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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第55回(2016年3月)

グローバルな仕事の代表格、ファッション業界のいま

憧れの高級ブランドから、人気のファストファッションブランドまで、世界中を市場に激戦を広げるファッション業界は、まさにグローバルな仕事の代表格。ユニクロをはじめ、日本のブランドの海外進出も目立つ昨今、ますますグローバル人材へのニーズが高まっているという。ファッション・ディレクターとして、長年業界で活躍し、現在は学校法人杉野学園ドレスメーカー学院の院長を務める布矢千春さんに最新のファッションビジネスの現場について聞いた。

「グローバル感覚」は当たり前の時代

加藤パリコレやファッション誌など、海外発信のトレンドが大きく影響するファッション業界ですが、職業としてファッション業界を考えた場合、グローバル人材のニーズは高まっていると感じますか?

布矢ファッション業界に限ったことではありませんが、「グローバル感覚」は当たり前の時代です。留学をして、英語や他の外国語を学び、海外のカルチャーを吸収した経験は、ファッション業界で働く上で大きな強みになるでしょう。ただ、ファッション系の場合は、留学したらそのまま海外に就職したくなる人が大半でしょうね。

加藤1年くらい留学をして、帰ってきて就職・・・というパターンではないと?

布矢そうですね。ファッションの場合は、1年間の留学では、資格取得やスキルアップも中途半端になってしまうかもしれません。この業界でプロとして働きたいならニューヨークのFIT(ニューヨーク州立ファッション工科大学)やパーソンズ(パーソンズ美術大学)みたいな大学で学位取得をめざすのがいいでしょう。向こうの大学や短大を卒業すれば、OPT(現地での就労体験)のビザが取得できるので、働く経験もできます。そこまでやるとファッション業界が求める、本当に価値のある人材になれるでしょうね。ただ、FITのデータを見ていると日本からの留学は年々減っているようですが・・・。

もともと海外から情報が入ってくるカルチャー

加藤ファッション業界の仕事と海外の関連について、少し教えていただけますか?

布矢ファッション業界は、もともと海外から情報が入ってくるカルチャーですよね。まず、デザイナーやブランドの発表の場として有名なのが、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノという世界四大コレクションと呼ばれるファッションイベント。ここがファッショントレンドの発信源となります。

加藤コレクション会場に集まるのは、どんな人たちですか?

布矢バイヤーとジャーナリストが多くて、あと関係者や親しいセレブ、最近ではファッション系のブロガーも招待されていますね。

加藤世界中からファッションのプロが集まって、そして世界中に発信するわけですね。

布矢そうです。ニューヨークでもパリでも、コレクションに出展するには、現地でビジネスをしているかどうかが大きなポイントになります。コレクション参加者の人種もさまざまです。ANNA SUIはチャイニーズ系アメリカンだし、ユダヤ系をはじめ世界各国にルーツを持ったデザイナーも多いですよ。

加藤共通語はやはり英語ですか?

布矢そうですね。私はジャーナリストとして、ニューヨークコレクションに毎回参加するのですが、英語ができないと現地で取材ができないのはもちろん、コレクションチケットの申請すらできません(笑)。ファッションの最新トレンドを知るうえでは、英語は大きな武器になるのは間違いありません。

海外の製造現場に英語の指示書を送る

加藤作り手、売り手としては、どういう場面で英語が必要ですか?

布矢ご存じの通り、ファッション業界のものづくりの現場は、どんどん海外にシフトしています。昔は、デザイナーの隣に型紙をつくるパタンナーがいて、一緒に縫製指示書をつくっていたのですが、今では製造現場は海外という会社が増えています。そのため、最近のデザイナーには自分でパターンをつくって、海外の現場スタッフに向けた英語の縫製指示書を書くスキルが求められる場合もでてきています。

加藤デザイン画を描くだけが、デザイナーの仕事ではないのですね。

布矢すべてのジャンルではありませんが、海外生産をしているブランドでは、英語の指示書を受け取った商社が縫製工場などをコーディネートし、サンプルを仕上げ、やり取りを繰り返して生産に至るようです。もちろんバイヤーとして買い付けをする際に英語ができると有利なのは言うまでもありません。最近は、ユニクロをはじめ、多くの日本のブランドがアジアなど海外の市場にも進出しています。既存のマーケットだけでなく、消費市場が拡大しつつある新興国マーケットへの展開が期待できるのもファッション業界の強みです。それだけに、「英語なんてできて当たり前」という時代が来るのも近いかもしれませんね。

「やっぱりファッションをやりたい!」

加藤そもそも布矢さんがファッション業界をめざすようになったきっかけは?

布矢小さい頃から洋裁が好きで、中学生くらいには密かにファッションデザイナーになりたいという夢を持っていました。ただ、当時はそんな華やな世界で働きたいなんてなかなか口に出せない雰囲気で・・・。ひたすら雑誌を見ては憧れていましたね。その後、高校生になって、将来を真剣に考えたんです。そのとき、「やっぱりファッションをやりたい!」と思って、現在勤めるドレスメーカー学院(以下、ドレメ)のドレスメーカー養成科に進学しました。

加藤布矢さんの場合は、高校卒業後にドレメに進学してからFITに留学されたのですね。

布矢はい。厳密に言うとドレメを出た後、少しだけ商社でデザイナーとして働きました。

加藤FITは編入ということになるのですか? 

布矢日本の学校の卒業証明と成績を翻訳してもらい、編入の出願をしました。結局FITには2年間通って、ビジネスのための基礎知識やデザイン、広告などの知識を学びました。

学校で知ったファッション・ディレクターという職業

加藤ディレクターへの道を選んだのはどうしてですか?

布矢日本にいた頃から洋裁も絵も、好きではありましたが下手で・・・(笑)。ドレメの先生にも「あなたはビジネス系の方が向いている」と言われていました。もともと服装史とかファッションビジネスといった科目の成績がよかったので、服をつくるより、ビジネスとしてキャリアを積む勉強をしたほうがいいと思っていました。

加藤ファッションデザイナーをめざした訳ではなかったんですね。

布矢もちろん最初はデザイナーをめざしていました。でも、学校に入ったら上には上がいる。これはかなわないと早めに諦め、進路を変えました。当時、デザイナーにディレクションをする仕事があるのを学校の会報を見て知って、この道を極めようと思って、アメリカに乗り込みました。当時はファッション・コーディネーターと言われていましたが、現在はファッション・ディレクターが一般的ですね。

加藤ファッション・ディレクターとは、具体的にどんな仕事をするのでしょう?

布矢アパレルに勤めるならデザイナーやマーチャンダイザーに、流通系ならバイヤーにそのシーズンのトレンドを分析して会社としての商品の方向性をディレクションするのが主な仕事ですね。また、ショップだったら買い付けだけでなく、シーズンで展開する商品全体のイメージを考えたりします。有名なファッション・ディレクターはテレビや雑誌のインタビューに答えたり、広告塔の役割も担います。ルイ・ヴィトンは以前、村上隆や草間彌生とのコラボ商品をつくって、話題を集めましたが、こういうアイデアを考えるのがファッション・ディレクターの仕事。ブランド全体のイメージを具体的につくりあげる仕事といってもいいですね。

加藤次回は日本のファッション業界が求める人材について、さらに詳しく聞かせていただきます。

Chiharu Nunoya
PROFILE

ぬのや ちはる/学校法人杉野学園ドレスメーカー学院 院長。ドレスメーカー学院デザインアート科を卒業後、兼松江商にデザイナーとして勤務。ファッション・ディレクターを目指して、ニューヨーク州立ファッション工科大学、バルビゾンスクールに留学。卒業後、帰国。ファッション系コンサルタント会社の株式会社コルクルームに勤務後、株式会社ファッションブレーンを設立し、代表取締役に就任。その後、事業拡張のため、株式会社フォルトナボックスに社名変更。現在も学院長として多忙な日々を送りながら、ファッション・ディレクターの仕事にも従事。主にニューヨークと東京を中心としたファッション情報とトレンドカラー情報についての執筆・講演活動を行っている。

2016秋冬NYコレクション: Ulla Johnson
Photo ©MASA NAKANISHI
発表会はランウェイを歩くファッションショーだけでなく、市内に点在する会場で開催されている。ファッションビジネスで活躍する人たち、活躍の場を求める人たちが世界中から集まる、まさにグローバルな世界。
2016秋冬NYコレクション:Brock Collection
Photo ©MASA NAKANISHI
ファッションショーの会場には有名ファッション誌の編集者もいれば、フリーランスのライターや、最近では有名なファッションブロガーも増えている。ここから世界へ最新のファッション情報が発信される。

加藤 ゆかり
株式会社留学ジャーナル
代表取締役副社長
留学カウンセリング、手配業務、ツアー企画など名古屋支店での幅広い年代に対して、さまざまな形で留学支援を行った後、本社マーケティング部を経て今に至る。「留学でより豊かな人生を切り拓こう」がモットー。

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