カナダの大学の魅力や特徴を紹介

約90校の4年制大学と約170校のカレッジからなるカナダの大学は、そのほとんどが公立で、どの大学も高い水準を誇り、大学間の格差がほとんどない。留学生にとっても高水準な教育を安く受けられるのは大きな魅力。

2年制のカレッジでは、「職業訓練コース」と「編入コース」を提供。また、カナダ独自のスタイルとして存在するユニバーシティカレッジは、元々2年制カレッジとして運営していた学校が、大学学位につながる勉強を提供するという目的で大きくなったもの。慣れ親しんだカレッジで4年制大学の授業をとることができるというメリットから、留学生の間でも人気が高い。

カナダでは、日本の文部科学省のような国の機関が教育制度を決めているのではなく、それぞれの州（連邦政府）が管轄している。州によっては4年制大学の学位を3年間で修了できるコースがあったり、4年制大学によっては2年制大学からの編入を認めていないこともある。そのため、州をまたいで他の大学へ編入をする場合は注意が必要。

☆カナダでは通常、大学入学の資格として高校卒業だけでは不十分で、ほとんどの大学が、高校で特定コースを履修していることを条件にしているため、日本の高校からはカレッジから編入する方法が一般的。