トロントの足
今週から3ヶ月目のクラスが始まりました。
新しいクラス、先生も生徒の面子も変わり、さあまた新たな日々の始まりです。
私に残された時間はあと4ヶ月。4ヶ月あると思うと、まだまだ行けるぞと力が漲ります。
今日はトロントの足の話題。
トロント市民の足は、TTCと呼ばれる交通サービスです。
TTCは地下鉄、ストリートカー、バスの3種類があります。
地下鉄は、東西と南北の主な2本からなり、
その他の地域はストリートカーとバスでカバーされています。
TTCの良いところは、MonthlyパスやWeeklyパスを購入すると、
地下鉄、ストリートカー、バス全てに乗ることができるところです。
また、普通に切符(チケット)を一度購入すると、Transferという紙をもらうことができ
それを持っていればチケットを買ってから一時間以内は自由にTTCの乗り物全ての乗換えができる
という制度もあり(1wayに限る)、とてもリーズナブルに移動ができます。
ちなみにMonthlyパスは$109で、チケットは$2.75です。
ストリートカーに乗るときは運転手さんのいる前の入り口から乗って、
お金を払ったりパスを見せたり、Transferをもらったりします。
降りるときは前後どの出入り口から降りても構いません。
ただQueenストリートでは人の出入りが激しいし、車内が混んでいるので、
パスやTransferを持っている場合は前の入り口以外から乗り込んでいいという(暗黙の?)ルールもあるようです。
ただたまにコントローラーというチケットをチェックする人が乗っていて(見たことはないですが)、
何も持っていないのに乗り込んだ人は降ろされるか罰金?がかかる場合もあるみたいです。
コントローラーが乗っていなくても、TTCの運転手さんがやたら細かい(か気が荒い)人の場合、
前以外の出入り口から乗ってきた人に対して、
「チケットを見せに来なさい、見せに来ないとストリートカーはもう一切動きませんよ」と言って、
沢山の人が乗っているにも関わらず、本当に一切動かないという状況にも遭遇したことがあります。
私はそのQueenStreetというストリートカーが通っている道路から
ちょっと入ったところに住んでいる為、毎日ストリートカーに乗って学校に通っています。
ストリートカーは線路(1本道)を進みます。そして、ストリートカーは、簡単に壊れます。
私は過去二回乗っていたストリートカーの前のストリートカーが故障して止まってしまい、
乗っているストリートカーが立ち往生するという事態に遭遇しました。
しかたがないので、ストリートカーを降りて違う方向から来るストリートカーと合流する停留所まで20分ほど歩きました。
歩いている途中で故障したストリートカーが私が乗っていたストリートカーに押されてひゅーっと通り過ぎていくのを確認しました。。。
また、さすがカナダと思ったのは、地下鉄Papeステーションにはバス停があるのですが、
そこは地下鉄に乗るときも、バスに乗るときもチケットのチェックがありません。
確かに乗り換えの人が多いとは言え、日本では考えられないおおらかな作りになっています。
まあこのようにTTCには色々逸話がありますが、
基本的には万事順調にトロント市民の足として活躍しております。
そして驚くべきことにTTCはかなり夜遅くまで動いています。
確かではないですが、ほぼ24時間だったと思います。
トロントの人たちはパーティー好きだからかなと予想しています。