1年間休学してアメリカへの留学を決意。アメリカのUniversity of Washingtonで、一般英語(IEP)、ビジネス英語(IBEP)、Business for International Professionals Certificate Program(BUSIP)を学ぶ。留学前のTOEICテストは550点
留学ジャーナルへ相談に訪れ、留学先をワシントン州シアトルにあるUniversity of Washingtonに決定。シアトルは、野球選手イチローの活躍やコーヒーチェーン「スターバックス」発祥の地として、日本人の間でも知名度が上がってきたところだった。「University of Washingtonはアメリカでも名門の大学ですし、東海岸よりは西海岸のほうが物価が安いということも決め手になりました」
日本では法律を学んでいたが、アメリカでは「弁護士っていうより、経営者に向いているよね」と言われ、本格的に経営者への道を意識するようになった。そんな中、University of WashingtonのビジネスコースBUSIP(Business for International Professionals Certificate Program)は人気のプログラムで、あいにくクラスは満員。「そんなことであきらめるわけにはいかないと、プログラムディレクターに直談判に行ったんです。『後ろの方で、座らせてもらうだけで良いから』と言ったら、仕方がない、という調子で受講を認めてくれました。いざ講義が始まったら、先生の真ん前の席に陣取っていましたが(笑)」
帰国後、シアトルへの想いが増していく中、予定より早く日本の大学を9月に卒業、再度シアトルにわたり、University of Washingtonのビジネス英語コース(IBEP)を5ヵ月間受講した。「行く前には、資金作りのために販売員や荷物運びなどいろいろなバイトをしましたが、それも社会人になる前のいい経験になったと思います」