イギリス北部の都市エディンバラ郊外には、現地の人たちにはもちろん、留学生にも愛される世界遺産「Forth Bridge(フォース橋)」があります。開通したのは、およそ130年前の1890年。エディンバラから北上する鉄道をつくる際、フォース湾を跨ぐための鉄道橋として建設されました。
いまでも現役の鉄道橋として英国市民の生活を支えているフォース橋ですが、実は、元留学生のある日本人技師の尽力により建てられた橋なのです!
その日本人というのは渡邊嘉一さん。1884年、イギリスのグラスゴー大学へ留学した嘉一さんは、卒業後、ジョン・ファウラー&ベンジャミン・ベイカー工務所に勤務します。そして、フォース鉄道橋の建築工事に監督係として関わり、無事に橋は完成。この建設時に撮影された写真は、現在スコットランド銀行が発行する20ポンド紙幣にも描かれているんですよ。
これからイギリスやエディンバラへ留学するみなさん、センパイ留学生である渡邊嘉一さんがつくり上げたフォース橋へぜひ行ってみてください!
フォース橋から30分ほどの距離にある語学学校はこちら↓
◆Kaplan International English, Edinburgh
(カプラン インターナショナル イングリッシュ、エディンバラ校)