私、留学ジャーナルで留学しました。
「英語もどちらかというと苦手科目で、なにも分からなかった私。留学ジャーナルの無料カウンセリングに行って、 短期語学留学を体験。翌年には語学留学し、今は帰国して英語を活かした仕事をしています」 こんな声がたくさん届いています。先輩たちの声を聞いてあなたの成功する留学に役立ててください。
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留学先にイギリスのSt.Giles London Highgateを選んだ理由は、留学カウンセラーに何度か相談する中で、緑豊かな落ち着いた雰囲気であることを聞いたからです。また、学校のスタッフとのやり取りもスムーズとのことで、留学ジャーナルさんとの連携や連絡の取りやすさに安心感を持ちました。また、校舎がロンドン市内にあるため、中心地へのアクセスも良いという点で、比較的費用を抑えられるというところが決め手となりました。
私が留学するにあたって目標としたのは、文章構成を考えなくても自然に英語が口から出る状態になることです。日本にいるときは頭の中で文を考えてから口に出していました。言いたいことが言えないもどかしさがあったので、それを払拭したいと思っていました。そのためにクラスでは1回の授業で1度は発言することを目標にしました。
さらに、会話力アップのためにたくさんの海外の友だちやネイティブスピーカーと話す機会を設けることも目標にしていました。語学学校に日本人の学生がいても、あえて英語で話しかけたり、週末は海外の友だちと一緒に出かける時間をたくさんとったりすることで、英語の環境に身を置きました。不確かな部分は必ず聞き直すことも心がけました。
学校周辺は一軒一軒のお家が大きい閑静な住宅街で、緑があふれています。晴れの日は外を散歩すると気持ちが良いです。レンガ造りの校舎は、建物自体は大きくないですが、屋内にはシャンデリア、おしゃれな階段とドアがあります。白を基調とした教室は少人数のクラス仕様になっていてとてもアットホーム。地下のカフェテリアは、休憩時間や放課後に学生がくつろぐ居場所として利用されます。入口をはいって突き当たりの部屋には先生方がいて、心配なことがある時や何か相談したい時に自由に話をしに行けます。何でも言いやすかったです。
学生は、学ぶクラスによって年齢構成がさまざまでした。私がいたB1クラスは仕事をしている社会人が多く、語学力向上のために学びに来た看護師をしていてるトルコの女性、昼は語学学校で、夜はリモートでITの仕事をするカンボジアの男性、政府から派遣されたサウジアラビアの女性、教員をしているスイスの女性、母国にいられなくてロンドンで働き口を探すウクライナの女性など、本当にいろいろな方と交流しました。働く立場からの視点、世界で活躍する経済のプロからの意見など、授業を受けるたびにもっと語学力を向上させたいと刺激を受けました。日々の生活のこと、祖国の平安のことを考えているクラスメイトを間近にして、私が日本で抱いていた悩みはなんて小さいのだろうと思うこともありました。
また、同年代の人でもイタリア、台湾、アルゼンチンなど、自分より年下とは思えないほど自分の意見をしっかり持っていて、ブレない価値観がありました。みんなとてもしっかりしていて、語学力が至らなくて分からない単語があっても、何度も説明してくれる優しいクラスメイトばかりでした。
日々のペアになって質問し合う時間は面白かったです。自分とは視点が異なる回答があって、刺激を受けました。印象的な授業は、ペアになって、異なるイソップ童話を読んで相手に物語を伝えるというものです。説明を踏まえて教訓を当ててもらうペアワークで、重要な情報を絞って伝えるという意味でとても考えさせられました。また、発音の授業も印象的で、私自身これまで“R”と”L”の発音の違いが不明確になっていたので、これで再確認ができました。他の音に関しても何度も言う練習をしました。
基本的には、毎週異なるトピックに合わせて授業が進みました。健康、医療、移動手段、政治、動物、テクノロジー、メディアなど、その週のトピックに関連する単語と、鍵となる文法を学びます。週の前半では新たに習った単語を自分が話す文の中に入れる練習を何度も繰り返しました。後半になるにつれて内容に関わるディスカッションが多くなります。例えば、メディアがテーマの週には、「人々は正しく情報を得ることができていると思うか」「紙媒体、ネットニュース、テレビなど、最も信頼性の高いメディアはどれか」などが取り上げられ、活発に議論をしました。
私は子育てを終えた一人暮らしの女性の家にホームステイをしました。ホームステイ先には違う校舎の語学学校に通うスイス出身の女子大学生がいました。部屋は1部屋ずつ用意していただいて、とてもゆったりと過ごせました。タンス、クローゼット、鏡も各部屋にあり、ありがたかったです。トイレとシャワーはルームメイトと共用です。イギリスのヒーター事情は設計上弱い部分が多く、ホストマザーからはシャワーを浴びると熱が全集中して作動しなくなると言われました。シャワーは常にタイミングをうかがって入ります。何不自由なく浴槽に浸かってお風呂を味わえる日本の環境のありがたさを痛感できます。
ホストマザーはとても献身的で、ホスピタリティあふれる優しい人でした。何よりありがたかったのは、毎晩夕食を手作りし、ルームメイトも含めて一緒に食事をしてくれたことです。ホストマザーは、英語で発する時間を作ることでスピーキング力が上がるんだと言って毎晩必ず話をする時間を設けてくれました。おかげで毎日、今日は何を話すかを念頭に置いて生活できたので英語の回路が膨らんだかもしれません。また、ホストマザーは普段自宅にクライアントを呼んで話を聞く、心理カウンセラーの仕事をしていました。私は大学で心理学を専攻していたため思わぬ繋がりを発見できたことが嬉しかったです。出発前は英語で心理学の話に花を咲かせることになるとは想像もしていなかったので、特に印象に残っています。
食事に関してはルームメイトも私も野菜中心の食事が中心、と伝えると工夫をしながらさまざまな料理を作ってくれました。イギリスのスーパーはビーガン、ハラルなどさまざまな食スタイルに対しても寛容で理解が進んでいる印象です。代替食品も充実していて食の選択肢も広かったです。料理は一品料理が中心でローテーションですが、パスタ、マッシュポテト、キッシュ、チリコンカン、カレー、ライスヌードルなどいろいろな手作り料理を食べました。素朴な味が楽しめてあっさりしていて個人的においしくいただきました。
たまに日本食で体調を整えたいこともあって、パックおにぎり、味噌、梅干し、茶葉を持って行きました。スプーンとカップを持っていったので簡単な調理もできて良かったです。特に保温機能があるスープジャーは寒い季節に重宝しました。お米でできた煎餅(ポンセン)も気軽に食べられて、自分でバランスを取りながらの日々でした。炊事や洗濯を手伝わなくていいというホストマザーの反応だけは意外だったので、家庭によってさまざまな方針があることも痛感しました。
最初の2週間は、入学日が同じだったドイツ、ブラジル、ウクライナの友人と行動をともにしていました。すでに働いている社会人の集まりだったので、パブやバーに行くなどお酒が提供される場所にも多く行きました。オックスフォードにプチ旅行したのも新鮮な経験でした。
滞在の後半は台湾の子2人と友だちになりました。親日家で、価値観も似ているため親近感が湧きました。今では一番の友だちの1人になっていて、帰国後の今でも連絡を取り合っています。週末は一緒にケンブリッジ、バースへ出かけてたくさん写真を撮りました。長時間の移動の中で普段学校では聞けない、母国の文化や将来の夢など深い話ができたことが嬉しかったです。
語学学校は毎週月曜日が入学日で毎週新たな出会いがあります。私はキリの良い2月からではなくあえて1月最終週入学を選び、5週間滞在して3月初旬に帰国というずらした滞在期間を狙いました。だからこそさまざまな国の人と次々に出会えたと思っています。いつ入学しても良いからこそ、日本人が多く入学する週などは比較的偏りが出るので、可能ならばあえて日をずらしてみるのも良いかもしれません。
日本でヨガを習っているのでイギリスでも体験してみたいと思い、休日は、留学前にInstagramで見つけたスタジオに通いました。私が出合ったイギリスのヨガ教室は、ヨガをセラピーとしても活用していて、障害を持った子どもたちのための教室が開かれていました。
また、ホストマザーへの事前の自己紹介で華道をしていること、フラワーアレンジメントに興味があることを伝えたら、知り合いの紹介でウェディングブーケを作るレッスンに参加させていただくことができました。フラワーショップ内にある、温室のような開放的な空間で紅茶とケーキを楽しみながらアレンジメントを作りました。大量の花の中から自分が欲しい花を好きなだけ選ぶ自由さはイギリスならではだと思いました。自分の「好き」を宣言していると活動の幅も広がると思います。
さらに、語学学校で出会った日本の女子大学生と、出会ってから5日でパリに弾丸旅行に行きました。ホテル、ユーロスター(電車)の予約、プランニングを全て英語で行うのはドキドキ感もあり、ワクワクする経験でした。2日間でもエッフェル塔、ステンドグラスの教会、ルーブル美術館など観光名所を巡ることができました。遠く離れた地だからこそ、日本人どうしの繋がりも心強いです。語学学校では英語で会話にチャレンジしながら適度な距離感で話せたので、私にとってはありがたい友人です。苦楽をともにしたからこそ、ここでの出会いもかけがえのないものです。帰国後もご飯を一緒に食べに行ったり、週末に会ったりしています。
思い出の一つで忘れらないのは、通学経路を模索したことです。最初は、ホストマザーに家からバスで通学することを勧められましたが、ロンドンのバスは時間通りに来ることはなく、渋滞でまったく進まないので途中から地下鉄通学に切り替えました。地下鉄通学初日、最寄りのSouthgateから南に下ってKing’s Cross St Pancrasで乗り換え、北に上ってHighgateへ行く予定にしていましたが、乗り換えしようと思っていた駅からは枝分かれせず、語学学校の駅を経由する路線に乗れなくて焦りました。次の駅まで行ったら無事乗りたい行き先の電車を見つけて無事到着しましたが、路線図だけでは分からない情報を痛感しました。比較的単純なロンドンの地下鉄でさえ迷ったので、東京に来た海外の方が地下鉄でわけがわからなくなる気持ちを身に染みて実感していました。でも、サバイバルな感じも経験してみたら楽しくてたくましくなった気分になれました。
プチ情報ですが、ロンドンの地下鉄では毎朝新聞が無料で配布されます。私は留学中、毎朝電車の中で読んでいました。写真が付いているので世界情勢も分かりやすいと同時に、リーディング力も養えます。特に一番好きだったトピックは星座占いです。単純な文で分かりやすいのが一番の理由ですが、今日はどんな一日になるのか、どんな行動を取るかワクワクしながら読みました。
留学を経験して一番変化したことは自分の心の持ち方です。ロンドンの地下鉄内で席を譲り合う優しい雰囲気、良い意味で人目を気にしない様子を見て、自分がその時に提供できる最大限のものを提供できたらそれで最善と思えるようになりました。だからこそ、日本に帰ってから少しでも気になったら行動してみようとチャレンジする機会が増えました。
そして、答えは一つではないということも痛感しています。いろいろな考えを持つ人がいるからこそ彩りある世界ができているので、相手を尊重するという謙虚さも胸に留めつつ時にははっきり、自分の軸を持って発信していきたいと思うようになりました。
ロンドンに行くことで世界中の人と友だちになれてネットワークが広がりました。ロンドンで成長できると同時に、また帰ってきたいと思う街です。さらに英語を上達させて恩返しのために行くことが次の目標です。
国を越えて生活すると、日々新発見の連続です。私は5週間という限られた期間の留学だったので人によってさまざまな見方があるかもしれません。それでも私は、短期間の中だからこそ1秒たりとも無駄にはしないという思いで毎日を過ごしました。留学は、4月からの新社会人生活を思い切り頑張る原動力となり、私にとっては宝物のような時間です。それぞれの人に向いている生活スタイルや、環境があると思うので、自分に合った留学との向き合い方を見つけられたら良いと思います。
留学ジャーナルの方をはじめとして、応援してくれる人は周りにたくさんいます。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。留学に興味がある人を少しでも後押ししたいので私も応援しています。
※記事の内容は2023年3月時点の情報です。当時は大学4年生、現在は社会人になられています。
新型コロナウイルスの感染について不安でしたが、手続き担当の奥住さんが一つひとつの相談メールに丁寧に答えてくださったので、不安を解消することができました。帰国時のPCR検査についても、奥住さんが事前に現地に確認したり、PCR検査を申し込めるWebサイトのURLを教えてくれて、出国への不安がなくなったことがとてもありがたかったです。事前に相談して本当に良かったです。
黒岩 あゆみさん(22歳)
短期留学
2023年1月末から3月上旬
ホームステイ
中学生の頃から英語が好きで、海外に行ってみたいと思っていました。コロナ禍で留学に行くことができなかったので、大学卒業前に最後のチャンスだと思い挑戦することにしました。
イギリスを選んだ理由は、大学1年の夏にアメリカに短期研修に行ったため、今度はイギリス英語を学びたいと思ったからです。世界各国の文化に触れて、さらに国による違いも体感したいという思いがありました。学んできた英語で生活し、言葉の壁を超えたいという思いが強かったです。
新型コロナウイルスの感染状況や感染対策などが国によって異なっていて、日本はまだ慎重な姿勢だった時に自分が現地で罹患しないか、日本を出国できても3月に無事に帰国できるのかが大きな不安でした。私は帰国時にPCR検査を受ける必要がありましたが、日本より感染対策が緩和されたロンドンでPCR検査を受けられるのかも心配でした。