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オーストラリアの基礎情報

自然環境
地球上で最も小さな大陸であると同時に、最も大きな島でもあるオーストラリア。大陸の総面積は約770万平方キロメートルで、日本の国土の約22倍にあたる。人々は実にのんびりと自然に溶け込んで生活しており、生活のリズムも自然のスケールの大きさも時には人々の考え方も、日本とは大きくかけ離れている。大陸の内陸部は砂漠など乾燥地帯が多いため、人々は東部の海岸地域と南西部の海岸沿いに主に住んでいる。そのため内陸には今もなお、古くからの自然環境が、人の手を介さないダイナミックな大自然を形成している。日本では人気のカンガルーやコアラをはじめ、オーストラリア大陸特有の生物も多い。海沿いに住む人が多いため、サーフィンやスキューバ・ダイビングなどウォーター・スポーツが盛んなところもオーストラリアの特徴といえる。また南半球にあるため、日本とは季節が逆となり、日本が夏の時期にスキーをしたい人、冬の時期に泳ぎたい人に最適である。なにより広大で美しい自然と、ゆっくり流れる時の中で、原点に戻り、自分自身を再発見したい、そんな人々の思いが、年々上昇するオーストラリア人気の原動力となっている。オーストラリアは6つの州と2つの特別区によって成り立つ連邦国家。
歴史・文化・習慣
オーストラリア原住民のアボリジニは、4万年以上も前からこの地で生活を営んできた。先住民のアボリジニの時代、イギリスの植民地時代を経て、国として独立したのは20世紀に入ってからで、オーストラリアはまだまだ新しい国だ。1970年代からは多文化主義政策がとられ、海外、特にアジアからの移民も増えている。そのため文化にはオーストラリアらしい心の豊かさと多文化国家としてのバラエティが反映されている。近年は日豪間の文化交流が盛んで、現在、数多くの姉妹都市提携が結ばれている。忙しい日本を離れてリフレッシュしたいという人には向いているだろう。文化・習慣はイギリスの影響を大きく受けているが、最近はアボリジニの風習も見直されつつある。
教育制度
オーストラリアの連邦制度では、教育行政は各州に運営が一任されている。教育システムは州によって若干異なるが、一般的には日本の小学校にあたる初等教育が6年間、中学・高校にあたる中等教育が前期4年、後期2年の計6年間。初等教育から中等教育の前期までの10年間が義務教育となっている。オーストラリアで最も古い大学は1850年に創立され、現在では39の大学があり、2校が私立大学、あとはすべて国公立大学。卒業までの期間は専攻によって異なるが、学士号を取得するには通常3~5年が必要とされている。留学生が大学へ進学する場合には、現地の高校卒業資格試験を受験して入学する方法、ファウンデーション・コース(大学進学準備コース)を経て入学する方法、TAFE(各州が管轄する公立の高等技術専門学校)に入学し、そこで取得した単位の一部を生かして大学に編入する方法などがある。大学での専攻としてはアジア学、熱帯海洋学など地域的特徴を生かしたものが多い。また、シドニーオリンピックで目覚しい活躍をした水泳チームなど、その科学的な練習法でスポーツ学も盛んだ。TAFEと呼ばれる公立の高等技術専門学校では、ファッション、旅行、ビジネス、アートなど幅広い分野を網羅する実践的なカリキュラムが組まれ、職業に直結した技術訓練なども行われている。期間は専攻によって6ヵ月~3年間。なお、オーストラリアの新学期は2月からで、学校によっては7月からも入学を許可している。英語教育は、大学やTAFEなどの付属コースと私立の英語学校で行われている。オーストラリアでは政府の許可を受けた英語学校は100校以上あり、英語を母国語としない人のための集中英語コースのことを、エリコス/ELICOS (English Language Intensive Course for Overseas Students) と呼ぶ。留学の目的を英語力上達に置いている語学留学派の人には、このエリコスへの留学をおすすめする。またオーストラリアでは、一般英語コース以外に地域性を生かした、英語とスキューパダイビングなどを組み合わせて同時に学ぶプラスαコースも多い。留学生の滞在方法はホームステイがほとんどである。
英語
オーストラリアはイギリス英語が基礎となり、文字のスペルや文法はイギリス同様。発音はイギリス流をベースに、オーストラリア独特の母音の発音が加わり、いわゆるオージー・イングリッシュができあがっている。Todayが「トゥダイ」と発音されることは有名。ちょっと古い映画になるが「クロコダイル・ダンディ」を見ると参考になるだろう。

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