語学学校修了後に入学したのが、Sprott-Shaw Community Collage という専門学校の秘書コース。「実務が多いせいか、この学校は、『授業=仕事だと思って取り組みなさい』が基本姿勢。私も常にその意識を持っていました。例えば、いろんな課題が出たら、優先順位をつけて、周りとコミュニケーションを取りながら、着実に仕上げるとか」。ここでの勉強は、後の就職活動に大いに役立ったそうだ。「模擬面接をビデオに撮るような授業もあったんですけど、帰国後の面接が、授業とまったく同じだったんです(笑)」。勉強家の秋田さんは、現地でチューターをつけて、週2回の英会話のレッスンも受けた。「ここでは、トラブルがあった時の失礼にならない表現などを教えてもらって。でも、やはりカナダは日本とは違う。『カドが立つから言わない』という日本流ではダメ。自分の意志はきちんと主張するべきだってことも、とことん学びました」