文化の違い difference of culture
ブログも最終戦という事で、私が留学生活で得たことや、みなさんが留学前に気になるであろう情報などを、共有しようと思います。
今日は、この7ヶ月間、英語以上に学んだこと。文化の違いについて書こうと思います^^!
まずは、アメリカ人。全てに対してストレートです。日本人からするとズバズバ物事を言われて傷つくことが少なくなかったです。向こうはただ単に思ったことを言っているだけで、傷つく必要はないのですが、私には慣れていない文化なので、ストレートパンチとなって、結構ぐさぐさきました。笑
でも反対に、何か相談すると具体的すぎる位の答えが返ってきます。なので相談したその場で的確な答えがいつも見つかりました。とてもいい相談相手でした!
そして、日本はよく「察する文化」と言われますが、本当にその通りです。
アメリカは、何でも言わないと伝わらない、という文化なので、自分の考えははっきり伝えるし、嫌なことがあったらすぐその人に言うし、まあ溜め込まないからストレスとかは溜まらないしいいのかな。
でも前のホストマザーと彼は本当によく喧嘩をしていて、私は関係ないのにその度によく胃が痛くなっていました。笑
中国人は、ありがとう、という言葉をほぼ使いません。仲のいい友達に台湾人と中国人の子がいるのですが、日本で使う場面でありがとう、と言うと、何でありがとうって言うの?とよく不思議がられました。車で往復一時間位かけて私の家までわざわざ送ってくれた時も、自然にありがとうって言ったら、ありがとうと言う必要はないよ、もっと長距離の時だけ使ってと。
まじか〜とびっくり。中国では、感謝を表す事は距離を感じるのかな。よくtoo politeと言われました。親しければ気を使わない方がいいということみたいですね〜
ラテン系やヨーロッパ系の国はどこでも陽気で、目が合う度ウインクするし、とにかく態度がでかい。授業中もです。日本では考えられない様な体勢で毎日授業を受けていました。笑
でもこれも全部人にもよると思うので一概には言えませんが、私がこの留学生活で感じた文化の違いの一部です。
あとは・・この話題のついでに、留学を考えている日本の男性の方。
レディーファーストはこっちに来る時に、ぜひ意識してほしいことです!
日本以外の国は、ほぼ全員と言って良いほどレディーファーストが身に付いているので、アメリカでしないと結構違和感を感じられると思います。
そして、何と言っても!留学する時に1番気になる問題、治安のことですよね。
日本は本当に治安が良い国だと、こっちで生活していると何度も思います。
でもブリストルはとても治安が良くて夜道を一人で歩いても怖い思いをしたことがありません(ホームレスや怖い人も見たことがありません)
が!首都のプロビデンスに行くと、一人で夜歩くのは怖いです。バスの乗客も夜遅いと客層の柄が変わります。黒人の人や貧困層の人が一気に増えます。
あと夜に限らず早朝でも、プロビデンスのバスターミナルの待ち合い室はバスを待っているだけなのに、周りには目を合わせてはいけないような人が結構いるので、気を張ります。
でもプロビデンスに夜や早朝行くなんてことはNYCなどへ旅行する時だけなので、日常生活では関係ないです。
一度、夜道の公園をどうしても歩かなきゃ行けない時があったのですが、案の定、ホームレスに物乞いをされ、食べかけのクッキーをあげたこともありました。
こちらで生活していると精神面もかなり鍛えられている場面が多いです・・
治安の違いは、ニューヨークなど都会に行くと余計に分かります。NYの地下鉄の駅はデパ地下みたいな感じで人がいっぱいいるのですが、奇声を発したり、外見が怖い人がたくさんいました。
それを象徴するかのように、警官が5m間隔ぐらいで立っていました。確かに警官が常にパトロールしていないと何かが起きてもおかしくなさそう。
でもダウンタウンの観光客でにぎやかな所では一人でニューヨークの夜道を歩けました。常に気は張ってましたが。
ということで日本がどれだけ治安がいいか、実感します。本当に平和な国です。
最後に最近びっくりしたこと。
アメリカの大学の数学は日本の中高生レベルということを知りました!
もちろんアメリカでも数学専攻の学生はすごいと思いますが、義務教育で受ける数学は日本と比べると結構レベルが低いです。
アジアは数学がすごい、と良く言われるのですが、現地の大学の友達の数学ノートを見てびびりました。大学生にして、なんと、分数のかけ算割り算をやっていました。
でも難しいと言っています・・・
でも確かに学校の先生もこの前、500ー350の計算を暗算できなくて黒板に書いて計算してて、んん?とかなりの衝撃をうけました。笑
おーい150だよー・・
それに比べたら日本人は数学がすごいと言われるのは当たり前ですね。
こういうことも、一緒に過ごしているから気づけることですね^^