ECロンドン留学生による語学留学ブログ|A clockwork Orange

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A clockwork Orange

December 21, 2013

 

たまーに本を買ったら紹介している気がしますが、今回はこれ、

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A clockwork orange

時計仕掛けのオレンジ。
キューブリック監督の映画をみた方も多いかと思います。本屋さんでならんでいて、おお原作か、と買って読み始めたはいいものの、大きな問題が。

私、話の筋を全然おぼえていないままに買ってしまったのですが、このお話、主人公のアレックスが、人工言語を頻用します。
人工言語というのは、
 
人工言語(じんこうげんご、英 Constructed language、Artificial Language、Model language、Conlang)とは、個人や団体などによって語彙文法が人為的に作られた言語の総称である。
フロム Wikipedia。
つまり、アレックスは、自分で作った言葉(英語とロシア語を混ぜて作ったものや、言葉遊びのようなもの)をよく用いるけど、もちろん辞書には載ってないし、じゃあ実際に使われているスラングかというと、そういうことでもない。インターネットで誰かが推測した訳を調べても、見つからないものはずっとわからない。そもそもこの本を読んでいてわからない言葉があったときに、はたしてこれは私が知らないけど存在する私にとっての新しい単語なのか、それともこの本の中でだけの人工言語なのか、区別をつけるのも難しい。
といったことをいうと、英語の勉強になるのかはナゾですが、これが結構楽しい。
それぞれの人工言語がそれぞれの文章の中で活用型をみせている、ということは、たぶんそれぞれに作者の中で一貫する意味があって、きちんと物語の文脈を汲み取れていれば、その言葉の意味が徐々にわかってくるのだろう、と。
変わり種の宝探しのような気分です。

英語を勉強している方におすすめする本ではありませんが、日本で日本語字幕でみた映画の原作を読む、のは楽しい。
もっと簡単なものの方がリーディングの練習になるのかもしれませんが、私の場合ただでさえ日本語でも活字離れなのに英語で何か読むとなると、内容に興味がないと、無理!続かないです。
皆さんもお気に入りの映画に原作があれば、ぜひ試してみてください〜