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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第56回(2016年4月)

偏差値より情熱!語学力、海外ネットワークも強みに

憧れの高級ブランドから、人気のファストファッションブランドまで、世界中を市場に激戦を広げるファッション業界は、まさにグローバルな仕事の代表格。ユニクロをはじめ、日本のブランドの海外進出も目立つ昨今、ますますグローバル人材へのニーズが高まっているという。ファッション・ディレクターとして、長年業界で活躍し、現在は学校法人杉野学園ドレスメーカー学院の院長を務める布矢千春さんに、留学経験と最新のファッションビジネスの現場について聞いた。

異文化の中で「発信する力」が鍛えられた

加藤アメリカ留学で印象に残っていることはありますか?

布矢アメリカってさまざまな人種がいて、日本のような「あうんの呼吸」がない。全て言葉で説明して相互理解を得る。なので、プレゼンテーション能力がつきました。そういう空気を吸えたのはよかったです。あと、「やる気」をダイレクトに評価するアメリカの文化には感銘を受けました。アメリカでは、何かに挑戦して、それを発信しないと存在すら認めてもらえません。だから、学生はみんな常に失敗を怖れずに何かを発信しているんです。そう、失敗がぜんぜんマイナスじゃないんですよね、アメリカの学校では。

加藤授業では何か思い出に残る出来事はありましたか?

布矢こんな忘れられないやりとりがありました。授業で先生が、「ニューヨークタイムズ紙1ページ全面の広告費は約ウン百万円もする」と言ったら、学生のひとりが「そんな高いはずがない。ゼロがひとつ多い」と食ってかかったんです。そこで、先生が「じゃあタイムズ紙に電話かけて実際に聞いてみろ」と電話代を渡したんです。しばらくして学生が戻ってきて、「本当にウン百万でした!」と。日本人って先生の言うことを疑わないじゃないですか。「そうなんだ〜」ってなっちゃう。だから、アメリカで授業を受けて、思ったことを先生にどんどんぶつけて、議論しながら知識を身につける感覚を知りましたね。

加藤やはり異文化が交錯する場所では、「発信する力」が鍛えられますよね。

布矢そうなんです。だから日本の学生さんには、就職前にぜひ一度くらい海外で学ぶ経験をしてほしいですね。

ファッション業界はますますスピード重視

加藤ユニクロやH&Mのようなファストファッションブランドでの仕事となると、どうでしょうか。

布矢ファッション業界では、ユニクロのようなブランドをSPA(Speciality store retailer of Private label Apparelの略)と言ったりします。ファストファッションは、もちろんファストフードにかけているのですが、その名の通り、SPAのブランドは仕事のスピードがとにかく速い!通常、秋冬コレクションで発表された服は、翌年の9月くらいに店頭に並ぶものなのですが、一部のSPAブランドは有名デザイナーのアイデアをすぐにコピーして、1ヵ月ぐらいで商品化したりしてしまう。どうしてそういうことができるのかというと企画から製造、流通、販売までシステム化して行うから。これは、すごい企業力だと思います。

加藤ものすごいスピード感ですね。

布矢本当にそうです。ニューヨークコレクションなんて、数時間後にはWebで公開されてますから。ITの力というのもファッション業界では非常に重要なキーワードで、FITなんかでは、ファッションとITを融合したようなことを学べる大学院のコースもあります。こういったテクノロジーをどんどん取り入れるのはアメリカ的ですよね。私も最新のファッションの専門知識を学び直せるなら、もう一度留学したいくらいです。そもそも大学院でビジネスを学び直すという発想が日本にはまだまだ定着していないですよね。アメリカに比べるとそこは10年くらい遅れているかもしれません。

グローバル人材は慢性的に不足している

加藤日本の場合、一度就職した会社がいいところであればあるほど、それを辞めて留学するということに踏み出せない人も多い。例えば、日本の大学を卒業して、ファッション業界に就職した人が、FITなどに留学した場合、復職するのは難しくないですか?

布矢むしろ企業が「どうか戻ってきてください」と言うんじゃないでしょうか。今のファッション業界にそんな人がいたらどこでも就職できると思いますよ。語学ができて、ファッション業界にも詳しい人材は本当に貴重ですから。

加藤社会人の方でファッションが好きだけれど、新卒のときは一般企業に就職して、でもやっぱり好きだから、留学してファッションと英語を学んで、転職したいなんて人も実はけっこういます。異業種からファッション業界への転職という場合はどうでしょうか?

布矢語学ができるなら、未経験でもファッション業界で働くチャンスはいくらでもあると思います。ただ、ファッションの仕事もデザインから販売、企画、プレスなどさまざまです。そこで大切なのが、留学先でどのようなスキルを身につけてくるのか。なんとなく語学留学をしただけでは、転職後に厳しい現実が待っているかもしれません。

加藤なるほど。これは他の業界でも共通することかもしれませんね。

布矢余談になるかもしれませんが、アメリカの大学の学位は日本の大学院で認められないことがあるので要注意です。私もアメリカの大学を出たのに、日本で学芸員の資格を取得しようとしたらコースに申請できなくて、日本の大学であと2年勉強してくださいといわれてびっくりしたことがあります。

加藤私もそこには違和感を感じています。これだけ義務教育の現場で英語教育のニーズがあるのに、アメリカの大学を出ても日本で教員になれない※なんて、おかしいですから。日本も変わるかもしれませんよね。

※一部を除き、日本の教員免許状を取得するためには文部科学省が認可する大学の所定課程を修了しなければならない。

ファッション業界は実は門戸が広い

布矢社会人の方が留学するなら、何を学んでどう活かすかかなり周到に調べる必要があるということです。ですが、海外で学ぶメリットって、語学力や専門知識の修得だけじゃないんですよね。やはり異文化の中で自分なりのネットワークをつくった経験は大きい。留学経験者がいつの間にか身につけているコミュニケーション力や柔軟性って、社会のどこへ行っても役立つと思います。

加藤ファッション業界はまさに海外のネットワークが強みになりますからね。

布矢その通りです。あとファッション業界で働くメリットはいろいろあって・・・。まず、学歴のハードルが高くないこと。当たり前ですが、偏差値よりファッションに対する情熱が問われる仕事です。センスさえあれば、販売員からスタートして、本社の企画室に入ることだって夢ではありません。

加藤確かに店舗から本社に引っ張り上げられる事例は、他の業界ではなかなか難しいでしょうね。

ファッションはなくならない仕事

布矢だからといって、ガチガチの職人の世界でもないんです。特に女性にとっては、キャリアアップしやすい環境があると思います。

加藤最後にファッション業界でグローバルに働きたい学生や社会人のみなさんにメッセージをお願いします。

布矢ファッションは「衣・食・住」のひとつであり、人々は四季が巡る度に毎年服を買い続けます。つまり、ファッションの仕事は、人間が存在する以上はなくなることがありません。語学力や国際感覚など、留学で培った強みを活かして、ぜひファッション業界を盛り上げる仕事に就いてください!

Chiharu Nunoya
PROFILE

ぬのや ちはる/学校法人杉野学園ドレスメーカー学院 院長。ドレスメーカー学院デザインアート科を卒業後、兼松江商にデザイナーとして勤務。ファッション・ディレクターを目指して、ニューヨーク州立ファッション工科大学、バルビゾンスクールに留学。卒業後、帰国。ファッション系コンサルタント会社の株式会社コルクルームに勤務後、株式会社ファッションブレーンを設立し、代表取締役に就任。その後、事業拡張のため、株式会社フォルトナボックスに社名変更。現在も学院長として多忙な日々を送りながら、ファッション・ディレクターの仕事にも従事。主にニューヨークと東京を中心としたファッション情報とトレンドカラー情報についての執筆・講演活動を行っている。

Fashion Institute of Technology
ニューヨーク・マンハッタンの中心地にあるファッションビジネスの専門大学で、講師陣には現役のファッション業界人も多い。グローバルキャリアを目指す修士コース(Global Fashion Marketing)には現在まで毎年1名の日本人奨学生募集が行われている。
2015年11月に開催された第3回FIT大学院GFMコース説明会。奨学金を提供しているファーストリテイリング社の会議室で開催された説明会には60名を超える学生や社会人が参加。布矢さんもFITの卒業生として登壇し、ご自身の留学経験や仕事の話、留学の意義について語った。

加藤ゆかり
株式会社留学ジャーナル代表取締役副社長
留学カウンセリング、手配業務、ツアー企画など名古屋支店での幅広い年代に対して、さまざまな形で留学支援を行った後、本社マーケティング部を経て今に至る。留学ジャーナル別冊「海外の大学・大学院留学完全ガイド」プロデューサー。

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