留学ジャーナル2009年2月号
留学に、自己投資! |
||
将来のキャリアのために立ち止まり、何かを身につけようと考えた時、 「留学して仕事に生かせる英語力を身につけよう」と考える人は少なくない。 本気で英語を身につけたい人が集まると言われる学校を訪ねてみた。 |
梅田エリカさん(30代) 約140万円 ■自己投資のポイント:競争が激しいアナウンサーの仕事を一時ストップして留学 ■留学前の職業:フリーのアナウンサー |
アナウンサー、DJの仕事をいったん休止、 さらなるチャレンジに向けて決めた留学 将来のキャリアのために「留学して仕事に生かせる英語を学びたい」と考える人は少なくない。短期間に本気で英語を身につけたい…そんな気持ちで留学する大人が集まる学校がロンドン西部にある。静かな住宅街に2つの目的別校舎を構えるロンドンスクールオブイングリッシュ(LSE)に、大人の留学生たちを訪ねてみた。 学生の平均年齢は27~28歳と高く、学校全体に落ち着いた雰囲気が漂う。そんな中、ひと際声が大きくはつらつとした日本人女性を発見。FMラジオ局のDJとして活躍していた梅田エリカさんだった。 「授業は週15時間という学校が多い中、この学校は週22時間が基本。時間を有効に使って、実践的な英語を身につけられると思いました」。午前中は一般英語、午後からはイギリス文化をテーマにしたクラスを選択している。TVドラマを活用して日常使いの単語や表現を学ぶなど、かなり実用的だ。レポートなど時間のかかる宿題も多く、まさに英語漬けの充実した日々だという。 梅田さんは大学時代からTVやラジオの仕事を続けてきた。名古屋のテレビ局の局アナとして数年間勤務した後、フリーランスに。仕事は1年契約が多く、競争は熾烈。長年留学の夢を持ちながらも、なかなか踏み切れなかったという。昨年春から1年間は日本を飛び出し、シンガポールへ。日本語放送局での仕事を終えた今春、「この機を逃したら、もうチャンスはない!」と一大決心をする。 「イギリス人と同じ生活をして、彼らが何を食べ、考え、行動しているのか、ロンドンの音楽が生まれる土壌や空気を感じてみたかった」。ポップス、ジャズ、クラシックと音楽の好みは幅広く、時間をやりくりしてはライブや観劇に繰り出す。「日本よりずっと安いし、気軽に行けるのがいいですね」。 帰国したらFMラジオ局で音楽番組を担当するのが希望。「イギリスのアーティストを紹介する時、こちらの空気感をリアルに紹介できたら」と目を輝かせる。「仕事が大好きでこれ以上楽しいことはないと思っていたのに、勉強がこんなに楽しいなんて大発見でした(笑)!」。3ヵ月という短期間に吸収できたことは大きかったようだ。 |
The London School of English ロンドンスクール オブ イングリッシュ 1912年創設、世界で最も古い公認英語学校として長い歴史を誇る。ロンドン西部に目的別の2つの校舎を構え、生徒数は100名ほど。ウエストクロフトスクエア校では一般英語と試験英語コース、ホランドパーク校は、ビジネス英語とプロフェッショナルのための英語コースを開講している。 |
||
1)計7人の小クラス。弁護士やコンサルタントなどの学生も多い 2)1階にあるカフェテリアで友達と談笑する梅田さん 3)学校スタッフはフレンドリー 4)入口近くに先生と職員の写真が張り出されている 5)学校周囲にはカフェやショップが多く、地下鉄の駅までは徒歩で3分ほど 6)スイスやスペインなどヨーロッパのから学生が多い |
- 留学ジャーナルモノになる留学へ。
- 雑誌留学ジャーナル2009年2月号の「立ち読み」ページです。留学の実現はここからスタート!短期留学や語学留学はもちろん、ワーキングホリデー、大学留学、大学院留学まで幅広くご紹介している留学ジャーナルが、皆さんの海外留学への思いをカタチに変えます。海外留学の実現は、留学ジャーナルで!