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【保存版】オーストラリア留学に必要な持ち物リスト

# オーストラリア

# 留学準備

公開 : 2019.11.13

更新 : 2020.08.05

「日本からオーストラリアに何を持って行くべき?」と迷う人も多いはず。「必需品」「あると便利なもの」「不要なもの」の3つのカテゴリーに分けてご紹介していきます。また、2019年の移民法改正によって厳格化された「持ち込み禁止物品」についてもぜひご確認ください。

オーストラリア留学で必要な持ち物を選ぶコツ

オーストラリア留学に必要なものを持って行く方法は、留学期間が短期であるか、長期であるかによって異なります。数週間以内の短期留学の場合は基本的に海外旅行に行くときと同じ。スーツケースと機内持ち込み手荷物に入れるものを選びましょう。一方、長期留学の場合には手持ちの荷物に収まりきらない場合、小包にして郵送することもできます。

なお、オーストラリアでも生活に必要な物はほぼ何でも手に入ります。つまり「留学先で使うもの」をすべて持って行く必要はありません。また、現地で購入した衣類や雑貨などは帰国時には良い記念品にもなるはず。したがって、荷物は最小限にし、現地で調達できるものは現地で購入するのがおすすめです。

あるアイテムを持って行くかどうか迷ってしまったときには「これは日本でしか手に入らないものかな?」と自問しましょう。また、「オーストラリアでも手に入るかもしれないけれど、日本で買った方が確実に安価なもの」については、オーストラリアの通販サイトを使い、現地で入手可能かどうかやおおよその値段を確認してから決めましょう。意外と日本と大差のない価格で手に入る場合もあります。

荷造りは渡航の2ヵ月前からスタート!出発ギリギリに始めると、物によっては手配が間に合わない場合もあるからです。以下のオーストラリア留学の持ち物リストを使ってまずは必需品をひとつずつそろえ、その後、スーツケースの重量と空き具合を確認しながらその他の品を詰めていきましょう。

オーストラリア留学で必要な持ち物とは?

パスポートやビザ、航空券など、必須アイテムをご紹介します。なお、出入国の手続きに必要なものと貴重品は、スーツケースではなく必ず機内持ち込み手荷物へ。また、利用航空会社にもよりますが、スーツケースの重量と個数制限もあらかじめ確認しておくことを忘れずに。

●必須アイテム

・パスポート
日本出国にもオーストラリア入国にも必須です。パスポートの申請から発給までは通常1週間ほどかかるため、留学を決めたら早めに手続きを始めること。また、オーストラリアに入国するにはパスポート残存期間がオーストラリアの出国予定日まで必要です。留学中に有効期限が切れる場合は、必ず更新しておきましょう。

・電子渡航許可(ETA)または各種ビザ
まずはオーストラリア留学にあたってどのような種類のビザが必要かを確認しましょう。ワーキングホリデーの場合はもちろんワーホリビザを取得。90日間以上の語学留学や大学留学、専門留学をする場合には学生ビザが必須です。なお、90日未満の語学留学の場合でも電子渡航許可(ETA)を取得する必要があります。ETAはオンライン申請で簡単に取得できます。

・航空券
オーストラリアの主要空港ではスマートゲート(自動化ゲート)を導入しており、基本的に入国管理官への書類やビザの提示は不要です。そのため、電子渡航許可(ETA)で入国する場合でも、ワーホリビザや学生ビザの場合でも片道航空券で問題なく入国できます。ただし、短期留学の人は帰国日が決まっている場合がほとんどで、なおかつ往復航空券を予約した方が安くなるケースが多いので、往復航空券が無難な選択肢です。

・入学許可証
入学許可証は、留学先となる教育機関に入学金や授業料を払い込むと発行されます。大事な書類であるため、機内持ち込み手荷物として持参しましょう。

・滞在先の詳細が記載された書類
空港からステイ先への送迎を頼んでいる場合でも、滞在先の記載がある書類を必ず携行しましょう。

・留学保険証書
万一のケガや病気の際などに必要となる書類ですので、忘れずに機内持ち込み手荷物に入れておきましょう。

・現金
留学前に、現金やクレジットカード、現地銀行口座への送金など、どの方法でどの程度の金額を用意するかをよく考えておく必要があります。到着時にオーストラリアドルの現金が200ドル(約1.4万~1.5万円)程度はあると安心。ステイ先までの交通費やちょっとした飲食物を買ったりするお金です。日本円からオーストラリアドルへは日本の銀行や日本の空港などで両替が可能。旅慣れている人なら、現地空港の両替所で円からオーストラリアドルに両替したり、現地空港のATMでキャッシングしたりしてもOK。

・クレジットカード、国際キャッシュカード
オーストラリアは日本以上にカード社会で、とくにVISAとマスターカードがよく使われています。渡航前にこの2社のカードを1枚ずつ作り、紛失のリスクも考慮して別々に管理しておくのが理想的。渡航前に利用限度額を確認することと、引き落とし口座に十分な額を入金しておくこともどうぞお忘れなく。なお、長期留学の人はオーストラリアの銀行で口座を開き、銀行の発行するデビットカードを使って支払うこともできます。

・スマートフォン
日本でも日常的にスマホを使っている方は、充電ケーブルとモバイルバッテリーも併せてぜひ持参を。日本の家族や友達との連絡の他、調べ物や目的地への行き方の確認などに活躍します。通信方法は、日本の携帯ショップで相談して海外ローミングができるように設定しておくか、中期・長期留学の方ならSIMフリーの携帯を持って行ってオーストラリアの携帯会社でSIMカードを購入するのもおすすめです。

・常飲している薬
持病があるなど定期的に日本で病院にかかっている人は、留学中の治療や投薬について医師と相談しましょう。現地で同じ医薬品が購入できるよう、英文レターを書いてもらうこともできます。その他、解熱剤や胃腸薬など、飲み慣れているものがあれば持って行くのが安心。オーストラリア現地のドラッグストアでも気軽に購入できますが、日本のものとは成分が異なる場合が多々あります。

・化粧品類
短期留学なら日本から持って行くもので間に合うはず。オーストラリアの夏の陽射しは強いため、日焼け止めも必要です。長期留学でとくに敏感肌でない人は、当座の分だけを持参して、あとは現地で買い足すと良いでしょう。オーストラリアにはJurlique(ジュリーク)やAesop(イソップ)などのオーガニックのコスメブランドも多く、コスメ好きの人はいろいろ試すのが楽しみなはず!

・スペアのメガネやコンタクトレンズ
現地でもメガネやコンタクトレンズは購入できますが、メガネ派の人はスペアを1本、コンタクトレンズ派の人は少なくとも1~2ヵ月分は用意していくと安心。コンタクトレンズの洗浄液などのケアグッズは現地で問題なく購入できます。

・変圧器と変換プラグ
日本とオーストラリアでは変圧もコンセントの形状も異なります。ノートパソコンやスマホは幅広い電圧に対応しているものがほとんどであるため、充電を行う際には変圧器は不要。ただし、その場合でも変換プラグは必須ですのでお忘れなく。

次に、現地でも購入可能ながら、日本から持参すると便利なものもご紹介します。

●日本から持参すると便利なもの

・日本食
オーストラリアの大都市にはアジア系食材店があるため、日本のインスタントラーメンやカレールーなどが入手できます。しかし、日本で買うのに比べるとかなり高価で品ぞろえも限られているため、スーツケースに空きがある場合にはお気に入りの食品を入れていくと良いでしょう。おすすめはうどんや蕎麦などの乾麺と濃縮のめんつゆ、日本茶、せんべいなど。日本の飴やチョコレートもあるとホストファミリーやクラスメイトに気軽にあげられます。ただし、食品の持ち込みに関しては制限が厳しいため、後述する「持ち込み禁止物品」に該当しないか、よく確認してから購入しましょう。

・衣服
オーストラリアで衣類を購入することはできるものの、小柄な人はすぐにちょうど良いサイズのものが見つからない場合もあるため、少なくとも数日分の衣服は用意しておきましょう。現地ではカジュアルな服装の人が多く、高価なものを身に着けているとスリに狙われる可能性があるため、ラフなものをおすすめします。衣服は基本的にスーツケースに入れますが、万一のフライト遅延やスーツケースの紛失に備え、1日分の着替え(下着のみでもOK)は機内持ち込み手荷物に入れておくと良いでしょう。

最後に、「持って行かなくても良い」不要な持ち物をご紹介します。

●不要な持ち物

・ドライヤー
「毎日のヘアケアに欠かせない」という方も多いと思いますが、ヘアドライヤーなどは消費電力が大きく、たとえオーストラリア用の変圧器を使っても壊れたり発火したりする恐れがあります。「全世界対応」のヘアドライヤーなどを用意するか、現地で手頃なものを購入しましょう。

・アイロン
こちらもドライヤーと同じ理由で、オーストラリアでは使うことができません。そもそも、しわになりにくい素材の衣類を選べばアイロンを使わずに済みます。アイロンが必要な方は現地に到着してから購入することをおすすめします。

オーストラリアに持ち込めないものとは

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海外からオーストラリアに入国する際の「持ち込み禁止物品」もあります。例えば、卵や卵製品、ニュージーランド産を除く乳製品、サラミ、ソーセージ、ラード、魚肉ソーセージ(ラード使用のため)などの肉製品、内蔵と頭を除去していない魚製品、種子類や栗、ポップコーン、ナッツ類、生や冷凍の果物と野菜などが、持ち込みが禁じられています。また、食料品を持ち込む場合は、申告が必要です。念の為、何を持っているか口頭で答えられるようにしておきましょう。食料以外でも、切り花や球根、べっ甲や象牙の製品、木製の工芸品などは別途問い合わせや申告が必要な場合がありますので、ホストファミリーへのプレゼントなどを選ぶ際にも注意しましょう。「でも、スーツケースの奥にこっそり入れておけば見つからないでしょ?」「見つかったら没収されるだけでしょ?」と軽く考えるなかれ!オーストラリアは2019年に移民法の改正を行い、外国人が持ち込み禁止物品を入国時に所持していた場合、場合によってはその人のビザをはく奪し、入国を禁止することになりました。さらに、このような形でビザがはく奪された場合、その後3年間はオーストラリアビザを取得することができなくなります。

これは実際にオーストラリアの検疫で、外国から持ち込まれた肉製品からアフリカ豚コレラや手足口病のウイルスなどが見つかっており、仮にオーストラリアでこれらの病気が流行した場合には莫大な経済的損失が見込まれるからです。したがって、空港での荷物チェックはこれまで以上に厳しくなり、禁止物品が見つかればせっかく取得したビザも失効する可能性があるので、持ち込み物品には注意を払いましょう。

まず、食品の重量自体にも制限があります。固形食品は10kgまで、液体は10リットルまで、液状の濃縮食品は2リットルまで、乾燥食品は2kgまで、スパイス類は1kgまで。これ以上になると商業的な輸入と見なされる恐れがあります。

まとめ

いかがでしたか?リストを一つひとつチェックしながら準備を進めてくださいね。オーストラリア留学について詳しく知りたい方や、ビザ手配の代行を希望される方は留学ジャーナルカウンセリングセンターまでお気軽にお問い合わせください。

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