企業が行う海外研修と言っても、研修参加者の語学力やキャリア、さらに送りだす企業側が期待する研修の成果などによって、研修の期間や内容は千差万別です。例えば、人事計画に基づいて定期的に複数人を海外研修へ送り出す企業もあれば、急に海外赴任が決まった社員のために短期集中型の海外研修を実施する企業もあります。最適な研修内容が分からないといった場合は、海外研修の目的と期待する成果を留学ジャーナルのコンサルタントにご相談ください。数ある研修プランの中から、企業のご担当者様と研修に参加される社員様に納得のプランをご提案します。
- 海外研修の目的
- 研修参加者への期待値
- 研修参加者の選抜方法
- 研修期間、予算計画
- 海外渡航危機管理
- 人事計画 など
- 現在までの職歴
- 将来のキャリアプラン
- 専門スキル
- 語学力
- 最終学歴
- 海外経験の有無 など
幹部候補や海外法人の管理職候補の社員、学生時代に海外経験が豊富な若手社員などを対象とした、より高いレベルの英語力やビジネススキル、専門知識を海外で学ぶためのプランです。世界トップレベルの大学院やMBA(ビジネススクール)への正規留学、名門大学のエクステンション(公開講座)やサマースクール(夏期集中講座)への参加など、世界のエリート候補生たちと競い合いながら、専門知識の習得とグローバル・リーダーシップ力を鍛えます。
アメリカの一部の大学では学部プログラムとは別に、エクステンションと呼ばれる生涯教育部門が公開講座を開講しています。地元の学生以外に社会人などキャリアアップやキャリアチェンジを目的とした受講者も多く、数週間から数ヵ月にわたり実践的に学べるカリキュラムが中心です。講師陣は学部プログラムの教授や、現役で活躍する業界のプロフェッショナルが担当する場合もあります。また、修了後に地元企業でのインターンシップ申請が許可されるプログラムもあります。
経営学、会計学、ファイナンス、広告、マーケティング、不動産、ホテル学、観光学、ホスピタリティ、音楽ビジネス・制作、プログラミング、システム解析、映画撮影・演劇 など
海外で語学を学ぶ場合、一般的に以下の3タイプの教育機関の中から選択することになります。
- 大学など高等教育機関が運営する付属語学コース
- 大学など高等教育機関内で運営する私立の語学スクール
- 私立の語学スクール
ほぼすべての教育機関で語学力が初心者レベルから受け入れをしており、学力などの入学条件は原則ありません。また、特定の業種やキャリアに特化したコースや、教師と1対1のマンツーマンで授業を行うコースもあります。
受講期間は最短で1週間から受け入れ可能な教育機関もあり、研修参加者の希望に合わせて最長で1年程度まで申し込みが可能です。また、研修期間や研修参加者の『成長』に応じて複数のコースを組み合わせたり、インターンシップやエクステンションなどを追加したりすることができます。
企業向け英語コースの種類 | ||
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ビジネス・ プロフェッショナル向け |
専門職向け | 語学試験対策・ アカデミック英語 |
ビジネス英語コース | 医療従事者向けコース | TOEIC対策コース |
エグゼクティブ英語コース | エンジニア向けコース | TOEFL対策コース |
集中英語コース | 人事向けコース | IELTS対策コース |
英語イマージョンコース | 銀行員向けコース | 大学・大学院進学準備コース |
英語+インターンシップ | 法務・法律家向けコース | MBA準備コース |
など | など | など |
海外法人への赴任が決まったら、英語や赴任先の言語を学ぶために行う短期集中型の海外研修です。研修参加者の語学レベルに合わせて、少人数制クラスやマンツーマンで授業を受講するプランが人気です。また、同行する赴任家族のために、ファミリー向けコースのアレンジができる教育機関もあります。
入社1年目の新入社員や就職内定者に対して行う海外研修です。研修参加者の海外経験や語学レベルに応じてTOEICの目標スコアを定めたり、海外でのボランティア活動や自己課題に取り組ませたりするプランが増えてきました。新入社員の語学力の向上はもちろん、海外に対する抵抗感をなくすことでストレス耐性の強化を目的としている企業もあります。