RJ こぼれ話
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留学ジャーナル2007年5月号

アメリカ・サンディエゴ取材日記


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触れ合いがある愛らしい町、サンディエゴ

取材の大半を過ごしたサンディエゴは、初めて訪れる町だった。アメリカ最南西端に位置し、メキシコ国境に接していることもあり、勝手に「ラフで明るくて半分メキシコ」というイメージをもっていたが、実際のダウンタウンは、愛らしい街灯のある、お洒落なストリートを中心に広がる町だ。

ロサンゼルスからは2時間程度、日帰りも可能な距離だが、渋滞だらけの大都会とは違い、ほどよく暮らしやすく動き回りやすいサイズなのがいい。そして、なんとはなしに感じる居心地のよさ。その原因にある日、気づいた。どのカフェやショップに入っても、出るときに必ず「Have a nice day!」と、ひとこと温かい挨拶を加えてくれていたのだ。滞在中、何度その言葉を聞いたことだろう。そんな言葉をかけ合う余裕をもてる、ちょっとゆったりめの豊かな時間を持てる人たちが、ここサンディエゴには暮らしているようだ。


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ダウンタウンからすぐのシーポートビレッジは海沿いの緑豊かな市民の憩いの場。   海沿いの北側はラ・ホヤと呼ばれる。町の中心から車で30分ほどののどかな土地。   ダウンタウンは店も多くてにぎやか。各国料理のレストランが多く、ショッピングセンターもある。
サンディエゴのもうひとつの顔は「軍事基地」

もうひとつ、ダウンタウンを取材して感じたのは、ここは軍事基地の町であるということ。別名ファイタータウンとも言われ、街並みの向こうに、当たり前のように軍艦が見えている。ひとつは大型空母・ミッドウェーで、今はその役目を終えてミュージアムとなっている。そして他に停泊しているのは、本物の軍艦だ。

ミッドウェーでは、退役軍人らしい人が、若いモンをひきつれて自慢話をしていたり、純粋に軍艦というものを見にきてその栄光に浸ったり?と、意外と多くの人たちが昼間から訪れていた。ハリウッド映画もそうだけれど、アメリカ人は、やはりこういうものが好きらしい。日本人だと見ると「ミッドウェーは横須賀にいたんだよなあ!」と話しかけられた。「えーっと、それは何をした船だっけ」と、こちらは頭の中で、あせって記憶をたどる始末。サンディエゴに行くときは、皆さんもミッドウェーの基礎知識は、頭に入れていくといいですよ。

(ということでマメ知識:滑走路そのものが砲撃基地となる巨大空母として1943年に起工。ベトナム戦争、91年の湾岸戦争などに従事し、計47年もの間現役を保った。83年に横須賀にアメリカ空母として初の本国外配備をされ、その際に核の有無などの点で反対運動が起きたりもしている。93年に除籍、民間に引き渡され博物館となった。ミッドウェー島とごっちゃにしないように。)


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大型空母・ミッドウェーは町を見渡すと常に視界に入るほどの大きさ。   ミッドウェーの最上階。中には戦闘機が何機も配置され、パイロットの人形も置かれてリアルな姿が見られる。   看板からも誇らしげな様子が伝わる。アメリカと世界との関係を考える瞬間だ。
町おこしをした? カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)

ふたつの顔を持つサンディエゴ。その発展に一躍かっているのが、University of California, San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校=UCSD)とCalifornia State University, San Diego(サンディエゴ州立大学=SDSU)だ。

軍事基地色が強かったものの、それ以外の景気は少々落ち込んでいたこの町。そこに通信機器関連やバイオ関連の企業が集結しはじめ、サンディエゴを活気づけた。企業が増えれば人が増え、人が増えれば店も増えて、町が活性化する。そのもとになったのが、世界に名高いスクリプス海洋研究所など、多くの研究機関を有するUCSDやSDSUの大学だ。これらの大学は科学技術やバイオロジーなどに強く、企業活動にも直結しやすい優れた研究に参加するために、多くの学生が集まってきている。

ちなみに下の、左の写真と真ん中の写真は、そのUCSDのシンボルでもあるガイゼル図書館。蔵書数は320万冊。ということは、日本の国会図書館の約半数の本が、この大学1校に納められているということだ。アメリカ名門大学の、その規模がうかがえる一端だ。今では産学協同、つまり大学と町の産業が結びついて活性化したよいモデルとして、国政からも注目されている。

留学ジャーナル編集部 毛利章子

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本誌の取材でも登場してくれた四ノ宮君。i-podを片手にとてもカッコいい写真がとれました。   ガイゼル図書館の中。入ってみれば、以外と普通?ところどころに置かれている机で勉強することもできる。   敷地が広大なため、学生数が多くても構内はガラガラ。しかしお昼時になると一気に人が校舎から出てきて、賑やかになる。
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