オーストラリアとニュージーランドの大学進学準備コース、ファウンデーションコースの紹介

オーストラリアでは、日本の大学の一般教養課程に当たる内容を高校11、12年次に学習します。そのため、日本の高校を卒業して進学する場合には、原則として大学進学準備コース（ファウンデーションコース）の履修が必要です。コース期間は、通常8ヵ月～1年で、年に数回の入学時期があり、オーストラリアの新学期の2月と7月の入学に間に合うように設定されています。
コース内容は多岐に渡り、大学で専攻する科目の基礎知識のほか、レポートの書き方、ノートの取り方、リサーチや発表の仕方などのカレッジスキルと呼ばれる分野も含まれます。
大学進学準備コースは、大学付属のものと、私立の教育機関のものとの2種類があります。私立の場合でも、大学と提携しているため、成績次第で提携大学への進学が可能です。
進学準備コースには、大学1年次に学習する内容も進学準備と平行して学ぶディプロマプログラムもあります。ディプロマプログラムを規定の成績で修了すると、提携大学の2年次に編入することができます。