強くて、留学する前は私の留学目的が『現実逃避』と思われるんじゃないかと不安でした。事実、当時働いていたホテルの上司に『どうして留学するの?』と尋ねられ、答えにつまってしまったんです。自分では明確な目的があっても、いい加減だと思われるんじゃないか・・・と不安でした。」

日本の大学生は一斉に就職活動をし、ほとんどが4月に入社するので、天野さんのように就業未経験で短期の留学をされるような場合、同じように悩む方は多いと思います。また、実際に企業の採用担当者の中には『現実逃避』なんじゃないか、と考える方もいると思います。その時に必ず聞かれるのが「なぜ、留学したのですか?」という質問です。そもそものきっかけはなんだったのか?「なぜ」を深く考えていくことは、就職活動をする際の、自己分析(自分は何に興味・関心があり、どんな得手・不得手があるのか)にも役立ちます。

お会いした時の天野さんには目に力があり、短期間でも『自分を試したい』という目的を達成し、『精神的な強さ』を身につけて来られたんだな、とはっきりとわかりました。事前のメールでのやり取りで、「そもそもの留学の目的」や「なぜ」が整理され、留学した意義を自覚されていたのかもしれません。

一般的に第2新卒と言われる25歳くらいまでの層の方に対して、企業は実務経験や専門性よりも『ポテンシャル(可能性)』を期待します。『ヒューマンスキル』、『人間力』などと言い換えられるようなもので、業界職種に限らず求められています。

留学するにあたって、どんな形態であろうと、まずは『自分の目的意識に自信を持つこと』。そして帰国後、チャレンジから体得した自信を、目や態度や言葉で伝えて欲しいと思います。

留学ジャーナルはココが違う!

1.40年以上の実績

あらゆる解決策を知り尽くした経験豊富なカウンセラーがお一人おひとりベストな留学をプランニング。

2.確かな情報力

1983年創刊「留学ジャーナル」は、日本で最も歴史のある留学情報誌。確かな情報のみをお届けします。

3.強力なネットワーク

UCLAやコロンビア大学など、海外の数多くの教育機関や、各国大使館との協力関係で帰国後までサポート。

留学ジャーナルカウンセリングセンター

  • 東京
  • 大阪
  • 名古屋
  • 福岡
  • 岡山

【フリーコール】0120-890-987

  • カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから 無料留学相談
  • 資料のご請求はこちら ご希望の資料を無料でお届けします
留学ジャーナルモノになる留学へ。
就職成功の秘訣 file04の紹介ページです。
短期留学や語学留学はもちろん、ワーキングホリデー、大学留学、大学院留学まで幅広くご紹介している留学ジャーナルが、皆さんの海外留学への思いをカタチに変えます。海外留学の実現は、留学ジャーナルで!