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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第54回(2016年1月)

留学は多様な人々、多角的な意見に出あう最高の舞台

1897年創刊で、現在発行されている中で最も歴史のある英字新聞『The Japan Times』。ここで編集責任者を務める大門小百合さんは、高校時代、大学時代にそれぞれ1年以上の留学を経験し、ジャパンタイムズ入社後にもハーバード大学の大学院に留学した経験を持つ。留学で得た経験は、国際ジャーナリストの仕事の現場でどのように役立っているのか。また、英語で情報発信をするジャーナリストの目に現在の日本人学生たちはどう映っているのか。ご本人の留学体験から現在のお仕事まで詳しく伺った。

The Japan Timesの多面的な「一面会議」

加藤大門さんは、編集責任者ということで、社員の採用を担当なさることもあると思いますが、最近の日本人学生を見ていて何か感じることはありますか?

大門これは採用担当者というより、英字新聞で働く者として、日常的に海外の情報を発信しながら強く感じることなのですが、日本人の若者はもっと海外の報道に触れるべきですね。インターネットで欧米各国の英語ニュースに目を通すだけでもまったく違う情報が飛び込んでくるのを実感できるはずです。同じ事件でも日本と海外でまったく違う捉え方をされていることもあります。例えば、2010年にアメリカでトヨタのリコール問題が大々的に報道されていたとき、邦字紙の初期の報道では小さく記事が載るだけでした。

加藤興味深いお話です。例えば、日本から世界に英語でニュースを発信するThe Japan Timesでは、どのように記事を選ぶのでしょうか?

大門新聞社には、必ず紙面のトップを飾る一面のための会議があります。デスクと呼ばれる編集者たちは、毎日その日の一面のメニューを決める会議に出席して、「これはぜひ一面に出したい」というものを持ち寄るのです。 邦字紙の場合、「一面会議」出席者の多くは日本人の男性管理職クラスが占めると聞いていますが、The Japan Timesでは、アメリカ人やイギリス人などの外国人編集者、さらに女性の編集者も出席する多様性豊かな会議です。 例えば、8月15日の終戦記念日の一面会議では、靖国神社に参拝する人たちをどう紙面で取り上げるかで外国人・日本人編集者の間で議論になることがあります。外国人編集者はだいたい決まって、海外の通信社が送ってくる旧日本軍の軍服を着た人たちが参拝する写真を掲載しようとします。確かにインパクトはあるのですが、それでは「日本にはまだ軍国主義が残っている」と海外の人が誤解してしまうかもしれません。

加藤確かに違和感を感じますが、外国人記者の感覚からすれば、それも日本で起こった真実なんですよね。

大門どの写真も終戦記念日に靖国神社で撮影されたのは事実なので、反論は慎重にする必要があります。もちろん、一般的な日本人はそんなふうには参拝しないので、「軍服」の写真掲載は妥当でないと丁寧に説明すれば、相手も納得してくれます。 このように「一面会議」の議論がヒートアップすることは日常茶飯事ですが、その度に新たな発見があるので、私にとっては貴重な時間です。

加藤学生同士の国際交流が活発化する今こそ、大学生もそのような議論の場をもっと持つべきでしょうね。

大門そう思います。そして、様々な文化を理解して自分の意見をしっかりと持つことはジャーナリストに限らず、これからの社会では大切な要素だと思います。英語力もそうですね。

加藤確かに英語力もこれからは、今以上に必要とされる仕事が増えていくでしょうね。

大門英語はすでに特別なスキルではなく、基本的な能力として捉える企業も多くなっているんじゃないでしょうか。私自身も高校・大学時代の留学をはじめとした学生生活だけでなく、社会人になってからも英語のおかげで広がったチャンスが多いと感じています。世界のジャーナリストと一緒に勉強するという大きなチャンスに恵まれたアメリカ留学も英語ができたからです。一方で企業が海外取引する機会は増え、世界情勢をいち早くキャッチしないと生き残っていけない場合だってある。インターネットの世界では、圧倒的に英語の情報量が多いんです。日本語だけで生きているとほとんど知られていない情報が世界の常識になっていることがたくさんあります。海外では当たり前の話なのに日本では知られていないことも結構あるな、と。それではビジネスでも損してしまいますし、海外の情報に敏感でないとこれからの社会や会社で生き残っていけなくなると思います。

加藤メディアは特にそうですよね。海外で起こった出来事が英語に訳されるのを待っていたら仕事にならないというか、偏った記事になってしまう恐れもあるでしょうね。そうしたことを考えると、The Japan Timesは働く環境がグローバルだから英語力と異文化理解というのは大切な要素であることは間違いないと思いますが、一般的に考えて、ジャーナリストになろうとする人には、どんなスキルや能力、マインドが必要でしょうか。

大門まず体力です(笑)。そして、人や物事に対して常に興味を持ち、もっと知りたい、伝えたいという気持ちを持つことが大事だと思います。

加藤The Japan Timesの採用条件はどうでしょうか。新卒採用や中途採用によっても求めるスペックは違ってくるかもしれませんが、例えば記者や編集を目指す場合、新卒募集はされていますか?また中途募集はどうでしょうか。

大門現在は定期的な新卒採用・中途採用は行っておらず、中途採用も人員の空きが出た場合のみ実施しています。ニュースを扱うので、絶えずアンテナを張り巡らせて、物事を多角的な視点で捉える力が必須ですね。

加藤アンテナを張ることは、やりたい仕事に巡り合うためにも必要なことですね。それでは最後に大門さんから読者のみなさんにメッセージをお願いします。

大門多種多様な人々に出会い、多角的な意見に出合う最高の舞台となるのはやはり留学でしょう。インターネットで海外の情報を得るのも大切なことですが、やはり直接人と話して、ぶつかり合ったり共感したりすることで学ぶことが多いと思います。 日本から飛び出して、さまざまな価値観に触れることは、将来の生き方にも大きな影響を与えてくれるでしょう。その点で、将来何をすべきか迷っている人こそ、世界に飛び出して、日本では体験できない、海外でしか得られない刺激を受けてみるべきだと私は思います。 留学は「新しい自分」と出会うチャンスも提供してくれるはずです。

Sayuri Daimon
PROFILE

だいもん さゆり/株式会社ジャパンタイムズ執行役員、編集担当。上智大学外国語学部卒業後、1991年にジャパンタイムズ入社。報道部の政治、経済、産業担当記者などを経て、The Japan Timesの編集責任者に就任。高校時代、大学時代に海外留学を経験。ジャパンタイムズ入社後の2000年にも「ニーマンフェロー」として、ハーバード大学に1年間留学した。著書に『The Japan Times報道デスク発 グローバル社会を生きる女性のための情報力』(ジャパンタイムズ)、『ハーバードで語られる世界戦略』(光文社新書/共著)などがある。

The Japan Timesがグローバルな活躍を志す女性向けに発行している情報誌

加藤 ゆかり
株式会社留学ジャーナル代表取締役副社長
留学カウンセリング、手配業務、ツアー企画など名古屋支店での幅広い年代に対して、さまざまな形で留学支援を行った後、本社マーケティング部を経て今に至る。留学ジャーナル別冊「海外の大学・大学院留学完全ガイド」プロデューサー。

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