ECバンクーバー留学生による語学留学ブログ|graduation

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graduation

May 02, 2014

ついにこの日がやってきました。

5月2日でECを卒業しました。
それとともに私のバンクーバーでの生活も終わりです。

来た時は6ヶ月がどんなものかよくわかってなかったけれども、振り返ってみるととても長くとも、ものすごく短くも感じられます。
とても不思議な気持ちです。

卒業する人は最後の木曜日に任意でExit testを受けます。
このテストと、入学初日のテストを比べて誰がもっとも力を伸ばせたか、
most improve studentを金曜日の卒業式で発表します。

なんと私、同じ日に卒業するメンバーの中でmost improved studentになることができました!
わーい。
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pre-intermediateから始まり、今はTOEFLクラスにチャレンジしているところからすると、まあ伸びたのかな?と思います。

初めてカナダに来た時は会話はほとんど聞くばっかりで、(聞いてもわからないことの方が多かったり)
まわりのよくできる人たちを比べては落ち込むことも多かったように思います。
よく、3ヶ月目ぐらいから英語がすんなり聞き取れるようになり、成長を実感できると言いますが
私の場合3ヶ月目がきたときはたしかintermediateには上がれていたものの、友達との会話や買い物に言ったときの店員さんの言うこととかがまだたまにわからなくて、3ヶ月たったのに私の英語はちゃんと通じているのだろうかとすごく不安でした。
しかしある日突然、アンバサダーの皆と話しているときに、ふと
「あれ、私いまちゃんと会話できてる。」
と気がついて。それでそのときようやく、英語少しは上達しているじゃん!と実感することができました。

それと同時に実感したのは、やはりヨーロピアンと比べるとアジアンの英語力はまだまだ力が足りないのかなということでした。
もちろんそれは言語の違いからきていると思います。日本語なんて文法も文字も何もかもが英語からかけ離れている。。。
クラスが上に上がっていくにつれて日本人は減っていると思いました。

その、日本人について。
よく語学学校に行く人で日本人の友達をいっぱいつくって、日本語でしゃべって、「あー海外楽しかった!」で終わる人がいると聞きますし、実際に私がECにいる間も何人かそんな人を見てきました。
けどそれってもったいない!
日本人だけに限らず、学校の中を見回してみると韓国人は韓国人で、スイス人はスイス人で、ブラジル人はブラジル人で。。。と、同じ国籍で集まるグループがたくさんありました。
幸いなことに(?)私のいたクラスが見事なバランスでスイス、ドイツ、日本、メキシコ、イタリア、スイス(フランス語圏)、コロンビア、、、とミックスされていて、このクラスのままで一つのグループのように仲良くなっていました。(補足。韓国人のいないくらすはこの時私たちのクラスだけだったんじゃないかな・・・?それくらい、EC Vancouverは韓国人率も高かったです。)そのクラスメイトとよく話していたのが、どうしてみんな同じような国からきた人とグループを作るのかな?僕たちみたいにもっといろんな国の人を集めたほうが面白いし、楽しいし、なにより母国語を話さないから英語力をつけるのにもいいのにね、ということでした。
たしかに自分の国のひとは理解できないときは母国語が使えるし、見た目も似ているしで、一緒にいると安心感がありますが
それだとここまで来た意味がなくなるんじゃないのかなと思います。
日本人の友達をつくるな!とは、私は言いません。実際私が入学したときに同じく入学してきた日本人の女の子は、とても英語が上手で初めからadvanceクラスに入っちゃうような、そんなレベルでした。そしてその子と会話するときはいつも英語でした。今でもとても仲良しです。反対に、同じ日本人の女の子で「私は日本人は、アジア人は英語ができないから嫌い!」と突っぱねている人もいましたが、だからといってその子の英語が急激に上がっていたかと聞かれたら、そうじゃないんじゃないのかな、、、という感じ。

ようは自分次第なのだと思います。


また"語学学校"というものについて。
名前のとおり皆「語学」を勉強しにきているので、みんな英語が母国語じゃないひとたち、です。
これは留学を考えている人が一度は考えるところじゃないのかなと思うのですが、
英語を伸ばしたいのに英語が母国語じゃない、すなわちネイティブスピーカーじゃない人ばかりの環境で英語を伸ばすことができるのか。
私は、個人的にはyesと答えます。
これは学校の先生から言われたことでもあるのですが、英語で一言で「英語」といっても、住んでいるところによって様々な"訛り"があります。仕事で英語をつかっているのはネイティブスピーカーだけではありません。もし自分がネイティブスピーカーだったら、少し英語に訛りがある人と会話しても理解できますが(外国人の人がカタコトで日本語を話しても理解できるのと同じ)、私たち英語学習者からすると習ってきた英語と違う話し方をされるとそれだけで難易度が高くなったり、聞き取れなかったりします。語学学校では様々な国籍の人が集まり、各々英語の喋り方に特徴を持っています。それをたくさん聞くことができるのが、語学学校としてのメリットの一つだと思います。
もちろんネイティブの英語が理解できるのが第一と考えてからの話になりますが。
学校の先生はネイティブスピーカーですが、生徒にわかりやすいようにわざと簡単な言葉を選んで、ゆっくりはっきりを意識して話してくれています。なのでわかりやすい。ところが一歩外を出ると、特にバンクーバーのように多く移民からできている都市では、いろんな種類の"英語"を聞きます。それらを理解すう練習にもなるんじゃないのかな。
それでもどうしても本物の英語(?)だけに囲まれたい!という方には、語学学校や語学学校の集まる都市はおすすめはしません。語学学校のあるところに英語学習者有り。私自身が大学とかには行っていないので何とも言えませんが、「外国人」の少ない大学などへ留学したほうが英語以外の言語を耳にすることはなくなると思います。


もうひとつ、母国語を話さないということについて。
先生から、「母国語に一切触れないで生活してごらん。家族との連絡も、同じ言語の友達とも全部英語。全く母国語を使わないでいると、3ヶ月を過ぎたあたりから劇的に英語が伸びるよ!」と言われたことがありました。
実際に、もう実はネイティブなんじゃないかってくらい英語ができるクラスメイトに一度どうやって勉強しているのかを聞いたところ「母国語を一切使っていない。たとえ友達が僕の国の言葉で話しかけて来たとしても、英語を使うようにお願いするし、僕は英語で返事をしていた。そうしたらこうなった。」とのことでした。
嘘ではなく本当に頭を「英語脳」に変えるためには、母国語を封じるのが一番ということらしい。。。_(:3 」∠)_
私はそれを聞いて試そう!と思ったことはありましたが、やはり日本にいる友達から連絡がきたり、お店で日本人の店員さんとあったり、学校で日本人の友達と日本語を使ってしまったりして、母国語を封じるができませんでした。
もっと自分に厳しくしていれば、今よりももっとimproveできたんじゃないのかな、と少し後悔もしています。
けれど、母国語を完全に封じなければ英語は伸びないのかというと、そうじゃないと思います。
先に述べた日本人の友達をつくることと少し似ていますが、やはり母国語を使うと安心します。
その母国語を使わなかった友人は、3ヶ月をすぎるまではストレスがものすごかったそうです。別の知り合いの人も、シャワーを浴びている時にぶつぶつと自分じゃ気がつかないうちに日本語をつぶやいていたことがあって驚いたりなど、効果は大きそうですが、その分脳へのストレスも大きそうでした。
私は封じることはできませんでしたが、極力日本語を使うシチュエーションをさけ、英語を話す機会が増えるようにして、pre-intからTOEFLまでは力を伸ばすことができたと信じています。


さて、長くなりましたが最後に。
カナダへ留学しようと決めたときから今日まで、留学ジャーナルさんにはとてもお世話になりました。
ブログの更新がいつも滞っていてすみませんでした。。。
この場をお借りしてお詫びと感謝を申し上げます。

時間が経つのは本当に早い。
自分がもうあのEC Vancouverに通うことはないのかと思うと寂しくなりますし、未だ実感が湧きません。
ここでたくさんの人に出会い、別れ、いろんなものを見て、聞いて、体験して。
時に笑ったり、時には泣いたり、時には怒ったり。
この6ヶ月間の間にものすごく凝縮された、私の人生の中で忘れることのできない素敵な思い出がたくさんつまっています。
英語の勉強が第一の目標ではありましたが、ここで学んだことは決してそれだけではありません。
日本を出発する前には想像もできなかった、たくさんのものが、ことが、友達が、ここにあります。
全てがとても大切な私の人生の一部です。

本当にありがとうございました。

I greatly appreciate everyone who I met and spent time together. Everything that I had in Canada is awesome, so are my friends. I'll never forget them. It was one of my best memories of my life. It is my treasure the time I spent. I'm sure I keep working to study English. Thanks everything, Vancouver, Canada.

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