【転職ガイド】転職活動で自分に合った仕事ややりたい仕事を見つける5つの秘訣!!
公開 : 2023.08.30
更新 : 2023.10.06

「自分に合う仕事が分からない」
「自分に合う仕事なんてあるの?」
転職活動や就職活動中の方からこのような声を聞くことはよくあります。
誰にでも、自分に合った仕事、またはやりたい仕事はあるものです。
人生100年と言われている現在、人は人生の中で多くの時間を働くことに費やしています。
楽しくてやりがいのある人生を送るためにも、自分に合った仕事を見つけることはとても大切なことです。
この記事では、転職・就職活動を通じて自分に合った仕事ややりたい仕事を見つけるためのコツを紹介します。 転職活動の方向性が全く見えていない人は必読です!
そもそも「自分に合った仕事」ってどんな仕事のこと?
まずは、「あなたに合った仕事」の定義を簡単に紹介します。
人によってさまざまな考えがありますが、「自分に合った仕事」とは下記の中でいずれか、または複数当てはまる仕事のことです。
- 自分の強みや得意分野を活かせる
- 自分の「好き」を活かせる
- ストレスに感じない
- 社風が自分の性格に合っている
- 自分のキャリアプランに合っている
やりたい仕事・自分に合った仕事が見つからない原因
やりたい仕事・自分に合った仕事が見つからない原因は主に下記の3つです。
- 仕事の向き・不向きが分からない
- 企業や仕事など「働く」ことがイメージできない
- 将来の方向性が決まっていない
それぞれの原因について解説します。
仕事の向き・不向きが分からない
人間は、経験を通じて好き嫌いや向き不向きが理解できるものです。
そもそも社会人として働いた経験がない場合や働いた経験が浅い場合は仕事の向き・不向きが分からなくて当然と言えるでしょう。
アルバイト経験を持つ人もいるかと思いますが、アルバイトとしての就労経験と正社員としての就労経験はかなり違うため、残念ながら参考にはなりません。
そのため、自分の向き・不向きがわかっていない場合は、自己分析を通じて自分の好き嫌いや得手不得手を理解することで、志望する企業や仕事に対する適正をより客観的に認識できるようになるでしょう。自己分析のやり方についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの自己分析のやり方の記事も併せて読んでください。
企業や仕事など「働く」ことがイメージできない
これまで就業経験がなかった人や働いた経験が短い20代の人にとって、「働く」ことや「企業」に対するイメージは現職の限られた経験や両親の働く姿を通じてしかイメージできません。そして、そのイメージはあくまでも企業活動や働くことの一部でしかないのです。
実際、仕事は下記のようにさまざまな要素で成り立っています。
- 業種・職種
- ビジネスモデル
- 同僚・上司・部下
- 成果
- 消費者・顧客
このような要素を具体的に知らないため、自分に向いているのかどうかが判断できないのです。
「働く」ことのイメージをつけるためには、両親や身近な人で実際に働いている人、または大学のOB・OG訪問、留学中の方であれば、クラスメイトやホストファミリーなど国籍や年齢を問わずに、留学中に出会った人たちにインタビューをして働くことや仕事について話を積極的に聞いてみましょう。多くの情報を仕入れることで経験のない業界、業種であっても、その企業や職種で「働く」ことのイメージが膨らむでしょう。
将来の方向性が決まっていない
就職・転職活動をする人の中には将来の理想像やキャリアプランが既に定まっていて、そこから逆算してやるべき仕事を見つける人もいます。将来の方向性が決まっていない場合、このような仕事の選び方をするのは難しくはなりますが、実は転職を成功させる重要なポイントです。
将来の方向性を定めるための自己分析のやり方はこちらの転職活動成功の秘訣は自己分析!やり方や活用方法を徹底解説!の記事で紹介しています。また、転職の軸の定め方は、転職活動の軸って何?メリットや軸の定め方について徹底解剖の記事で紹介していますので、参考にしてください。
プロのサポートがほしい人は、国家資格をもつキャリアコンサルタントと一緒に自己分析を行うことをお勧めします。キャリアコンサルタントに話をしているうちに、漠然としていた自分の考えや価値観が整理されていき、方向性が明確になっていくでしょう。
自分に合った仕事を探す5つの方法
世の中には数えきれないほどさまざまな仕事があります。
そのため、あなたに合った仕事は必ずあるものです。
ここでは、下記の5つの方法を使った自分に合った仕事の探し方を紹介します。
- ①自己分析をする
- ②他者の客観的な意見を聞く
- ③仕事分析をする
- ④企業の価値観や企業が求める人物像を理解する
- ⑤国家資格を有するキャリアコンサルタントに相談する
自己分析する
まずは、自己分析として、これまでの自分の人生を振り返ってみてください。そして下記の点について書き出してみましょう。
- 得意だったこと、自然とできたこと
- 苦手だったこと、嫌だったこと、ストレスを感じること
- 周囲に褒められたこと
- 印象に残っていること
これらを紙に書いて文字にすることで、あなたの強みや弱み、そして価値観などが見えてくるはずです。
それと同時に、数年後どうなっていたいか考えてみましょう。
それぞれ書き出した「自分ができること/やりたくないこと」と「将来ないたり自分」の両軸から自分がやりたい仕事を考えるのがポイントです。
他者の客観的な意見を聞く
自分の力で自分に合った仕事ややりたい仕事が見つからない場合は、他者の力を借りるのも手です。
自己分析はあくまで自分の判断になるため、思い込みや固定概念がある可能性があります。しかし、家族や友人など第三者からの評価やアドバイスは客観的です。自分自身では気づけなかったことに気づけることもあるでしょう。相談してみることで新たな発見があるかもしれません。
仕事分析をする
自己分析をして自分の強みや弱み、価値観、将来の方向性などが見えてきたら、今度は仕事について分析します。仕事について分析することで、自分に合った業種・職種、そして企業が見えてくるでしょう。
仕事分析では下記の点に着目します。
- サービスや事業の内容(顧客はだれか?何をしている会社か?商材は?利益構造は?など)
- 仕事の内容(何をするか?だれと働くか(外部、内部)?どのように働くか?必要なスキルや経験は?など)
- 身につけられるスキルや経験
- 企業理念や経営理念(どんな価値観をもつ会社か?どんな考えをもった人が働いているのか?会社風土は?など)
- 職場環境(勤務地、通勤時間、残業、在宅勤務の有無、人間関係など)
- 給与などの雇用条件(給与、昇給、賞与、就業時間、休日休暇、福利厚生など)
- 企業の規模(上場・非上場、従業員数、組織構成、本社支店の場所など)
- 将来性
これらの点に着目しながら、興味のある業界、業種、あるいは企業をピックアップして、まずはホームページで調べてみると良いでしょう。転職に関するWebサイトや「会社四季報」「業界地図」などの書籍ををチェックするのもおすすめです。
自分の強みや経験を活かせそうか、自分の価値観に合ってそうか、自分の将来の方向性に合致しているかを、それぞれの項目で評価し、優先順位を考えてみてください。
徐々に、「面白そう」「やってみたいな」と感じる業種・職種・企業が見つかるはずです。
企業の価値観や企業が求める人物像を理解する
志望企業が決まってはいるものの、その仕事や企業が自分に合っているか分からない場合は、企業が求める人物像から、自分に適正があるかどうかを判断するのも良いでしょう。
それぞれの企業で求める人物像が異なります。企業が求める人物像は企業の採用ページやホームページ、または募集要項に記載されていることが多いです。その内容を見ながらあなた自身とその人物像がどれほど合致しているかを確認してみましょう。
あわせて、企業の会社概要のページに掲載されている企業理念を確認しましょう。志望企業がどんな想いや哲学をもって事業に取り組んでいるのか、その企業で大切にされている価値観や行動規範がわかります。自分自身の価値観と合っているかをチェックしておくと、転職のミスマッチを未然に防ぐことができるでしょう。
国家資格キャリアコンサルタントに相談する
第三者の意見を聞くことで自分自身を客観視し、自分に合った仕事を見つける方法も有効です。
他の第三者の候補として「キャリアコンサルタント」に相談する方法があります。
キャリアコンサルタントは、国家検定である「キャリアコンサルティング技能検定」試験に合格し、国が指定した登録機関に登録しているキャリアのプロです。キャリアアドバイザーとして就職活動や転職活動のサポートをするには国家資格は必須ではありませんが、国家資格を有するキャリアコンサルタントの場合は、就職活動や転職活動のサポートはもちろん、キャリア形成や職業能力開発など、あなたのキャリア全般に関する相談、アドバイスを行う専門スキル、経験を有しています。
仕事に活かせるあなたの強みや経験、スキルを引き出し、あなたに合った仕事にはどんなものがあるのか、そしてその仕事に就くにはどうしたらいいのかを見つける手助けをしてくれます。つまり、あなたの漠然としたやりたい仕事が明確になり、そこに向かうステップがわかるようになるでしょう。
RJキャリサポでは国家資格をもつキャリアコンサルタントが、留学経験者に特化してあなたに合う求人の紹介から履歴書などの応募書類の添削、面接指導まで転職活動をトータルでサポートします。
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入社後に仕事を適職にするためのコツ
「自分に合った仕事」つまり「適職」であるかどうかを判断するためには、自分の業務が得意分野であるかどうかも重要ですが、職場環境や職場の人間関係など外的な要因も絡んできます。
そのため、いくら自分自身がこれまでに培ってきたスキルや経験を活かせる仕事であっても、職場や周囲の人が自分に合わないとストレスに感じて、その仕事を「適職」であると思えなくなるかもしれません。
特に転職活動の場合は、前職という比較対象があるため、尚更です。
入社後に仕事を適職にするためには、企業の価値観と自分の価値観が合致する企業や仕事を選ぶことが大切です。
一方で、転職後は前職のことは一旦忘れて、フレッシュな気持ちを持って謙虚な姿勢で新しい職場のルールや環境に馴染むよう努力する姿勢も大切です。そのような姿勢で臨めば、周囲と良い人間関係を築くことができ、仕事でも成果が出やすくなるでしょう。
まとめ
就職活動または転職活動をしていると、
「この仕事は自分に合っているのだろうか」
「自分がやりたい仕事ってなんだろう?」
と悩んだり、疑問に感じたりすることはよくあることです。
そして、世の中には多種多様な仕事があり、あなたに合う仕事は必ずあります。
自分自身に合う仕事、つまり適職を見つけたい場合は、下記の5つの方法を試してみることがおすすめです。
- 自己分析をする
- 他者の客観的な意見を聞く
- 仕事分析をする
- 企業の価値観や企業が求める人物像を理解する
- キャリアコンサルタントに相談する
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