2009年6月24日

日加修好80周年親善大使に「MONKEY MAJIK」が任命されました

「MONKEY MAJIK」のMaynard(中央)カナダ人2名、日本人2名からなる人気のバンド、「MONKEY MAJIK」。日本とカナダの修好80周年を祝う2008年と2009年、日加修好80周年親善大使に任命され、6月17日にカナダ大使館で任命式が行われました。

任命式の際、流暢な日本語であいさつをしたカナダ人メンバーのメイナードは、1997年にJETプログラムの外国語指導助手(ALT:Assistant Language Teacher)として来日。青森で英語指導助手をしている時に知り合った仲間と「MONKEY MAJIK」を結成しました。もうひとりのカナダ人メンバーは、メイナードの弟のブレイズ。兄に誘われて日本に来たというブレイズも、任命式では英語と日本語で挨拶をしていました。

さて、このJETプログラム。日本にいると聞きなれないかもしれませんが、「語学指導等を行う外国青年招致事業」(The Japan Exchange and Teaching Programme)の略で、外国語教育の充実と地域レベルの国際交流の進展を図ることを目的とし、実施されています。

現在はカナダをはじめ、アメリカ、イギリス、オーストラリア、などの英語圏はもとより、フランスやドイツ、中国、韓国といった世界38ヵ国から2600人強の参加者を各地で迎えています。職種は外国語指導助手(ALT)、国際交流員(CIR)、スポーツ国際交流員(SEA)の3つ。メイナードが参加した外国語指導助手(ALT)が、JETプログラム参加者の90%以上を占めているそうです。

「MONKEY MAJIK」のメンバーと中央はJonathan T. Fried駐日カナダ大使毎年JETプログラムで500人強のカナダ人が来日するのと同時に、留学や、昨年より受け入れ枠が5000人から1万人に増えたワーキングホリデーを利用してカナダへ渡航する日本人も増え、日本人とカナダ人が交流するチャンスは広がっています。

メイナードは「『MONKEY MAJIK』は仲の良い仲間たちで自然に結成された」といい、日本人メンバーのディックは「ふだんの生活が小さな日加交流」といっていました。「MONKEY MAJIK」のような“自然な国際交流”の形は、日加修好80周年を迎えるのを機に、今後ますます増えていくことでしょう。

2009年6月12日

映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』出演の穂のかさんにインタビュー!

穂のかさん
6月13日(土)より全国公開される映画『The Harimaya Bridge はりまや橋』。 コロンビア大学大学院で映画を学んだアロン・ウルフォーク監督が、かつて英語教師として暮らした高知県を舞台に、日本の美しさや人間の温かさ、国境を越える家族の物語を丁寧に描いた作品です。

この映画の公開に先立ち、映画に出演された穂のかさんに、ご自身の留学経験や、英語でのコミュニケーションについてお話をうかがいました。

映画の中では英語のセリフはなかったものの、監督や主演のベン・ギロリさん、ダニー・グローヴァーさんと英語でコミュニケーションが取れたのがよかったという穂のかさん。その英語力は、小学校4年~6年にかけて2年半、ハワイにある現地の学校に留学していたときに身につけたものがベースになっていると言います。

「行く前は、(アルファベットの)大文字ぐらいしか知らなかったんです。言葉も、『ハロー』や『オッケー』が言えるくらい(笑)」。やはり、行った当初、まわりは現地の子供のみという環境で、何をいわれているかわからずに泣いてしまうこともあったそうですが、半年もすると困らない程度まで話せるようになりました。もちろん、学校のESLの授業を受けたり、家庭教師をつけたりと英語を集中的に学ぶ環境ではありましたが、その極意はズバリ“おうむ返し”。
「とにかく、友達に言われた言葉をそのままマネして返したんです。友達にはウケるし、自分は英語を覚えるし、これで結構上達したと思います。」

『The Harimaya Bridge はりまや橋』では知的障害のある少女の役を演じた。
『The Harimaya Bridge はりまや橋』では知的障害のある少女の役を演じた。
小学校6年生のときに、帰国。その後インターナショナルスクールに通った後、日本の中学校に転入しました。 それまで自然に英語で話す、考えるが普通だったのに、しばらくすると英語が出てこなくなり驚いたと言います。「英語を話す相手がいなくて、英語を使うことがなくなってしまったんですね。英語が自然に出てこなくなっていることに驚きました。これは良くないなと思って映画を(日本語の)字幕つきで見たあとに、英語字幕・英語音声で見たり、字幕なしのディズニー映画を見たりしていました。また、あまりに相手がいないので、犬を相手に英語を話すなんてこともしました(笑)。」

この映画の撮影中には、監督やスタッフと話すうちに英語力が戻ってきたという経験もしました。
「小さい時に体から覚えた英語は忘れないものだなあと。しかし、同時にこれから仕事で英語を使っていくには英語力をキープすることはもちろん、もっとアップさせていかなければならないと思いました。」

最後にこれから留学をしたいと思っている方にメッセージをいただきました。
「留学先では、伝えたい、理解したいという気持ちを強く持つことが重要だと思います。また、とにかく会話をして、単語も本で覚えるより、その場で相手に意味を聞いてニュアンスをわかったほうが自分で使うときに応用が効くので、とにかく現地の人との会話を大事にしてもらいたいと思います。」

今後は、英語圏の人だけでなく、アジアやヨーロッパの人とも一緒にワールドワイドに仕事をしてみたい!という穂のかさん。日本語や英語で演技されている姿を、様々な国で見られる日も近いかもしれません。


■穂のか
1989年7月生まれ、東京都出身。2007年よりCM、雑誌、PVなどで幅広く活動。『The Harimaya Bridge はりまや橋』が本格映画デビュー作品となる。父は石橋貴明氏。

高岡早紀、清水美沙ほか出演
高岡早紀、清水美沙ほか出演
『The Harimaya Bridge はりまや橋』
2009年6月13日(土)より新宿バルト9ほか全国公開

>>> 『The Harimaya Bridge はりまや橋』公式サイト