10ヵ月間、どうもありがとうございました。
長かったロンドンでの滞在期間も、残すところあと2週間というところに迫ってきました。
気分はすっかり帰国モードというものの、それでもここを去るのが辛くて仕方ありません。
さて、このブログをご覧になっていた方ならお察しがつくかと思われますが、よく遊びました私。というよりも、遊び呆けるという域までも到達出来ず、勉強にしっかり身を入れてがんばったというわけでもなかったのが正直なところです。
勉強か、友達との時間か、または観光か。上手くバランスを取りきれなかったのが今回の留学においての反省点です。
とは言いつつも、友達と過ごした時間に、全く後悔はありません。
都会ならではの希薄な人間関係に心底淋しい思いをさせられたり、自分に自信が持てず、人との付き合い方に悩んでいた時間も短いわけではありませんでしたが、今ではその分だけ、友達と過ごす時間が楽しく思えます。
帰る間際になった今、縁もゆかりもなかった人やもの、場所を大切に思うことができるなんて、なんて幸せなことなんだと心の底から実感しています。何かを好きになったり、大事に思う気持ちは、人の人生をとても豊かなものに変えてくれるのではと、気付くことが出来ました。
それはどこにいたって当てはまる事実ですし、ロンドンでなくとも気付けそうなことですが、それでも私は、それを世界の色々な場所から色々な人が集まるここ、ロンドンで学ぶことが出来ました。生まれた場所から遠く離れたこの街をこんなに愛しく思えるなんて、世界中に友達がいるなんて、1年前の私にどうして想像が出来たでしょう。
ここでのたくさんの素敵な出会いに心から感謝します。
そして、留学中に私を支えてくれた日本の皆さんにも、この場を借りてお礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
それにしても、
帰りたくないよー!!!