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キャリアの達人に聞く

キャリアカウンセラー対談 第71回(2018年2月)

異文化を知る次世代と一緒に"圧倒的な非日常"を提供したい

「ハードロックカフェ」や「エッグスンシングス」、「ウルフギャング・ステーキハウス」をはじめ、海外の人気飲食ブランドの展開を手がける株式会社WDI。単に飲食をする場ではなく、世界中の食文化を感じながら、スローガンである「しあわせが出逢うテーブル。」を体験できる、それぞれのユニークなレストランブランドに魅了されるファンは多い。同社が手がける店舗の大きな魅力の1つが、本国の雰囲気をそのまま再現したその“世界観”。代表取締役を務める清水謙さんに、その極意や大切にしていること、外食産業において海外経験者だからこそ活かせる強みを伺いました。

海外の人と働く上で大切なのは、文化を取り込み尊重すること

田仲まずはじめに、WDIさんの事業内容について教えてください。

清水簡単に説明すると、おもしろいレストランを見つけてその特徴が活きる場所に展開しています。出店先は日本国内である必要はないと思っていますし、発掘元もアメリカに限っていません。海外のレストランを国内に紹介する事例が多いですが、一方で日本のおもしろいレストランを海外に輸出するなど、さまざまなスタイルがあっていいと考えています。最近では、香港で見つけたユニークな飲茶レストランをニューヨークにWDIの1号店として展開することもありました。

田仲「留学ジャーナル」で一緒に働くハワイ出身のスタッフが、御社で展開しているCalifornia Pizza Kitchenのファンで、「ここでだと現地と同じ味が楽しめる」と通っています。どのような視点でこうしたレストランを選んでいるのでしょうか?

清水レストランブランドを選ぶときには常に「三本の矢」で射抜き、すべてが刺さるかどうかを確認します。1本目はしっかりしたホスピタリティが実践できる、あるいはホスピタリティが武器になる業態かどうか。そのため、お客さまとの接点が少ないファストフードのような業態はあまりありませんね。2本目が「本物志向」を貫いているか。工場でつくって瞬間冷凍したものを現場で温めるのではなく、食文化感が明確なブランドを選びます。3本目は、国外でも展開できるのか、グローバルに戦略が組めるブランドなのかです。

田仲3番目は意外だったのですが、グローバルな展開はどのような点で判断していますか?

清水まず、日本以外でもおもしろい展開が望めることです。私たちが海外から何かを持ちこむ際に大切にしているのは、変に手を加えない。つまり日本人やWDIに合わせてアレンジしないことにはこだわっていますね。

田仲私もよく利用させてもらっていますが、日本にあるレストランでありながら海外にいるような気持ちになれるお店ですよね。

清水「おいしかった」はもちろんですが、お客さまから言われていちばんうれしいのは「一夜限りの海外旅行をした気分」といったコメントです。価格や店舗数では、大手のファミリーレストランにはかないません。彼らが "日常にある非日常"を 提供するのであれば、私たちは"圧倒的な非日常"を出したい。非日常のエンターテインメントとして食事を楽しみたいお客さまが、少し多くお金をお支払いになっても行きたいと思ってもらうことが重要なので、価格では勝負していません。その点をイメージできるかどうかは、学生時代を含め、食文化の楽しさを味わって生活してきたかが重要です。留学する人は、いろんな国の文化を見てみたいという好奇心を持つ人が多く、間違いなく食文化も楽しんでいると思いますし、人生の幅が大きく違うような気がします。

田仲本当にその通りですね。留学前に不安になることのひとつが食事ですし、海外に行って初めて日本食の魅力や行った先の食事の文化を知る人も多いです。清水さんの話を伺っていると、外食産業は単に仕事の選択肢のひとつにとどまらず、もっと大きな文化や生き方を映し出しているように感じるのですが、そのような点を共感して一緒に働いていけるかということを考えて採用をしているのですね。

清水WDIの企業理念が「ダイニングカルチャーで世界をつなぐ」です。単純に飲食店の運営展開をするのではなく、食文化の伝道師という志を持ち、レストランというステージを使って「しあわせが出逢うテーブル。」を提供しています。働くスタッフ側が楽しくなければお客さまを楽しませることもできません。スタッフ自身がホスピタリティを楽しみながら、「文化的なエンターテインメント」を目指しています。WDIが考える主役はあくまでもお客さまの一番近くにいる店舗です。スタッフの9割以上は店舗に出ています。私たちは本社と呼ばず「レストランサポートセンター」と呼びます。いわゆる縁の下の力持ちの立ち位置です。

田仲レストランも留学と同じで、実際に現地、現場に行ってみないと本当のおもしろさはわからないということですね。

清水私たちはそれぞれのレストランブランドがもつ"世界観"を非常に重要視しています。店の照明の照度から音楽の選択、音量...どの時間帯にどんな照明であるべきなのか、どれくらいのお客さまがいるときにどの程度のボリュームであるべきか。そのムードの出し方や感覚を汲み取れるにはセンスが大切で、海外経験をした人は感度が良いと思います。

田仲コミュニケーション力も重要ですね。日本人に伝えるだけではなく、海外で展開しているお店となると...。

清水グローバルにはいろんな考え方があると思いますが、異なったバックグラウンドの人たちと一緒に働くのであれば、出てきたアイデアに対して、自身の文化や成功体験を押し付けないことが非常に大切です。まず、1回アイデアを取り込んで噛み砕いた上で、意見を伝えながらその文化を尊重できるかどうか。日本のように島国で育った人にはなかなか難しいのです。しかし、海外留学経験者や海外旅行をたくさんしている人は、それを自然と取り込むことができる。その意味で、日本の若い世代にはもっともっと海外に飛び立ってほしいですね。

田仲留学先で、日本にないようなお店に行きいろいろと食べ歩きをすると、これが日本にもあったらいいなというアイデアが生まれ、ビジネスチャンスになったりもするのですね。

清水そうなんです!食べ歩きに限らず、どのような海外経験も無駄にはなりません。弊社としても、これまではレストランという切り口で店舗を展開することが多かったのですが、食文化に触れていれば業態にはこだわりません。例えば、ケータリングや給食、葬儀、フィットネスジム+カフェの事業かもしれない。もしかすると、ヘルス&ビューティでも、食という切り口で携われるかもしれません。「日本にはこんなお店ないよね」と、新たに見つけた人がWDIに来てくれるのはうれしいし、大きなチャンスだと思っています。

田仲御社が展開している店舗は、独自の異文化体験ができますし、スタッフもとてもフレンドリーです。やはり、もともとどちらかの店舗のファンで入社してくる方が多いのでしょうか?

清水むしろ、好きで入ってくる人しかいませんね。WDIで働きたいというよりも、あの店、レストランブランドで働きたいという人が多いです。でもWDIに入ったからには好きな店だけではなく、いろいろなブランドがあることをしっかり知って興味を持ってもらいたいし、多様なキャリアパスにもつなげてほしい。WDIのメリットのひとつですが、マルチブランド戦略では国内外問わずさまざまなキャリアパスを描ける可能性があります。それがスタッフ一人ひとりのやりがいにつながると考えているからです。

Ken Shimizu
PROFILE

清水 謙 Ken Shimizu
しみずけん/株式会社WDI 代表取締役。1968年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、さくら銀行(現・三井住友銀行)に入行。1998年5月、父親が創業した株式会社WDIに入社。2000年10月、常務取締役経営企画室長、兼営業本部長、兼事業開発部長に就き、2003年4月から代表取締役に就任。近年は、「エッグスンシングス」、「サラベス」、「ウルフギャング・ステーキハウス」など、アメリカの人気店を日本に紹介するほか、世界一安いミシュランレストランと称される「ティム・ホー・ワン」もニューヨークと日本に展開させる。自社開発のブランドを海外で展開する事業にも力を入れている。

外食事業参入から45年。食のライター・エディターである源川暢子氏から見た、WDIの軌跡と進化が紹介された一冊です。 WDIのレストランには実際に現地に行ってみないとわからない留学のおもしろさと通じるものがあり、今度お店にお伺いするときの楽しみが増えました。

田仲 愛
株式会社留学ジャーナル
キャリアカウンセラー
商社勤務後、アメリカの大学院で教育管理学を学ぶ。UNESCOや国際協力NGO職員としての海外勤務経験や日本企業での勤務経験を活かし、これまでに3000人以上の留学希望者や留学経験者に対し就職セミナーやキャリアアドバイスを行う。JCDA認定CDA(キャリアデベロップメント・アドバイザー)

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