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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第69回(2017年11月)

文系理系問わず、留学経験は大きな強みになる!

空調機器メーカーとして国内シェア1位を誇り、「北米での戦略的M&Aと省エネ空調市場の開拓」、「アジアの主要国で販売店開発および市場ニーズにマッチした空調機の開発」、「冷房文化を自ら開拓した欧州での事業拡大」、「中国市場での新たな空調市場の創造とインバータ機の普及」など、常に一歩先を行く変革に挑み続けてきたダイキン工業株式会社。世界各地に拠点を置くグローバル企業として、留学経験者の採用にも力を入れている。人事本部採用グループで担当部長を務める東風晴雄さんに、これからのビジネスに求められるグローバル人材像を聞いた。

求められているのは、海外との橋渡し役"ブリッジパーソン"

田仲ダイキン工業といえば、世界一の空調メーカーとして誰もが知っているリーディングカンパニーで、留学生や留学経験者からすると、とても働きたい企業の一つだと思います。改めて、御社の事業内容についてお聞かせください。

東風当社の売り上げの大きな柱は、やはり空調機器です。そのほかにフッ素化学、油圧機器などの事業を中心に展開しています。現在の売り上げは2兆円規模で、そのうち75%を海外での売り上げが占めています。また、世界145ヵ国で事業展開しており、従業員が6万7000人、そのうち8割以上が現地で採用した外国人です。

田仲多くの日本企業が海外売り上げ比率を上げることを目標にしているなかで、すでに75%に達しているのはすごいことですね。御社の新卒採用は、半分以上が技術系の方になるのですか?

東風年によって変わりますが、今年は8割くらいが理系でした。今年は特に、IoTとAIの技術者を例年よりも100名多く採用しました。2017年4月入社までは、毎年コンスタントに技術系140名、事務系60名ほどを採用していましたが、そこから一気に技術系を100名増やしたので、8割近くになったという感じです。

田仲そうなんですね。そのなかで、理系のグローバル人材の採用の現状はどうでしょうか?

東風技術系は特に、将来海外で活躍したいという方の応募が多いですね。そのなかでも、「人とコミュニケーションをしたい」と営業に近い営業技術職を希望する方と、設計開発や生産技術などのモノづくりや、研究開発で成長したいという方と、大きく2つのタイプがあります。ダイキンの場合はどちらも海外へのキャリアパスがあるので、それぞれに合った職種で成長してもらえればと思いますね。

田仲なるほど。すると御社に応募される方は、もともとグローバル志向があり、語学力を持った方が多いのでしょうか?

東風そうですね、やはりグローバル志向の方が多いと思います。ただし、グローバルビジネスにおいて語学力は二の次です。よく「自分は英語が得意じゃない」と言う学生さんも来られますよ。しっかり愚直に目標に向かって邁進し、その道のプロとして専門性を身につける心構えがあることや、異文化間のコミュニケーションがとれること、現地のことにも関心が持てる、そういった好奇心旺盛で、自ら燃え上がっていくような方が、弊社の求める人材ですね。

田仲そうなんですね。どちらかと言えば文系の学生に「留学で英語力を身につけたい」と積極的に留学する方が多く、理系の方は「英語が苦手だけど就職を見据えて英語をできるようにならなきゃ」と留学する人が多かったように思います。しかしここ数年で、グローバル志向の理系の学生は増えてきましたね。

東風私もそう思います。特に技術系の方は、できるだけ早くスキルを身につけて、若いうちに海外に赴任したいという方が増えましたね。そうした流れのなかで、学生の留学への取り組み方や姿勢も変わってきていると感じます。留学や就職は、あくまでも通過点。留学を目的にするのではなく、自分の将来を考えるための手段として考えてほしいですね。

田仲なるほど。グローバルに成長を続けている御社ですが、今、一番力をいれているのはどの地域ですか?

東風当社として現在最も力を入れている事業地域はアメリカです。アメリカは空調の発祥の地であり、標準技術の世界規格も多くはアメリカで決まっていきます。やはりアメリカでナンバーワンになるのが真の世界一と考えています。ですから、そうした地域で事業を拡大し、ダイキンのプレゼンスとブランド力を上げていかなければなりません。そのための取り組みとして、今年5月、ヒューストンにアメリカでも有数の規模の巨大拠点をつくりました。アメリカのビルや住宅にダイキンの省エネ技術を搭載した空調機を普及させるとともに、ネットワークに繋いでビル全体や街全体を細かく制御することを目指しています。それにより、より快適で、より地球にやさしい空調を届けていきたいと考えています。

田仲そのヒューストンの巨大拠点は、生産・開発のための拠点なのですか?

東風そうですね。生産も開発も行っています。アメリカ向けの商品開発や技術開発を行っているのですが、前提として、空調という製品は他の分野と比べて、地域性があるんです。たとえば気候を例に挙げると、日本の場合は四季がありますが、熱帯地域にいくと夏しかないので冷房機能と除湿機能があれば十分です。あるいは寒い地域は暖房や給湯機能が必要になります。さらには建築様式の違いなど、地域によってニーズが大きく変わります。

東風また、趣味嗜好の違いがあり、例えば中国では金色の室内機が好まれたり、大きくて立派な室内機をあえてお客様に見せたりすることがあり、ダイキンブランドの知名度が高く、好んで使っていただいています。逆にヨーロッパに行くと、美観の観点で、スタイリッシュな室内機が好まれたり、室外機をいかに見せないかということが大事になります。

田仲地域ごとの違いがあっておもしろいですね。

東風地域にあった商品開発というのが事業を成功させる上で非常に大事で、ダイキンではアメリカだけではなく世界中にそうした生産・開発やマーケティングの機能を設けて、現地のニーズに対応しています。ただ、ベースとなる研究開発は日本にあるので、ベースモデルを日本で開発し、各拠点でアレンジ設計をするというやり方を取り始めています。その場合、当然現地の拠点は現地の従業員に頑張ってもらうのですが、その間をつなぐ「人」が必要になってきます。当社では"ブリッジパーソン"という呼び方をするのですが、まずは日本で技術を磨いて、ベースモデルをわかった上で、現地に行って現地従業員を指導・育成しながらアレンジ設計したり、マネジメントをしたりということをしています。

田仲ブリッジパーソンは大事な役割を担っているのですね。技術系だけでなく、事務系の方でもブリッジパーソンは求められているのですか?

東風はい、事務系に関しても、現地で経営を担っている日本人もそうですが、経営の現地化を進める中で、現地の外国人経営者をサポートする日本人も必要になってきています。現地の文化、商習慣、人事労務といった日本との違いを本社に伝えてもらったり、逆に本社の意向、例えばどういう理由でこの戦略を立てているのかといったことを現地の従業員がわかるように伝えたり、という役割がブリッジパーソンには求められています。ですからそうした異文化のわかる人、異文化コミュニケーションのとれる人がますます大事になってきているのです。

Haruo Kochi
PROFILE

こち はるお/ダイキン工業株式会社東京支社 人事本部採用グループ担当部長。
大学時代はNGO団体アイセック・ジャパンの活動に参加し、香港やタイの大学との連携やインターンシップ受入れ企業の開拓などを行う。現在は採用グループの担当部長として、海外拠点と連携して、ボストンキャリアフォーラムをはじめアメリカ、中国、シンガポール、インドなど、世界各地に自ら足を運んで現地のメンバーと共に採用活動を行っている。

2017年5月にはテキサス州ヒューストンにダイキンテクノロジーパークが完成

田仲 愛
株式会社留学ジャーナル
キャリアカウンセラー
商社勤務後、アメリカの大学院で教育管理学を学ぶ。UNESCOや国際協力NGO職員としての海外勤務経験や日本企業での勤務経験を活かし、これまでに3000人以上の留学希望者や留学経験者に対し就職セミナーやキャリアアドバイスを行う。JCDA認定CDA(キャリアデベロップメント・アドバイザー)

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