授業料、教材費、滞在費(食費・住居費)、航空券代、現地交通費、保険料、お小遣いなどが留学費用として挙げられる。国や都市、大学によって費用は異なり、アメリカは全般的に公立よりも私立が授業料が高く、地方の州立大学ほど近隣の私立より安くなる傾向が強い。また、単位制のため履修する科目数によっても授業料は異なる。カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学はほとんどが国公立。コースによって授業料は異なるが、アメリカほどの格差はない。
国/大学 | 学費 | 滞在費 | 合計 |
---|---|---|---|
アメリカ カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 |
US$43,482 | US$16,625 | 約655万円(US$1=109円) |
カナダ マギル大学 |
CA$21,500 | CA$16,975 | 約312万円(CA$1=81円) |
イギリス ケンブリッジ大学 |
£22,227 | £11,230 | 約468万円(£1=140円) |
オーストラリア シドニー大学 |
AU$43,000 | AU$16,380 | 約457万円(AU$1=77円) |
ニュージーランド オタゴ大学 |
NZ$26,364 | NZ$15,846 | 約308万円(NZ$1=73円) |
※レートは2020年7月現在
※US$=109円で計算。
※2年制大学をカリフォルニア州内の公立2年制大学に、4年制大学をカリフォルニア大学ロサンゼルス校に通った場合。
日本では大学生のアルバイトは一般的だが、留学生の場合は国によってアルバイトができる場合もあるが、労働時間に制限があるなど条件が設定されている。また、学生ビザの条件変更に伴い、ルールが変更になることもあるので、最新情報を常に把握しておくことが大切。ただ、現実的には学業が忙しく、アルバイトをする時間がないのが実情で、留学費用をアルバイトに頼ることはできない。事前に十分に生活できるだけの費用は準備しておこう。