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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第67回(2017年8月)

異文化を知りそれを受け入れる経験は、社会に出てからの強みになる

総合人材サービスのパーソルキャリア株式会社(2017年7月1日に株式会社インテリジェンスより社名変更)でゼネラルマネジャーとして新卒採用の責任者を務める佐藤裕さん。学生に広い意味でのキャリア教育を施すため、関西学院大学ではフェローとして、デジタルハリウッド大学では非常勤講師として教鞭をとりながら、働き方を伝える情報番組「ジョブレボ!-Job life Revolution-」にもコメンテーターとしてレギュラー出演。キャリア教育支援プログラム「CAMP」ではキャプテン/はたらクリエイティブディレクターとしても活動されています。そんな佐藤さんに、企業の採用を支援する人材サービス企業の立場と、自社の新卒採用の最終判断をする立場から見た就職活動のリアルな現状や、就職活動を控える学生へのアドバイスを伺いました。

学生時代にリアルな社会人生活をイメージできると、目的意識を持って前に進める

田仲2年前に個人で始められたというCAMPについてお聞きします。活動を始めたきっかけは何ですか?

佐藤パーソルキャリアの新卒採用ブランドを改善するという目的のために全国の就職活動市場を調査したのが始まりです。大学生、キャリアセンター、メディアなどがどのように就活と関わっているのかについて調べていくうちに、就活の現場に歪みのようなものを感じたのです。そこで試しに就活を変える講座を開いてみたら評判が良くて、徐々に活動が広がっていきました。

田仲CAMPでは、どのような活動をしているのでしょうか?

佐藤社会人がメンターとなり、学生が今後社会で必要となる能力を身につけるサポートをしています。これは就職活動だけにスポットを当てた活動ではありません。さらに、将来について真剣に考え始める時期を前倒ししたいという考えもあります。就活に直面して初めて自分の将来について考えるのでは遅いのです。高校生くらいから始めれば、大学受験や留学にも目的意識をしっかり持って取り組めるはずです。

田仲それで高校や予備校でも講演をされているのですね。

佐藤そうです。早い段階で自分の将来をイメージできれば、そのためにはどういう大学に進学するべきか、今身につけておくべきスキルは何か、というように意識を高められます。

田仲高校生が自分に向いていることを見つけるためには、どうすればいいでしょうか?

佐藤社会とつながりを持つことが一番大切です。家族や大学進学した先輩ではなく、第一線で働いている社会人と高校生がつながることで、高校生は強い刺激を受けます。働くってこういうことなんだ。社会にはこういう人がいるんだと。いろいろな世界を覗いた後は、では自分はどうするかという考えに行き着きます。また一部のリアルな学歴社会の現実なども教えることで、大学受験へのモチベーションを高めるという意図もあります。

田仲世間でよく言われているキャリア教育とは少しアプローチが違いますね。

佐藤全然違う活動ですね。一般的なキャリア教育は、社会人を呼んで講義をしてもらうという感じですが、CAMPでは、働くということをリアルに感じさせるために、さらに踏み込んだ活動をしています。例えば、能力開発として、コミュニケーション能力を強化したり、視野、視点、価値観を思い切り変えられるイベントを企画したり。今後は、日本人の学生を海外に連れて行き、現地の学生と交流させたいと思っています。英語力は問わないので通訳付きでも構いません。自分と全く異なる価値観を持つ人がいることを感じて欲しいのです。

田仲留学先で出会った海外の学生との考え方の違いに驚く学生は多いですよね。

佐藤そうですね。日本のテレビで報道されている海外と、自分が現実に行って目にする海外は大きく違います。日本のメディアが否定的に報道している国についても、それは日本の価値観に照らし合わせた結果であって、向こうの国に行けばこちらが否定される側になる。文化価値が違うというのはそういうことです。どちらも正解なのです。

田仲異文化に触れる経験は、どのように役に立ちますか?

佐藤大学生までの間はコミュニティを選べます。好きな友人といればいいし、嫌いな人は排除できる。でも社会人になるとそれはできません。経歴や価値観が180度違う人がいても上手にやっていかなければいけない。いわゆる異文化を持つ人と円滑にコミュニケーションをとらなくてはいけないのです。でも実際はそれができなくてドロップアウトする若者がとても多い。異文化の存在を知りそれを受け入れるということを、学生のうちに疑似でもいいので経験しておくと、社会に出てからの強みになります。

佐藤学生に異文化についてわかりやすく伝えるために、「初めて訪れた国で、飛行機を降りたら全員裸だったらどうしますか」という質問をすることがあります。そして、こういう文化の国では服を着ている自分の方が変な人に思われるという説明をすると学生は笑います。でもこれが異文化です。この場合、自分もこの文化を受け入れて服を脱いでもいいし、自分の国の文化では裸で街を歩くのは非常識なのだと説明をして脱がずでも構いません。必ずしも迎合する必要はなく、自分の立場を主張する力があればそれでいいのです。

田仲アジアの学生と日本の学生の違いは何でしょうか?

佐藤日本には、安全と、豊かと、最高の教育がありますが、アジアの国々では、そのうちの何かが欠けている場合が多い。そのような国で育った学生の夢は、なかなか自分たちの生活水準を超えていきません。いい家庭を作りたいとか、子供には美味しいものを食べさせたいとか、そういうレベルに留まってしまうのです。ただし、アジアの学生にはメンタルがとても強いという長所があります。積極性もあり、学ぶことにも貪欲です。以前ベトナムで通訳を募集した時に、とてもひどいレベルの日本語を話す学生がやってきたことがあります。それでも日本語をできますと言ってしまう積極性や、その日本語力でなんとか通訳をやり遂げてしまうメンタルの強さは、日本人の学生が見習うべきことだと思いますね。

田仲最後に、留学を考えている人へのメッセージをお願いします。

佐藤留学に行ける可能性があるのなら、絶対に行ってほしいと思います。確実にチャンスをもぎ取ってください。そして行くことが決まったら、「社会の裏側を感じる能力を身につける」、「文化的価値観を変えてくる」など、目的をきちんとセットしてから出発するようにしましょう。当初の目標設定がしっかりしているか否かで、現地で得られる経験の深さは大きく違ってきます。将来の自分の糧になる経験をたくさん積んできてください。

Yu Sato
PROFILE

佐藤 裕 Yu Sato
さとう ゆう/パーソルキャリア株式会社 ゼネラルマネジャー兼リクルーティングディレクター、関西学院大学フェロー(キャリアワークショップ担当)、デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部 非常勤講師、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員。
大学卒業後、外資系人材関連企業に入社。転職支援サービスの営業やキャリアコンサルティングに従事。2007年、インテリジェンスに中途入社。同社の新卒採用の責任者である傍ら、複数の大学で講義を行い、テレビ番組にもレギュラー出演している。年間200回を超える講義・講演や面談を通じて学生に会い、キャリアや就職活動について精力的にメッセージを発信。これまでに接点を持ってきた学生の数は延べ3万人以上。

2017年7月から8月にかけて全国5都市で開催されたCAMPサミットでは女優の川栄李奈さんが講師として登壇。 有名企業の人事担当者も多数参加したCAMPサミット。参加学生の意識によって得るものが異なるものの、「何か」を得た参加者の表情は明るく元気だ。

田仲 愛
株式会社留学ジャーナル
キャリアカウンセラー
商社勤務後、アメリカの大学院で教育管理学を学ぶ。UNESCOや国際協力NGO職員としての海外勤務経験や日本企業での勤務経験を活かし、これまでに3000人以上の留学希望者や留学経験者に対し就職セミナーやキャリアアドバイスを行う。JCDA認定CDA(キャリアデベロップメント・アドバイザー)

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