ELSアデルファイ大学マンハッタンセンター留学生による語学留学ブログ|The art of New York -part 3-

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The art of New York -part 3-

April 23, 2009

この日巡った中ではあまり、

日本人アーティストはいらっしゃらなかったのですが

見つけました。

Izima Kaoruさんのexhibition。

VON LINTEL GALLERY

555West 25th St. NY



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私自身、今まで気まぐれにしか

写真家さんを調べたり、見たりしなかったので

私もこちらに来るまでは詳しく存じ上げていなかったのですが

以前行った、ManhattanのPhoto Museamの本屋さんで

この方の写真集を見つけ、とても興味深く思っていたので

exhibitionを見つけ、とても嬉しかったです!!



できればオープニングに行って、ご本人に会いたかったなぁ…



伊島薫さんの簡単なプロフィールを載せておきます。

1954年生まれ、京都出身。写真家・CMディレクター。

中学時代から写真を始め、高校時代には写真家になろうと決意。

東京綜合写真学校に進み、卒業後1 年間アメリカに滞在。

帰国後は、ファッション、広告、ビデオクリップなど幅広い分野で活躍。

1999年には、小泉今日子や篠原涼子、松雪泰子など有名女優がブランド品を身につけ

死体の振りをして撮影された斬新な写真集『死体のある20の風景』を発行する。



この写真集ですが、今では出版元が無くなったため

ものすごく入手困難で、プレミアが付いているそうですよ。

ちなみに、日本で有名な写真家・平間至さんも

伊島薫さんのアシスタントについていたそうです。



そんな有名なフォトグラファーを知らなかっただなんて。。。orz



そんな伊島薫さんの個展ですが

広々とした綺麗な室内に

綺麗に額装された写真が並べられておりました。

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↑こちら最新の出版物の表紙にもなっている、女優木村佳乃さんの作品。

 とても綺麗な色合い。 まさに、ジャパニーズビューティーですね。



国内外の女優さんやモデルさん方が、死体(殺害された?)に扮して

色々なシチュエーション、場所で撮影されています。

中でも私が好きだったのは、このシリーズ

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↑森の中で、倒れている(というか死体だから…)少女。

 このアングルすごいです。 撮影するの大変だっただろうなぁ…

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↑ストーリー性が感じられて、とても素敵。 カッコイイです!



気になった方は、ぜひぜひ書店にて作品集をお買い求め下さい。(宣伝?)

ちなみに、ギャラリーでも販売されておりました。

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↑こちら、一つ前のシリーズ作品集(たぶん…)



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↑こちら、私がNYの美術館で見かけた最新版。



カッコイイなぁ… 私も…!!と、思わずにはいられません。

がんばります。



そんな妄想を抱きつつ、次に向かったのは

Gana Art Gallery

568West 25th St. NY



ものすごく広いギャラリー内に、大きな写真作品がかけられていたのですが

被写体は全て、工業地帯や廃墟、廃屋など。

被写体自体は、とても荒廃した感じなのですが

プリントがとても綺麗でした。



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↑私が1番好きだった作品。無機質なはずの工場の明かりが、とても幻想的。

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↑会場の一角には、電柱のシルエットを使った

 こんなコーナーも。 面白いです。



ちなみにこちら、TAEWON JANGさんという韓国人作家さんの個展で

なんと、撮影は全て日本で行われたそうですよ!!



次のギャラリーへ向かう途中、道ばたで妙なものを発見。

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う さ ぎ …??

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あっ。向かって来る!! 

見るからにボロボロなうさぎが、何かを訴えている様です。



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↑真意は測りかねるのですが、この文字から読む限り

 アーティストやアートに対しての批判?もしくは逆に権利向上?なのでしょうか。



そんなうさぎさんを尻目に、我々が次に向かったのは

CHARLES COWLES GALLERY

537 West 24th Street. NY



ここで気になったのは、

Nancy RichardsonさんのTwilightという作品。

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上の写真だと分かりずらいかと思うのですが

この作品、どうやら写真撮影→CG処理→キャンバスにプリント

という行程を経て作られたものの様で

見れば見るほど、絵なのか写真なのかCGなのか分からず

とても幻想的な作品なのです。

制作行程も、とても実験的で興味深かったです!



そろそろ我々の体力も、限界に近付いたころ向かったのは

Mike Weiss Gallery

520West 24th St. NY



こちらでは、今月のGallery Guideの表紙にもなっていた

Graham Gillmoreさんの作品が展示されておりました。

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↑タイポグラフィをモチーフにした、ユニークな作品達。



英語がもっと分かったら、面白いかもしれません。

(多分、なにかの物語や台詞の羅列が描かれた部分がある様なので)

私が1番気に入ったのはこちら

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↑爽やかな色合いが特徴的。



3部に渡って展開してきましたThe art of New Yorkも

いよいよ最後のご紹介です。



以前、こちらでも紹介した奈良美智さんの個展がやっていた

MARIAANE BOESKY GALLERYにて、

新しいexhibitionが開催中でした。



Jphn Watersさんの「Rear Projection」と題されたこの展示。

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↑いきなり、こんな作品があったり

今までの名優子役達がCGによって

煙草を吸っているいるかの様なVTRが流されていたり…と

ブラックかつユニーク。



特に、意表をつかれたのがこのシリーズ

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↑これは…!!笑 LA MERのボトルが、こんなにも巨大に!

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↑こ…コンバット?!!



こんな巨大化された、家庭用品たちが会場のあちらこちらに。。

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↑なんか、液体もれちゃってるし。。 

(実際はこの液体とみられるもの、樹脂の様なもので固まっておりました)



以上、この日巡ったのは約20のギャラリー。

まだまだ行き尽くせないほど、数多くのGalleryが存在するNY。

アーティトを目指す人間にとって

色々なアーティストの作品を生で間近に見られる機会は

本当に貴重で、沢山の刺激をもらいました!!



みなさんもぜひぜひ、NYに行かれた際は

観光名所も良いけれど、

ぶらりギャラリー巡りなんかもしてみて下さい+**

面白い発見や、刺激が得られたりもしますよ!



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↑帰りにみかけた光景1

 近くにある、かの有名なチェルシーホテル。

 …の一角で、看板を背に写真を撮ろうと試みる、外国人。 良い写真撮れたかな…



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↑帰りにみかけた光景2

 黄金色に輝く、フラットビル。 夕焼けのManhattanも素敵です。

 ≪ The art of New York -part 2- Brooklyn Botanic Garden ≫ 

プロフィール

profile
村中 享子さん
多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業、日本写真芸術専門学校卒業、画像処理職、デザイン職の経験を経て、アーティストへの道を決意。かねてからの夢であったNY留学を切っ掛けに、国際的に活躍する為の語学習得&現地での様々な刺激を受け、作品制作を通し自分にしか作れない作風の確立が、最終目標。学校での生活以外にも、NYのアートシーンなど色々な事を伝えていく予定。自身のHP http://junk-xxx.main.jp/でも作品を紹介。

※2008年7月~2009年7月ブログ担当

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