A. 費用の差は、学校の質にある程度、比例します。具体的には、先生の質、教材、立地、設備、学生サポートの質など。たとえば先生の質でいうと、所持している英語教授法の資格のレベルの違い、海外で教えた経験の有無、経験年数など採用基準は学校によって異なります。
そして何より気を付けなければいけないのがあまりにも安い学校。こういった学校の中には必要な認可を受けておらず、急に学校が倒産してしまい学生に迷惑をかけているケースも少なくないのでご注意を。
「何にどれくらいかかる?」「トータルでどれくらいの予算が必要?」。留学のスタイルや留学先によって違う留学費用について具体的な内訳と、少しでも安く抑えるための節約術をご紹介します。
留学には、「出発前にかかる費用」と「留学先でかかる費用」がある。これらを合計したものが留学の総費用となる。
留学の総費用
※留学先でかかる費用でも、学校によって出発前に支払いが必要となる場合があります。詳しくはお問い合わせください。
国による授業料と滞在費・食費の違いを留学スタイル別でみてみよう。
※下記データは、2017年留学ジャーナルからの出発者による統計。
「授業料+滞在費+食費」の目安 | |||
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国 | 12週間 | 24週間 | 48週間 |
アメリカ | 90~110万円 | 170~220万円 | 340~435万円 |
カナダ | 50~85万円 | 95~165万円 | 200~335万円 |
イギリス | 55~100万円 | 105~190万円 | 205~385万円 |
オーストラリア | 60~85万円 | 125~165万円 | 250~325万円 |
ニュージーランド | 55~75万円 | 105~150万円 | 215~300万円 |
カナダ・バンクーバーの |
授業料+滞在費+食費=111万円 (内訳) 授業料(出願料、教材費含む) CA$6,630 合計 CA$12,342 (=1,110,780円) *ホームステイ 1日3食付き ※CA$1=¥90 |
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A. 費用の差は、学校の質にある程度、比例します。具体的には、先生の質、教材、立地、設備、学生サポートの質など。たとえば先生の質でいうと、所持している英語教授法の資格のレベルの違い、海外で教えた経験の有無、経験年数など採用基準は学校によって異なります。
そして何より気を付けなければいけないのがあまりにも安い学校。こういった学校の中には必要な認可を受けておらず、急に学校が倒産してしまい学生に迷惑をかけているケースも少なくないのでご注意を。
公立大学のアカデミックイヤー(約9ヵ月)での「授業料+滞在費+食費」の目安 | |||
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アメリカ | 短大:230万円 | イギリス | 大学:330万円 |
大学:380万円 | 大学院:340万円 | ||
大学院:360万円 | オーストラリア | 大学:350万円 | |
カナダ | 短大:210万円 | 大学院:360万円 | |
大学:270万円 | ニュージーランド | 大学:310万円 | |
大学院:220万円 | 大学院:330万円 |
アメリカ・カンザス州の |
授業料+滞在費+食費=310万円 (内訳) 授業料、本代など US$18,151 合計 US$28,681 (=3,097,548円) ※US$1=¥108 |
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アカデミックイヤー(約9ヵ月)の 「授業料+滞在費+食費」の目安 |
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カナダ オーストラリア ニュージーランド |
220万円 235万円 240万円 |
9カ月~1年の 「授業料+滞在費+食費」の目安 |
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アメリカ(2年制大学) アメリカ(専門課程) カナダ オーストラリア ニュージーランド |
295万円 420万円 270万円 250万円 250万円 |
費用がネックで留学に一歩踏み出せないという方も多いだろう。大学生や社会人の方でも足りない分はご家族の援助で資金を準備する方も少なくない。だからこそ安く抑える方法や特典を上手に活用して、留学を実現させよう!
3ヵ月以上の長期で語学留学をする場合、次のような授業料の割引が適用される語学学校がある。
★長期割引プログラムを持つ学校例
1年間で
10~20万円
安くなる!
★授業料の長期割引制度を持つ
学校例
1年間で
10~30万円
安くなる!
それぞれの語学学校の期間限定キャンペーンもチェック。これを上手に活用するとかなりお得に。
オーストラリアでは、ワーキングホリデーはもちろん、学生でもアルバイトができる。そこで、日中に仕事をしたい人のために、多くの学校でイブニング(夜間)コースを提供している。イブニングコースは、昼間のコースと同じ内容なのに、授業料が安いのが特徴。とくに仕事が多い都市部の学校に行く人にはおすすめ。
例)English Language Company(一般英語コース)
1週間あたり
約¥8,000も
おトク!
1週間$290
(約¥26,000)
1週間$380
(約¥34,000)
17週申込の場合
4ヵ月通う場合・・・
約14万円もおトク!
オーストラリアとニュージーランドでは、ワーキングホリデービザで働けることに加えて、語学学校に通う学生でも、現地でアルバイトをすることができる(学生ビザ保持者限定)。現地でかかる費用をすべてまかなえるほどの金額にはならないが、生活費の手助けになるほどの額は、稼ぐことができる。
国による物価の違いが現地でかかる生活費に大きく影響する。同じ国でも都市部は高く、地方は安めなので、都市選びも慎重にしたい。また、往復の航空運賃も、シーズンによって差がある。夏休みや年末年始、ゴールデンウィークなど、海外旅行をする人が増えるオンシーズンは当然高くなるので、その時期を外すことでも安く抑えられる。このほか出発前にできるだけ英語力をアップさせておき、留学期間を短くする、といったことでも節約は可能。
航空運賃のシーズン料金の参考
安い時期 --- 4月上旬から6月中旬(GW除く)、10月上旬から12月上旬
高い時期 --- 年末年始やゴールデンウィーク、夏休みシーズンなど
※南半球の場合は航空券の安い時期が異なる場合があるので注意
※このほか、大学・大学院が独自で提供する奨学金や、公的機関が提供する奨学金、教育ローンなどもあります。