急がれる世界で活躍できるグローバル人材の育成

留学ジャーナル|留学相談から滞在中のケアまで

留学のことなら、なんでも相談ダイヤル フリーコール:0120-890-987

「なんとなく留学したい」から「具体的な学校選び」まで。
カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから。

無料 留学相談

無料ですぐに
お届けします。

無料 資料請求

キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第50回(2015年8月)

急がれる世界で活躍できるグローバル人材の育成

グローバル化が進み、企業もこの10年間にグローバルな社員を自社で育てる努力をしてきたが、それでは間に合わないスピードで社会が変化してきている。そのため企業はすでにグローバルに活躍できる能力を備えた人材をほしがり、その育成が急務となっている。官民協働プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」でプロジェクトディレクターをつとめる船橋氏に、グローバル人材を必要とする企業側の状況や、今後期待される人材について伺った。

タフな人材、自ら考えて行動する、何かを解決できる人材が求められる

加藤実際に今、人材が不足しているという企業の中でも、業種、分野、職種、あるいはよく聞かれる理系人材など、求めている人材に何か特徴的な傾向はありますか?

船橋特定の職種で人材が不足しているということはないと思います。ただ、理系の人材、理系の専門性だけではなくて、理系の知恵というものを必要としています。それは日本のグローバル企業にメーカーが多いことも要因の一つでしょう。職種で明らかにここが足らないというのは聞かないですが、みなさん、修羅場体験を経た学生が欲しいと言われます。言い換えれば、タフな人材。自ら考えて行動する、何かを解決することができる人材ですね。ではなぜ留学生なのかというと、それが日本国内で生活していてはなかなか身につけづらいものになってきているからということのようです。

加藤確かに留学する人の中にも、自分の意思ではないからだと思うのですが、準備していてもまるで他人事のように、書類を用意するのが親任せとか、こちらから道を作っていってあげないと前に進んでいけない人もいますからね。

船橋おそらく2極化しているのだと思います。すごく優秀な学生もいるけれど、受動的な学生が多いし、増えているのも事実です。それから、新卒採用に際して企業のみなさんが重視しているのが主体性という言葉。そして、コミュニケーション能力ですね。

加藤主体性とコミュニケーション能力。

船橋主体性の大切さは数年前からずっと言われてきています。これはグローバル人材として活躍するためには当たり前のことなので、主体性からリーダーシップやイニシアティブという言葉に変えていかないといけない。そんな当たり前のレベルのことを新卒に求めているのが現状です。

加藤でも、その当たり前の人材が少ない、リーダーシップをとれる人材が少ないというのはわかるような気がします。出る杭は打たれる文化に加えて、「みんな一番!」で、順位をつけることが悪いくらいの中で育ってきた世代ですよね。でも海外へ行ったら、主張していかないといけない。わからないことは聞かないあなたが悪いくらいにいわれてしまうので、自分からとにかく動かないといけないし、そもそも文化の違う国の中でストレスも抱えて、それが人間をタフにしていくと・・・。

船橋人事の方の多くはグローバル化した世界に触れていませんし、グローバルに活躍するようなロールモデルが周りに少ないでしょうから、グローバル人材像のイメージを持ちづらいのだと思います。だから、今の自分の組織の中で、なるべく早くきちんと働いてもらうために最低限必要なのはそのあたり(主体性とコミュニケーション能力)のことだ、というところに常に落ち着く。しかしこれでは、グローバル化を目の当たりにしている経営者側の感覚とはずれていく一方です。

加藤経営者は確実に変わってきているということですか?

船橋ええ、経営者は結構変わってきていると思いますね。経営者のなかでもやっぱりオーナー社長とそうじゃない社長は違っていて。どう違うかというと、例えば孫氏や三木谷氏、あるいは柳井氏などは30年後くらいを見据えていらっしゃる。だからどこよりも早くアフリカにも出ていく。だけど、やっぱり大方の社長は、任期5~6年くらいだから、リスクをとってまで先の利益をとりにいかないわけです。数年の売り上げだけ見たいという経営者と、数十年先まで見ようとする経営者の違いが出てくると思います。もちろん、オーナー社長でなくとも、先見の明がある素晴らしい経営者もいっぱいいますけどね。

若い人たちにはもっと留学を身近に感じてチャレンジしてほしい

加藤話を少し戻して、このプロジェクトを支援している企業に、業界、職種など特徴がありますか?簡単にいうとグローバル企業ということなのかもしれませんが。

船橋やっぱり大手のメーカーが多いと思います。規模の大きいところから賛同を得に回ったということもありますので。

加藤支援したいけれども、自分たちがそこまで寄付をだせる余裕がないし、という中小企業もたくさんあるでしょうね。

船橋もちろんあると思います。今も少しずつ増やしていて、支援企業も昨年末100社ほどだったのが今は150社に迫っています。

加藤企業もこの10年近くの間に、いろいろな研修を実施してみて、グローバルな社員を育てる努力をしてきているけれど、それだけでは間に合わないスピードで社会が変わってきている。だからグローバルに活躍できる能力を備えた人材の育成を支援しようという気運がかなり高まっているということですね。

船橋そうです。だから、若い人たちには、もっと留学にチャレンジしてほしいです。「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」では、今年から高校生コースを始めました。大学生に比べて、進路を考えるきっかけになる留学を少しでも多くの高校生にしてほしいと、短期間の留学枠を多く設けています。第1回は514人が応募して、303人が合格を勝ち取っているので、次はもっと多くの高校生にチャレンジしてほしいですね。

加藤先日、ベトナムでインターンシップをしてきた大学生にインタビューをしたときに、現地のベトナムの大学生たちが将来どういう仕事をしたいから、だから大学にきて、こういう勉強をして、そして、そこで日本とのビジネスを考えているから日本語を勉強してるということを聞いて、すごく考えさせられたと話してくれました。それって当たり前のことなのに、日本ではそこまで考えて大学に進学している人が少ないというか・・・。

船橋そうですね。だから高校生には大学進学とキャリアをセットで考えてほしい。キャリアを考えた時に、先ほど申し上げたグローバル化とか、世界で働くとかが当たり前の時代になっていくので、日本の大学に進学後も留学に1度と言わず、何度も挑戦してほしいと思います。経験を重ねるごとに気づきやチャンスも増えて、将来の可能性が広がっていきますから。

加藤これからの時代、ますます不確実な、複雑な社会になっていくでしょうけれど、日本だけに留まらず、広い世界で力を発揮できる日本人が増えていってほしいですね。

◎船橋さんが考える、世界で活躍できる人材
  • グローバルな感覚で、地球規模で考えることができる人材
  • いかなる環境にも適応するタフさ(強さ)としなやかさを兼ね備えた人材
  • 世界の広さに好奇心を持ち、新たな領域に対しても果敢にチャレンジができる人材
  • 自身の軸/日本人としてのアイデンティティを持ち、自信に満ち溢れた人材
  • 自らイニシアティブをとり、具体的な行動をとれる人材
Chikara Funabashi
PROFILE

ふなばし・ちから/文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクト プロジェクトディレクター。1994年、上智大学卒業後、伊藤忠商事株式会社入社し、ODAプロジェクトを手がける。2000年、株式会社ウィル・シード設立、代表取締役社長に就任し、企業と学校向けの体験型・参加型の教育プログラムを提供。2012年、同社取締役会長、学校法人河合塾顧問に就任。2009年、世界経済フォーラムのYoung Global Leaderに選出される。2011年、一般財団法人教育支援グローバル基金Beyond Tomorrow代表理事に、2012年NPO法人TABLE FOR TWO International理事に就任。

写真 「トビタテ!留学JAPAN」、大学生第1期派遣留学生壮行会。最前列右から3番めに船橋氏。中央に下村文部科学大臣と孫ソフトバンク社長。壮行会で孫社長が留学生に送った激励メッセージがその感動的な内容から伝説のスピーチともいわれ話題に(動画)。 写真 主体性は当たり前。グローバル人材にはリーダーシップやイニシアティブをとれることが大事。

加藤ゆかり
株式会社留学ジャーナル代表取締役副社長
留学カウンセリング、手配業務、ツアー企画など名古屋支店での幅広い年代に対して、さまざまな形で留学支援を行った後、本社マーケティング部を経て今に至る。留学ジャーナル別冊「海外の大学・大学院留学完全ガイド」プロデューサー。

<< キャリアの達人に聞く TOPに戻る

「なんとなく留学したい」から「具体的な学校選び」まで。
カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから。

無料 留学相談

無料ですぐに
お届けします。

無料 資料請求

留学ジャーナルが留学を少しでも考えているあなたに提供できること 留学前:無料カウンセリング、申込手続き、滞在先手配、出発前ガイダンス、他。留学中:緊急時24時間無料電話相談、生活相談/進路相談、現地サポート。留学後:キャリアサポート、OBの交流、他。

留学ジャーナルに相談しよう。エリア別のカウンセリングセンターをご案内。フェアやセミナー情報も掲載しています。

東京(北海道・東北・関東・甲信越エリア)

名古屋(東海・中部・北陸エリア)

大阪(近畿エリア)

広島(中国・四国エリア)

福岡(九州・沖縄エリア)

フリーコール:0120-890-987

留学に関するお問い合わせはお気軽にお電話にてご相談ください

Yahoo! JAPAN

  • このサイト内を検索

本社:〒160-0016 東京都新宿区信濃町34 JR信濃町ビル6階
観光庁長官登録旅行業第1695号 一般社団法人留学サービス審査機構(J-CROSS)認証事業者
一般社団法人日本旅行業協会(JATA)正会員 一般社団法人留学・語学研修等協議会(CIEL)正会員 一般社団法人海外留学協議会(JAOS)正会員
NAFSA Association of International Educators会員 特定非営利活動法人国際教育交流協議会(JAFSA)賛助会員
このサイトに関するお問い合わせは e-mail:rj-webmaster@ryugaku.co.jp

TOP