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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第63回(2017年3月)

チャンスを生かして一歩ずつ進めば自然と道は拓ける!

海外で働くという夢を抱きながらも、現地での就職事情がわからずに二の足を踏んでいる、という人は意外と多いはず。アメリカの大学院を卒業した後、そのまま現地に残り働くという道を選んだ野添彩さんは、法律事務所で移民法に関する実務をこなす一方で日本の学生や社会人を対象にしたプログラムをコーディネートするなど、アメリカを舞台に活躍されています。しかしここまでくる過程では、一筋縄ではいかないことも数多く経験されたのだとか。日本人がアメリカで働くときに直面する実情について、ビザの取得事情も含めてお話を伺いました。

さまざまな仕事を経験したからこそ、今の自分がある

田仲現在はどのような仕事をされているのでしょうか?

野添ふたつの仕事をしています。ひとつは法律事務所のパラリーガル(弁護士の補助業務をする人)として、アメリカビザや永住権申請など主に移民法専門分野のお手伝いを。もうひとつはコンサルタントとして、ボランティアやインターンシップを通じた国際交流プログラムのコーディネートをしています。現在注力しているのは、メキシコでのインターンシッププログラムの準備です。

田仲メキシコでのインターンシップですか。おもしろいですね。

野添はい。もともとはメキシコに進出している日系企業の方から採用人事の相談を受けたことがきっかけだったのですが、あちらには多くの日系自動車会社がアメリカから移転して、それに伴った関連企業が進出しているので受け入れ需要があります。もちろんスペイン語ができるにこしたことはないのですが、英語と日本語ができればなんとかなります。もっと言えば、英語にはあまり自信がないけど海外で働いてみたいという方でも大丈夫です。紹介する企業は比較的治安が良い場所にあるので、良い経験ができると思います。

田仲アメリカ国内でのインターンシップ需要はどうですか?

野添ニューヨークにはかなりありますね。日系企業は特に人が欲しいようです。日系企業は日本語環境だからと敬遠する学生さんもいらっしゃいますが、インターンシップは仕事の実践経験を積むことが目的と考えれば、仕事を覚えるにはメリットがありますし、社外に対しては英語を使う必要がありますし、英語力を生かすことは十分可能です。

田仲インターンシップで求められる人材とは?

野添Web開発のための下準備、旅行会社が運営するサイトの更新、不動産の物件リサーチ、営業活動のアシスタント業務など、戦力としての業務を任せられることが多いので、実際に動いて情報を集められる人が求められています。

田仲最近は日本でも大学生のインターンシップが盛んですが、日本の場合は就職活動前の企業体験という意味合いが強いようです。アメリカとは少し違いますね。

野添そうですね。アメリカでも企業体験インターンはありますが、多くはインターンシップにもそれなりの即戦力が求められます。企業にとっては人材を見る機会でもあり、たとえ留学経験がなくても、日本でキャリアを積んでアメリカでも活かせるスキルを持っていれば、仕事を得られるチャンスはしっかりありますよ。

田仲ところで、野添さんも初めは留学生だったとお伺いしていますが、どこで何を勉強されたんですか。

野添日本の大学を卒業して少し働いた後、ペンシルバニア大学の大学院に留学しました。専攻は異文化コミュニケーションです。その後、ニューヨーク大学に移って第二言語教授の日本語を専攻し、日本語を第二言語として教えることについて学びました。

田仲アメリカでのキャリアは何年くらいになりますか?

野添インターン期間も含めると12年が経ちました。最初は卒業後すぐに日本に帰る予定だったのですが、在学中に偶然、ペンシルバニア大学の語学学校でアシスタントとして働かせてもらえることになりまして。そこで事務手続きや留学フェアの準備といった仕事をしているうちに、部下の働きを正しく評価してくれるアメリカの風土に惹かれて、帰国せずに残ることにしたんです。しかし、ここで大きな壁にぶつかりました。テロ事件の後で留学生が減り、大学の予算カットも影響して、就労ビザを申請するためのスポンサーをしてもらうのが難しくなったんです。それに私は学生にI-20(入学許可証)を発行するDSO(Designated School Officer)として働きたかったのですが、これは永住権か市民権を持っていないとできない仕事だったのです。

田仲永住権や市民権がなくて、先に進めなかったと。

野添はい。そこで、卒業後1年間の就労を体験できるOPT (Optional Practical Training)制度を使って、さまざまな仕事をしました。留学サポートの仕事をしたり、ニューヨークの高校で日本語を教えたり・・・。

田仲ニューヨーク大学で第二言語教授を学んだ経験が生かされましたね。

野添はい。高校で臨時のポストが急に空いたので、OPTの期間中だった私が引き受けました。その後はフィラデルフィアにある留学フェアを企画実施する会社で少し働いたりもしていましたが、ビザや就職に関するセミナーを開催していたときに出会った弁護士の先生とのご縁で、OPTの期間が切れる1週間前というギリギリのタイミングになってニューヨークの法律事務所に拾っていただき、マネージャーというポジションでキャリアをスタートさせました。

田仲専攻の異文化コミュニケーションや教育とは関係がなさそうに見える、法律事務所に就職したのですか。

野添そうですね。法律事務所で移民法の知識をつければ、将来的にDSOになったときに、F-1やJ-1の知識だけではなく、学内の教授などのビザの手続きもできるだろうと思って決めました。また、法律事務所なので私自身のビザも絶対に出してもらえるだろうという期待もありましたね。アメリカで長期間働くには、ビザは避けて通れない道ですから。たとえ遠回りになっても、働き続けられる土壌をつくることがまず必要だと考えた結果です。

田仲大学の専攻に関係する仕事でないと、ビザの取得は難しいと聞きますが。

野添そうですね。以前セミナーに参加された学生さんに、「専攻が異文化間コミュニケーションなのですがこの専攻に関連する業種は少なく、卒業後に就労ビザを取れるか不安です」と相談されたことがあります。ちょうど私と同じ専攻だったので自分の例を話しながら、考え方を変えてうまくひねれば、道は開けるということをお伝えしました。楽なケースではなくても可能性はあります。要はアピールの方法次第です。例えば心理学を専攻している学生は、カウンセラーなどの臨床などしか仕事ができないと思いがちですが、大企業の人事などでその知識を活かしている方もいらっしゃいます。

田仲希望が持てるお話ですね。法律事務所ではどんな仕事をしていたのでしょうか?

野添肩書きはマネージャーでしたが、小さな事務所なので何でもやりました。ビザや永住権を取得するための申請手続きといったパラリーガル業務、人事採用、経理、問い合わせへの対応、PR業務など。学生を対象にしたビザや就職に関するセミナーをボストンやニューヨークで開催したり、企業を対象にした移民法におけるコンプライアンスのセミナーをニューヨーク、中西部、カリフォルニアなど日系企業が多数進出している地域で開催したりもしました。ほかにも、フリーペーパーに掲載する記事を一部、上司の代わりに寄稿したこともあります。

田仲本当にマルチタスクですね。英語を使ってこれだけの業務をこなすのはとてもハードルが高いのではないですか?

野添政府を相手にする手続きは全て英語ですし、法律を専門に勉強したことがなかったので、専門用語がわからなくて、最初の頃は苦労しました。でもクライアントの95%が日本人だったということもあり、学生の時よりも事務所に入ってからの方が英語を使う機会は少なかったと思います。そして私には大学のインターナショナルオフィスで留学生とやり取りをしていた経験があり、弁護士の先生が知らない学生ビザに関する諸手続きの現場の状況をよく知っていたので重宝してもらった面もありました。

田仲OPTの期間にいろいろな経験をされていたことが、後の仕事の役に立ったのですね。

Aya Nozoe
PROFILE

野添 彩 Aya Nozoe
のぞえ あや/マハロ法律事務所パラリーガル、ヴァルキアコンサルティングディレクター、留学コンサルタント。青山学院大学文学部教育学科卒業後、会社勤めを経て渡米。ペンシルバニア大学大学院で異文化間コミュニケーション、ニューヨーク大学大学院で第二言語教授を学ぶ。大学院修了後はニューヨークの移民法専門の法律事務所にてマネージャーとして7年間勤務。主に就労ビザや永住権といった移民法関連業務を担当した。現在はハワイにある法律事務所に勤務する一方、コンサルティング会社が新規に開設した教育事業部門にも籍を置き、日本人学生を対象にしたボランティアやインターンシッププログラムをコーディネート。日米間を往復する日々を送っている。

日系企業が多く進出するメキシコ ニューヨーク大学の卒業式

田仲 愛
株式会社留学ジャーナル
キャリアカウンセラー
商社勤務後、アメリカの大学院で教育管理学を学ぶ。UNESCOや国際協力NGO職員としての海外勤務経験や日本企業での勤務経験を活かし、これまでに3000人以上の留学希望者や留学経験者に対し就職セミナーやキャリアアドバイスを行う。JCDA認定CDA(キャリアデベロップメント・アドバイザー)

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