授業料、教材費、滞在費(食費・住居費)、航空券代、現地交通費、保険料、お小遣いなどが留学費用として挙げられる。国や都市、大学によって費用は異なり、アメリカは全般的に公立よりも私立が授業料が高く、地方の州立大学ほど近隣の私立より安くなる傾向が強い。また、単位制のため履修する科目数によっても授業料は異なる。カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの大学はほとんどが国公立。コースによって授業料は異なるが、アメリカほどの格差はない。
国/大学 | 授業料 | 滞在費 | 合計 |
---|---|---|---|
アメリカ カリフォルニア大学 ロサンゼルス校 |
US$52,028 | US$20,500 | 約1,095万円(US$1=151円) |
カナダ トロント大学 |
CA$63,490 | CA$22,558 | 約955万円(CA$1=111円) |
ニュージーランド オタゴ大学 |
NZ$42,921 | NZ$21,356 | 約591万円(NZ$1=92円) |
オーストラリア シドニー大学 |
AU$54,750 | AU$20,360 | 約751万円(AU$1=100円) |
イギリス ケンブリッジ大学 |
UK£38,241 | UK£14,880 | 約1,030万円(UK£1=194円) |
※レートは2025年の概算平均値
※US$=139円で計算。
※2年制大学をカリフォルニア州内の公立2年制大学に、4年制大学をカリフォルニア大学ロサンゼルス校に通った場合。
日本では大学生のアルバイトは一般的だが、留学生の場合は国によってアルバイトができる場合もあるが、労働時間に制限があるなど条件が設定されている。また、学生ビザの条件変更に伴い、ルールが変更になることもあるので、最新情報を常に把握しておくことが大切。ただ、現実的には学業が忙しく、アルバイトをする時間がないのが実情で、留学費用をアルバイトに頼ることはできない。事前に十分に生活できるだけの費用は準備しておこう。