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奨学金情報|研究経験が積める理系大学生の短期留学

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公開 : 2020.12.01

更新 : 2021.05.10

理系大学生の留学は難しい、と考えていませんか?日本での研究との両立や留学するタイミングなど、不安要素が多く、なかなか留学を決断できない人も多いのでは。 今回は、理系大学生が夏休みを利用してアメリカの大学で最先端の研究を体験できる、中谷医工計測技術振興財団(中谷財団)主催の国際学生交流プログラムと、実際に参加した大学生の体験談を紹介します。

理系大学生こそ留学は"必要"

理系人材として世界で幅広く活躍するには、論文から情報を得たり、自分の研究を世界へ発信したりするためにも、英語力は必要不可欠なスキルです。留学を経験すると語学力の向上だけではなく、自分自身に付加価値をつけることができます。特に大学生のうちに留学をすると、以下のメリットがあります。

進学を含めたキャリアプランが具体的になる

留学を経験することで、海外大学の修士課程や博士課程への進学の道のりを知ることができ、今後の進路を具体的に考えることができます。

また、将来の選択肢が広がり、海外の大学院進学へ向けた準備や海外での生活をイメージしやすくなります。そして、研究者に必要な国際感覚が養うことができます。

さまざまなバックグラウンドを持つ人と交流できる

さまざまなバックグラウンドを持つ人たちとの交流によって、研究面だけではなく、日常生活の中でもさまざまな物事の考え方に触れることができます。広い視野を持つことは新しい発見や発想につながり、理系大学生にとっては特に大きなメリットとなるはずです。

また、留学を通してできた交流やつながりを帰国後も持ち続けることで、お互いを刺激しあう存在になったり、研究をするうえでのパートナーに発展する可能性もあります。

英語力がないというだけで、日本の大学で身につけた知識を生かせなかったり、最先端の研究を理解するのに手間取ったりしてしまうのはもったいないですよね。化学やバイオロジー、エネルギー開発まで、さまざまな分野での活躍が期待されている理系大学生こそ、「留学」という選択肢を考える必要があるのです。

【中谷財団】未来は育成と貢献から作られる

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国際学生交流プログラム(Nakatani RIES/ARIP)を提供している中谷財団は、 医工計測技術の発展を推進し、社会および生活の向上に寄与することを目指しています。また、若手人材育成のため、小・中・高校生の科学教育の振興を目的とした助成、大学生の留学サポートや、大学院生向け奨学金等の助成事業を立ち上げ、研究者の視野の拡大を図っています。

【Nakatani RIES】:海外の大学への短期留学を通じ、最先端の研究と生活文化を体験するプログラムの夏季インターンシップ。2021年度はアメリカ・ジョージア工科大学またはエモリー大学の研修生として、研究室に所属してリサーチを体験予定。修了者は春季インターンシップである、アドバンストプログラム(Nakatani ARIP)に応募が可能です。

最先端の研究と生活文化を体験できる「Nakatani RIES2021」参加者募集!
詳細はこちらから >>【中谷財団】国際学生交流プログラム

【Nakatani ARIP】:夏季プログラム(Nakatani RIES)での経験に基づき、自らの力で、より本格的な研究活動をアメリカの大学で体験する、春季の短期留学プログラムです。

将来的に、日本には優れた研究者や科学者がより一層必要となります。その期待に応えるためには、子どもの頃からの理系思考を育てるとともに、グローバルなニーズを捉え、自らのネットワークによって技術を高めていく力の育成が重要です。

中谷財団の国際学生交流プログラム(Nakatani RIES/ARIP)理系大学生に特化したプログラムで、必要費用の大部分が支給される点が強みです。研究体験ができる留学プログラムを知らなかった方や、留学のプランニングで悩んでいた方におすすめです。

理系大学生の短期留学体験談

640_480_12.jpg中谷財団の国際学生交流プログラムを利用して、ドイツ・カールスルーエ工科大学での夏季インターンシップ(Nakatani RIES)とアメリカ・ジョージア工科大学の春季インターンシップ(Nakatani ARIP)に参加した、大阪大学の松本かな子さんの留学体験談です。特に理系大学生が留学を考えるうえで気になるタイミングや語学力、メリットについても聞いてみました。

理系学部生対象の夏季インターンシップ「Nakatani RIES2021」参加者募集
詳細はこちらから
  >>【中谷財団】国際学生交流プログラム

体験者のプロフィール

名前 松本 かな子さん(大阪大学3年生 ※留学時)
留学期間

2019年8月11日~9月20日
ドイツ・カールスルーエ工科大学(Nakatani RIES)

2020年2月3日~3月24日
アメリカ・ジョージア工科大学(Nakatani ARIP)

過去に参加した先輩からプログラムを知る

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以前から留学に興味がありましたが、私は大学入学前まで"物理屋さん" (物理専攻)だったので、まずは大学で現在の専門分野である生物学の十分な知識を身につけようと思いました。留学は大学院進学後に考えていました。

2018年度に参加した大学の先輩が中谷財団の国際学生交流プログラムを紹介してくださって、このプログラムを知りました。研修費用から滞在費までのすべてが中谷財団負担で、夏季に1ヵ月、ドイツ(2019年度)に滞在でき(Nakatani RIES)、さらにそのうちの数名はさらに2ヵ月、アメリカに滞在できる(Nakatani ARIP)と知り、応募を決めました。

もともと海外の犯罪捜査ドラマをよく見ていて海外の研究機関というものに興味があったので、この機会を逃すわけにはいかないと心が躍りました!

事前準備は受け入れ先のラボの論文読みこみや専門用語の確認

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このプログラムに参加するまで、海外に行ったことはありませんでした。応募当時の英語力は、海外のニュースやドラマを字幕なしで7割程度、理解できるレベルだったと思います。

渡航直前まで自主研究(マウスの概日時計遺伝子(体内時計)と母性行動の関連性の研究)と学期末試験があったため、特に事前に英語の勉強はしませんでした。ただ、受け入れ先のラボが出している論文や研究分野に関連する論文をあらかじめ読み、専門用語のピックアップをしていました。

現地では、英語力についての不安はあまりありませんでした。聞き取れなければ"Sorry, what?"と聞けばいい、分からない単語があれば"What's ~?"と聞けばいい、と割り切って生活していたことが大きな要因だと思います。また、現地の人たちに英語が上手とほめてもらったことも、自信につながりました。

コロナ禍でオンライン授業を活用した研究活動へ移行

アメリカの滞在中に新型コロナウイルスの感染が拡大し始めたのですが、ジョージア工科大学の新型コロナウイルス対応は、迅速で明確でした。政府の緊急事態宣言が発令される前から、発令を見据えた段取りが掲示され、オンライン授業やソーシャルディスタンスを保った研究活動への移行がスムーズに行われました。

ZoomやBlueJeansなどのオンライン会議ツールも特に問題なく活用され、アメリカのオンライン対応の柔軟さには感動しました。みんな、程度の差はあれソーシャルディスタンスを徹底しており、人通りや車の交通量も一気に減っていました。

生活面では、食料品の確保には少し苦労しました。緊急事態宣言発令直後、アメリカでは物品の買い占めやスーパーマーケットの閉鎖が起きてしまい、毎日リンゴ、パン、卵ばかり食べていました。幸いにも滞在先の方が保存食を分けてくれたので、ひもじい思いをせずに済みました。

現地の学生は自分たちの社会にしっかりと目を向けていた

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現地の学生は日本の学生に比べ、政治やニュースに対する関心が非常に高いと感じました。2020年はアメリカ大統領選の年で、私がアメリカに滞在していた2~3月は予備選挙の時期でした。私と同年代の学生も各党、各議員に関する議論を頻繁にしており、自分たちの社会にしっかりと目を向けているようでした。

ラボに関しては、日本に比べると多くの若い人から構成されていると感じました。日本では博士前期課程修了後、就職するのが一般的な進路である一方、欧米ではPh.D.※1取得を目指す博士後期課程の学生やポスドク※2が多いです。

アメリカでは特にラボのメンバー間の仲が良く週末ごとに一緒に出かけたり、Happy Hourと呼ばれる飲み会を定期的に開催していました。年齢による上下関係がないことが、研究面以外の人間関係にも大きなメリットをもたらしていました。

※1 Ph.D.:Doctor of Philosophyの略。博士号取得者を指す。

※2 ポスドク:博士号(ドクター)取得後に任期制の職に就いている研究者や、そのポスト自体を指す。

異なるバックグラウンドを持つ人と交流できるのが海外研究の魅力

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ジョージア工科大学では三次元細胞培養法を用いてヒト乳腺上皮細胞のオルガノイド(人工ミニチュア臓器)を作製し、乳がん細胞の特性や浸潤メカニズムに関する研究をしていました。

私がジョージア工科大学でお世話になったラボのメンバーは半数以上が留学生でした。異なるバックグラウンドを持つ人たちと交流できる点が、海外で研究活動を行うことのメリットだと思います。私自身も研究面だけでなく、世界の文化などについて多角的な視野を得ることができました。

私のメンター(受け入れ先のラボでサポートをしてくれた先輩)を務めてくださった方が韓国人女性で、同じアジア人女性がアメリカで活躍する姿を見ることができたのは、将来、海外で研究活動をしたいと考えている私にとって、とても良い刺激となりました。

プログラムを通して、改めて自分の研究に向き合うことができた

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中谷財団主催の国際学生交流プログラムは、単なる海外でのリサーチインターンシップという枠を超えて、さまざまな経験の場を提供してくれます。このプログラムを通して、改めて自分の研究に対する考え方や興味の方向性に向き合うことができ、それが今の研究へとつながっています。

また、私にとって同じ志や悩みを持つNakatani Fellows(一緒に派遣された仲間たち)との出会いはかけがえのないものです。人格的にも優れ、グローバルな視野を持つ彼らは、私の世界を大きく広げてくれました。

英語が苦手だから、研究経験がないから、とためらわず、何事にも貪欲にチャレンジする精神、常に新たな学びにオープンである精神を持って、多くの方にこのプログラムに参加していただければと思います。

【理系大学生対象】夏季インターンシップ「Nakatani RIES 2021」参加者募集

海外の大学への短期留学を通じて、最先端の研究と生活文化を体験する夏季インターンシップ「Nakatani RIES 2021」参加者を募集します。アメリカのジョージア工科大学またはエモリー大学の研修生として、研究室に所属してリサーチを体験します。

学部生(1年生~3年生)のうちに研究体験ができるプログラムです。グローバルに活躍する研究者を目指す学部生が今後のキャリアを考え、広げることができます。

プログラムの詳細や申し込み方法はこちらから >>【中谷財団】国際学生交流プログラム

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