驚くことに、こちらに来て半年が過ぎようとしています。
十か月と少しの滞在の、半分はとっくに過ぎていました。
半年ここにいてすごく思うのは、ロンドンは観光に来るにはいまいちだな!特におすすめはしないな!ということ。
というのも、移民が非常に多いこの都市では、いろんなコミュニティーがいっしょくたになっています。
観光地になり得るところって、その土地の色があるからこそだと思うんですが、ロンドンは、いろんな色が混ざりに混ざった結果、灰色だなあ、と思います。
それぞれがそれぞれの生活に忙しくて、でも根付かないもの、人も多くて、でも混んでる。
私も期間限定滞在者なので、表層しか見えていないのかもしれません。
でも、どこを歩いていても耳慣れない言語が聞こえてきて、電車の中で本を読んでいる人たちの手元をのぞいてみても、それは何語?と呪文のようだったり、肌の色、ファッション、都心なのにペットの犬が尋常じゃなく大きい、、、はて自分はどこにいるのかしら、、、と思ったりします。
良いも悪いも言いませんが、私はここが好きです。寒くて暗い冬が来ても、そう言ってられるかはわかりませんが!
と、ここでプライマークをちょっとご紹介したいと思います。
プライマークは、破格の安さに定評があるファッションブランドです。
ひろーーーい店内はいつも混んでいて、巨大なショッピングバックを持った人たちがかたっぱしから気になる商品をポンポン入れて、それを引きづりながらレジ待ちの長い列に並び、会計が終わった後キャリーに詰める、という光景も珍しいものではありません。
安かろう、悪かろう、かもしれませんが、洋服って、人によっては消費するものなんだな、と、散乱した服の山を見てしみじみ思いました。