天気
昨日のブログでお伝えしましたが、最近とても温かくなってきたロンドン。
それでも昨日は雨が降ったり、
今日などは、朝、最高潮に晴れていて、
「よし!半そでに上着を羽織って出て行こう!」と日差しがさんさんと降り注ぐ中、
勢い良く出かけた矢先、昼から雨が降り出して冷え込んだり。
授業の初めに、そんな最近の天気について話していたら、
話が止まらなくなり、先生がイギリス人の天気観について熱く語ってくれました。
最近の天気について彼はこう語ります。
春になって、段々天気が良くなってくると、
最後に「もう一度だけ!」と言わんばかりに、冬の天気が2,3日間程毎年舞い戻ってくるそうです。
そして昨日今日の悪天候はそれだったのだと。
そしてそのような天気が続くので、この時期、イギリスでは、
傘、ジャケット、カーディガン、サングラス、全てを用意しておかなければならないと。
また、イギリス人の悲観主義天気観について彼は面白い話しを聞かせてくれました。
去年、おととしと、イギリスの夏は彼に言わせれば最悪だったそうです。
雨も多く、日差しの具合もそこまで好ましくなかったと。
そして、3年前はどうだったのかというと、その年は最高の夏だったと言います。
そしてその3年前の最高の夏は、その後の2年間の夏の引き換えだったのだと。
例えば、もし今日晴れたら、これはいつかの未来の悪天候の引き換えなのだと。
今日晴れているなら、いつか自分たちはこの天気の代償を未来で払うことになる。
('we will pay for this good weather')
絵に描いたようなイギリス人らしい発言に感心してしまいました。
イギリス人は天気を気にする人種なのだと、彼ら自信も主張しますが、
私自身、こちらに来て本当にそれを実感しました。
small talk、スモールトーク、という言葉があるのですが、
これは、会話を切り出す際の、初めの一言二言のこと。
スモールトークが今日の授業のように、もっぱら天気の話題なのは、言うまでもありません。
天気のことしか話題がないわけじゃなくて、
本当に天気がいい話題になるんだ!と言っていました。
昼と夜の寒暖の差ももちろん激しいイギリス。
これはクラブに行ったときの写真。これまた、外に出たら寒かったなー!ダウンジャケット持参でした。
フロアは踊れないくらい本当に混んでて、一曲でも踊ると汗ばむくらい暑くかったのに。
ちなみに明日は天気予報によると晴れ。ピクニックに行く予定です。晴れますように!