エクステンションプログラム経験者のケース|高等教育機関勤務

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就職成功の秘訣

エクステンションプログラム経験者のケース
今月の成功者
芝原尚基さん (26歳)
高等教育機関勤務

大学院を1年間休学してカリフォルニア大学アーバイン校のエクステンションプログラムに留学した芝原尚基さん。世界中から集まるレベルの高いクラスメイトの中で、みごと最優秀賞を受賞した芝原さんのパワフルな留学生活とは?就職活動を通して、遠い昔に夢だった教育関係の仕事への思いに気づいたという芝原さんの就活ストーリーを聞いた。

成功のポイント
  1. 活用できるものは積極的に活用したこと
  2. 自分の強みや好奇心を大切にしてきたこと
  3. 留学中に語学だけでなくさまざまなことに挑戦したこと
芝原尚基さんのステップアップ
  • 2014年 4月 大学院1年生修了後、休学してアメリカへ留学
    カリフォルニア大学アーバイン校の付属集中英語コースを10週間受講

  • 2014年 7月 カリフォルニア大学アーバイン校のエクステンションプログラムでメディア&グローバルコミュニケーションズコースとマーケティングコースを各12週間受講

  • 2015年 1月 ハワイの旅行会社で10週間インターンシップを行う

  • 2015年 4月 帰国し、大学院2年生に復学。留学ジャーナルのキャリアカウンセラーに相談し、エントリーシートや面接、就職活動の進め方などを学ぶ

  • 2015年 4月 本格的に就職活動を開始。メーカー、スポーツ関係の企業、商社など興味のある企業の説明会に参加し面接を受ける

  • 2015年 10月 本命だった教育機関から内定を受ける

  • 2016年 3月 大学院を卒業

  • 2016年 4月 大学の国際部に所属し学生の留学サポート業務などを行う

「就活しながら見えてきた"本当に自分がしたいこと"。 留学は自分の価値観や強み・弱みを明確にしてくれました」

英語以外で勝負したエクステンションの授業。リーダーシップが評価され自信に

もともと留学したいという思いはあったが、大学時代はラクロスに熱中していたため機会がなかったという芝原尚基さん。念願が叶ったのは大学院に入ってからで、1年間休学し留学を決意した。留学先はカリフォルニア大学アーバイン校のエクステンションプログラム。大学で開講されている公開講座だ。ビジネスやツーリズム、英語教授法などコースは多岐にわたり、第一線で活躍する人が教鞭をとったり、学生同士が実際の事例をもとに討論やプレゼンをしたりと、専門的かつ実践的な内容を学ぶことができる。

「留学の第一の目的は英語力の向上でした。今後ますます英語を使う機会が増えるでしょうし、自分自身、多くの人や異文化と交流することが大好きなので英語の習得は必要不可欠だと思ったからです。また、海外で多様な価値観と出合うことで深みと幅のある人間になれるんじゃないかと。スポーツ好きなので本場アメリカでNFLやNBAを観戦したいという思いもありました」。

エクステンションの授業ではプレゼンテーションが毎週のようにあり、自分の意見を発表する機会が多い。英語で意見することが苦手な芝原さんは、毎朝6時前に起床し授業以外に1日5時間以上も勉強したという。授業では、個性的なクラスメイトに埋もれてしまわないよう、ものの見方のユニークさやユーモアセンス、リーダーシップを発揮することを心がけた。

印象に残っているのは、マーケティングコースのグループプレゼンでリーダーを務めたときのこと。チーム内は価値観の違いからたびたび亀裂が走っていた。芝原さんは、チームメイトと昼食を取りながら趣味の話をするなどそれぞれの性格を理解した上で役割を振り分け、一人ひとりの強みを引き出せるよう心がけた。また、仲間が一人で問題を抱え込まないように適宜ミーティングを開くなど、チーム内の結束を深めることに注力した。結果、論理的かつユニークなプランが提案でき、高評価を得た。このプロジェクトを通して、芝原さんは"多様な価値観を理解するコミュニケーション能力"と"協調性を重視したリーダーシップ"が評価され、最優秀個人賞を獲得した。

コース修了証の授与式にて。マーケティングコースを担当していた先生方と

「プロジェクトを通して学んだことは、英語はツールでしかなく大事なのは人の心を動かすことだということです。どう伝えれば理解し、共感してもらえるのか。意思疎通をスムーズに図るために、私はこう考える、なぜならこうだからだ、だからこうしようと思う、というように常に論理的に考え話すことを意識するようになりました」。

学校以外でも積極的に活動した芝原さん。カリフォルニア大学の学生とカンバセーションパートナーとなり、日本語と英語を教え合った。また、学校近くのカフェで仲良くなった50代の男性に英語の先生になってもらい、生の英語に触れる機会を作った。その男性とは今でも連絡を取り合う仲だ。

「英語の勉強だけなら日本でもできます。せっかく海外で生活するのですから英語だけではもったいない。留学中にしかできない出会いや経験などを大切にすること、それが留学の醍醐味だと思います。そのためにはやはり、留学前の英語学習が大切だと思います」。

過去の経験や決断の背景にある"自分の価値観"。それを追求してこそ納得のいく就職ができる

エクステンションプログラムを修了した後、ハワイの旅行会社で10週間のインターンシップを経験。帰国してから本格的な就職活動をスタートさせた。まず留学ジャーナルのキャリアカウンセリングを受け、エントリーシートや面接、就職活動の進め方などを聞いた。その後、興味のある企業の説明会に参加しながら、自分が何をしたいのかを考えつつ、どの業界でどんな仕事にアプローチするかの"軸"を固めていった。

「就職活動を始めた当初、教育関係の企業は見ていませんでした。自分の今までの人生を振り返って、強み・弱み・自分の価値観や大切にしていることなどを整理するうちに、昔、教育関係の仕事に携わりたいという夢を持っていたことを思い出し、最終的に今の仕事を選びました」。

自分のやりたいことや価値観を深堀りするのに役に立ったのが、多くの人に会って相談することだったという。

「自分はこう考えていて、今こういったところで悩んでいるということを友人や家族、先輩などに聞いてもらうことで、考えが整理され、自らの考えがより深くなりました。あまり人に頼りすぎるのもよくないかもしれませんが、人に考えを打ち明けるうちに、自分でも気づいていなかった自分が見えてくることもあります。就活の"軸"を固めるために大切な作業でした」。

国際部という留学などに関わる部署に所属している芝原さん

就職活動をしながら自分が本当にやりたい仕事を見つけた芝原さん。現在は高等教育機関で学生の留学に関わる部署に所属し、学生が成長できる環境をいかにして作るかを考えながら働いている。最後に、これから留学する人へのアドバイスをうかがった。

「就職活動では、"なぜ留学したのか"、"そこでどのような成長をしたのか"、"その成長が働く上でどのように生かせるのか"ということを必ず聞かれます。事前に留学の目的を設定しておけば、就職活動のためのとって付けたような言葉にはなりません。目的を持ってそれに向かって本気で努力した人の言葉には重みがあります。留学前に目的と目標をしっかりと設定してから留学することが重要だと思います」。

キャリアカウンセラーが分析

大学時代の部活動(ラクロス)やアルバイト、課外活動、留学、海外でのインターンシップなど、アピールできる経験が盛りだくさんだった芝原さん。逆にどの経験がアピールになるのか選ぶのが難しく悩んでいました。そこで、応募する企業や職種に合わせて、具体的なエピソードを簡潔、かつわかりやすくアピールするようアドバイスしました。また、自分自身の「強み」「経験してきたこと」や「やりたいこと」と、応募する企業の「特徴」「強み」「今後のビジョン」をそれぞれ書き出して、共通する点やアピールできる点を探し出し、そこで明らかになった共通点に絞ってアピールするとより効果的な志望動機になることもお伝えしました。

芝原さんには「どんな場面でも常にベストを尽くす向上心とコミュニケーション力」があります。留学中、インターンシップ中、就職活動中と、どんな場面でも「周囲の助言を参考に自ら方法を考え挑戦してみる⇒うまくいき成果に繋がる」というサイクルを繰り返してきました。そうすることで、「自分はできるんだ」という自分の持つ力に対する自信につながり、それがエントリーシートに反映され最終的に面接官にも伝わったのではないかと思います。実際、複数の企業から内定を獲得し、その中から「自分が本当にやりたい仕事」を選びました。

芝原さんは就活開始当初からやりたい仕事や企業を絞り込んでいたわけではありません。メーカーや商社を中心に幅広い企業を受ける過程で、業界や企業ごとの違いや特徴をより具体的に知るようになり、その中で自身の「教育関連」の仕事に対する思いに気がつき、最終的に大学で働くという仕事を選びました。

就職活動を続ける過程で、本当にやりたいことに出合い、就職活動当初希望していた業界や仕事とは異なる仕事を選ぶケースはよくあります。就職活動の選考ステップ(説明会、面接など)で、実際にその会社の社員に会って話を聞くことで、自分がどんな仕事に就きたいかの判断基準が変わっていったり、自分について深く考えるうちに、気付かなかった思いに気づいたりするからです。就職活動では、途中で軌道修正することも重要な作業です。やりたい仕事に辿り着く道のりは必ずしも一本道ではないので、途中で立ち止まることも、引き返して別の道に進むことも大切なのです。一番重要なのは就職活動を終えた時に、「他の誰でもない自分自身で自分の行きたい道を決めた」と思えるかということ。自分の人生は一度きりなので、もし選考過程で他にも興味のある仕事がでてきたら、その気持ちに目をつぶるのではなく、その可能性にも目を向けて、芝原さんのように本当に自分が納得できる形で就職活動を進めていってほしいと思います。

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