私、留学ジャーナルで留学しました。
「英語もどちらかというと苦手科目で、なにも分からなかった私。留学ジャーナルの無料カウンセリングに行って、 短期語学留学を体験。翌年には語学留学し、今は帰国して英語を活かした仕事をしています」 こんな声がたくさん届いています。先輩たちの声を聞いてあなたの成功する留学に役立ててください。
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9月から1年間、在籍する大学の協定校留学をする予定だったので、その前にプレ留学のようなものをしたかったというのが留学のきっかけです。大学では国際日本学部に所属し、英語の授業を多く受講しているので、ある程度の英語力がついてきたら、実際に外国で英語を使って生活してみたいと考えていました。
高校時代にカナダのサスカトゥーンでホームステイをした経験があったので、カナダにもう一度行きたいなという気持ちがありました。しかしながら私はサスカトゥーンやバンクーバーのような自然が豊富な地よりも、トロントのような大都市の方が好きだったのでトロントを選びました。また、ILACはカナダで有名な語学学校のひとつで、幾つも賞を取っているとのことで選びました。クラスのレベル分けがとても多かったのも決め手です。
留学にあたって目標としたことは、"英語力の向上"。これまで座学を中心に勉強してきたので、実際に英語を使ってコミュニケーションを取れるようになる!そして英語が公用語の国で普通に生きられることを目指しました。
私のクラスはHigh Advancedレベルで、クラス人数は20人前後。ベルギーやブラジルからの学生が多く、次いで韓国、日本の順でした。台湾やタイなどのアジア人や、南米系の人もいました。
クラスメイトの多くは長い間ILACに在籍しレベルアップしてきたので、英語力が高く文法やリーディングよりも、コミュニケーション(=スピーキング)に長けていて、初めのうちは少し圧倒されました。また、皆が長く知り合いで一緒に時を過ごしてきた感じでした。そうした輪の中にいきなり入り、友達を作るのはとても緊張しましたが、皆とてもフレンドリーで、初日から韓国料理屋へ行く会に誘ってもらいました。
クラスメイトは、授業中でも電話が来たら教室を離れますし、靴のまま椅子に足をかけたり、日本では起こり得ないような行動をとったりすることにも初めはとても驚きました。そういったカジュアルな雰囲気を知り体験できたのはとてもよかったです。仲良くなったクラスメイトとは、トロントの観光名所(カッサローマやトロントアイランドなど)に行ったり、各国の料理を食べに行ったり、色んな所に連れて行ってもらいました。
担任は学校の人気の先生で、文法や語いを学ぶというよりは、アクティビティやロールプレイを多く取り入れる明るい授業スタイルで、「ザ・学校」という感じがなく楽しく学ぶことができました。一度、授業のテーマが「アメコミ」(アメリカン・コミックス)についてだったのですが、私は今まで一度もアメコミを読んだり、その映画を見たりしたことがなかったのでとても大変でした。アメコミの好きなヒーローについて話し合うにしても、そもそもその知識がないので好きも嫌いもないといった感じで、聞き役に徹していました。英語力だけでなく、英語圏の文化なども学べたのでよかったです。
また、毎週金曜日は憂鬱だからと、先生がTim HortonsのTim bits(小さいドーナツ)を買ってきてくれました。私の最終日には、私が本が好きだと伝えたことから、日本人作家の英語バージョンの小説と、ドーナツをプレゼントしてくれました。
学校のコロナ感染対策としては、毎日キャンパスへ入る前に、体調チェックのようなものをインターネットで提出し、その提出完了画面とワクチン接種証明を見せる必要がありました(3月中旬で廃止されましたが)。また、電子レンジなどの使用も制限されていましたし、当たり前かもしれませんが授業中はマスクを着用する必要がありました。
私は留学期間中はホームステイに滞在していました。フィリピン人のファミリーだったのですが、とても温かく迎え入れてくれて、ファミリーデイには家族旅行にも連れて行ってもらいました。ブルーマウンテンへ行き、スキーをしました。フィリピンから来たカレッジに通うルームメイトもいて、彼女はとても優しく私の生活をサポートしてくれました。部屋はシンプルな一人部屋でしたが、収納もしっかりできましたし、地下ではあったもののセントラルヒーターがあったので寒さを感じることもありませんでした。地下にはミニキッチンとバスルームもあり、生活面で困った記憶はありません。
朝食と昼食はキッチンにあるもので自分で作るスタイルだったので、サンドイッチを持って行ったりしていました。夕食はホストシスターが作ってくれましたが、後半はほとんど毎日友達と外食をしていました。
休日はカナダに滞在中の日本人の友達とモントリオールへ旅行に行きました。フランス語が公用語のモントリオールは、トロントと違う雰囲気でとても楽しかったです。他にも休日は友達とダウンタウンで遊んだり、一人で遠くの公園へ行ってみたりしました。
日本へ帰国する直前に日本政府がブースター接種を完了していれば隔離を免除すると発表したので、近所の薬局でブースター接種を予約して土曜日に打ちました。異国の地で自分で電話してワクチン接種の予約をして、実際に接種するといった経験もコロナ禍ならではの貴重なものだったなと思います。
街では想像していたよりもほとんどの人がマスクを着用していました。しかし、イートンセンター(トロントのダウンタウンにあるとても大きなショッピングセンター)で買い物をした後、一旦外に出た瞬間、いきなりマスク反対派のデモ行進が始まり、多くの人がマスクをしないで叫んでいました。それに対してマスクを付けろという人たちも怒鳴り合い、カオスな状態になっていました。
私は寒い中、マスクをつけていない大群の近くにいるのが不安だったのでイートンセンターに戻ろうとしたら全ての鍵が施錠され、周辺の駅やビルなど全てに入ることができなくなりました。色んなビルの出入り口にセキュリティの人がいるのはなんでだろうと日頃思っていたのですが、こうしたデモやテロに対して瞬時に対応できるようにするためだったのだなと理解しました。これもリアルな経験でした。
今回留学してよかったなと思ったことは、私は日本人であってネイティブスピーカーではないということをポジティブな意味で理解できたことです。留学前は、英語はネイティブスピーカーのように話せてようやく英語が話せると言えると思い込んでいました。しかしながら、私はネイティブスピーカーではないし、私の英語は私のアイデンティティであり、相手と意思疎通ができるのであれば、それだけで完璧だと思えるようになりました。
世界各国から集まるクラスメイトは皆それぞれ母国語のアクセントの癖があったり、まるでネイティブスピーカーのような発音ではない人もいましたが、それぞれの英語でも私たちはトロントで生きていけてたし、コミュニケーションも取れていたし、とても仲良くなることができました。こういった意味でアメリカ人やイギリス人のような英語を目指す必要がない(彼らのような発音を目指すこともいいと思いますが)と思えたことは、少し強迫概念のように思い込んでいた自分にとっては救いとなりました。
また、世界各国の友達ができたことは自分にとって大きな財産です。今後、その国に行くことがあれば、彼らと会うことができるかもしれないし、できなかったとしても彼らを思い出すことができます。同じ経験をした友達が世界中にいて、繋がることができていることがとても嬉しいです。
コロナ禍の留学ということで、いつもより多くのハードルがあると思いますが、こうした情勢でも留学している日本人は多くいました。自分がなりたい姿へ近づくための手段として留学があり、実際に留学ができる状態にいるのであれば勇気を持って一歩を踏み出してみるべきです。英語力はもちろん、自分への自信や、新しい文化に友達と思っていた以上の財産ができると思います。
実際に留学することを決めたのなら、日本にいるうちから英語を一生懸命勉強していくべきだと思います。その努力が留学先での充実度を大きく変えます。応援しています!
初めの留学カウンセリングで、なんとなくの気持ちで留学の準備を始めた自分にとって、どうして留学に行きたいのか、目的を明確化するようにアドバイスしてくれたのが有り難かったです。また、コロナ禍ではさまざまな情報が錯乱し、手続きなども1日単位で変わっていたので、それをサポートしてくださる存在がいるということが、不安払拭になり良かったです。
S.U.さん(20歳)
短期留学
2022年2月~3月(6週間)
ホームステイ
International Language Academy of Canada, Toronto
日本の大学の協定校留学をする予定だったので、その前にプレ留学のようなものをしたかったからです。
英語に関する不安はほとんどありませんでした。それよりもむしろ、コロナ禍における留学ということで多くの手続きが必要となり、そちらの不安が大きかったです。