日本の学校とは異なる
カジュアルな雰囲気
語学学校では先生とファーストネームで呼び合うのがふつう。コーヒーなどの飲み物を持ち込んでいる生徒がいるのもふつう。つまり、かなりカジュアルな雰囲気なのである。また、授業には文法などのほかにロールプレイやディスカッションも盛り込まれており、他国からの留学生たちが失敗を恐れず積極的に発言をする姿に驚かされるだろう。
ふだんと異なる授業風景に緊張して必要以上に日本人同士で固まってしまわないように注意しよう。留学生の国籍比率を管理したり母国語禁止ルールを設けたりしている学校なら、休憩時間も自然と英語でコミュニケーションをとるようになるので安心だ。授業中も最初は様子見をしながらで良いので、徐々に発言回数を増やせるようにしていこう。
どのクラスに入るかを決めるための試験。筆記+面接の場合が多い。現時点での実力を把握することが目的なので、力まず受けよう。
面接でよくある質問は「留学の動機」「英語の学習歴」「将来の夢」など。時間は5~10分ほどで、気さくに話すスタイルが普通だ。
新入生が早く学校生活に溶け込めるように、学校の設備やルール説明、生活上のアドバイス、スタッフ紹介などが行われる。
オリエンテーションは基本的に英語。英語が初心者という人は日本人スタッフのいる学校を選ぶと、緊急時も含めて安心だ。
掲示板に貼り出されたり、口頭で呼ばれたりと発表の仕方は学校によりさまざま。日本人は、初級~中級からのスタートが多い。
レベルは平均で6~10に分かれ、会話、文法、作文など科目ごとにクラス分けをする学校もある。定期的にレベルチェックが行われていて、能力の変化に応じて受講レベルも上がっていく。
※クラスレベル別リストを見る
クラスメイトと初顔合わせ。一般的に1クラスの人数は10~15名程度、1レッスンは45~50分に設定されている。
授業風景をWebサイト内の動画で公開している学校もあるので、事前に確認しておくと良い。ラウンジやカフェテリア、学習設備なども要チェック。
基本的にフリー。図書館で勉強、クラスメイトとカフェでお茶、学校のアクティビティに参加するなど、思い思いに過ごせる。
アクティビティは、校内の掲示板などに案内が貼り出されるので、好きなものを選び、申し込み時に費用を払うのが一般的。最近はオンラインで申し込める場合も。
いよいよ迎えた最終日。学校によってはフェアウェルパーティを開いてくれる。先生方にあらためて感謝の気持ちを伝えよう。
先生から修了証が渡される。しみじみと達成感を味わえる瞬間だ。ただし出席率が低いともらえないこともあるので注意!