留学経験者に聞く語学学校、大学などへの留学体験談

「なんとなく留学したい」から「具体的な学校選び」まで。
カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから。

無料 留学相談

無料ですぐに
お届けします。

無料 資料請求

私の留学体験談

一覧をみる

職務経験を活かして、ワーホリでホテル勤務

オーストラリア/ケアンズ

夢は英語オンリーの環境で働くこと

英語を好きになったのは高校生の時。もっと話せるようになりたいと大学で英語を専攻するうちに英語を使った仕事に就くこと、英語オンリーの環境で働くことが夢になりました。海外に出る前に日本で土台となるスキルを身に付けようと、大学卒業後はホテルに就職。海外からのお客様が9割を占めるような所だったので、毎日主に英語を使って接客をしていました。
 
6年間経験を積んでスーパーバイザーにもなり、ホテルフロントに必要な基本スキルが身に付いたので、次のステップとしてワーホリビザの取得を決めたのが去年です。行き先はオーストラリアのケアンズ。大学時代に旅行してビーチの雰囲気が気に入っていたのと、ホテルがたくさん並んでいた記憶があったからです。当初は現地到着後すぐに仕事を探すつもりでしたが、留学ジャーナルの留学カウンセラーの方から「渡航して2~3ヵ月は学校に通って、交友関係を築く方も多いですよ」と聞き、語学学校の一般英語コースに8週間、申し込むことにしました。

学校での学びは刺激的、休日を一緒に過ごす友人も



入学後に入ったのは中上級レベルのクラスです。当時上級以上のクラスは開講されておらず、このレベルで8週間勉強しました。ケアンズの学校には日本人が多いと聞いていましたがその通りで、1クラス約20人中半数が日本人。しかしお互い日本語ではなく英語で話すようにしていたので、マイナスには捉えなかったです。もちろん他にスイスやドイツの学生もいましたし、きちんとインターナショナルな環境でした。

授業はスピーキング、リスニング、文法に重点が置かれ、プレゼンテーションの課題が出ることも。前職で英語を話すことには慣れていましたが、刺激があり楽しく受講できました。参加型授業なのでクラスメートと会話する機会が多く、友人もでき、一緒にランチを食べたり、休みの日は近場でハイキングしたり郊外のビーチに行ってみたり。学校に通ってみて良かったです。

それから学校の先生には、履歴書の添削でもとてもお世話になりました。日本にいる時から作成し始め、ケアンズに来てから自己分析をさらに進めて書き足していったんです。授業後にスタッフルームに持参すると、私のクラス担任ではない先生だったのですが、文法も内容も丁寧にチェックしてくださって助かりました。

事前準備して挑んだ異国での職探しは思ったよりも苦戦



今は規模の大きなリゾートホテルのフロントスタッフの仕事ができています。応募から採用までにかかった期間は2週間ほどで割とすんなり決まった方だと思いますが、異国での職探しは難しかったですね。

まず求人はSEEKという求人サイトで検索。サイトから応募できますが応答がないこともあるので、目星を付けたホテルに足を運んで履歴書を手渡すようにもしました。ホテルに絞って15件応募し、書類選考通過の連絡が来たのは2件です。

面接は面接官が2人の2対1形式で、1回のみでした。意識したのはハキハキとしゃべること、笑顔でいること、長所である責任感の強さを前職での出来事を交えてしっかりアピールすることの3点です。履歴書にホテル勤務の経歴とポジション、業務内容などが載っているので、面接官からは「お客様からクレームが出たときはどう対応していたのか」「スーパーバイザーとして大変だったことは何か」など、前職での経験を具体的に質問されました。事前に面接で聞かれそうなことと回答を考えておいたので、答えに詰まることはなかったです。前もって準備しておいて本当に良かったと思いました。ちなみにすごく緊張していたので、面接官の反応は何も覚えていません(笑)。

実際にホテルに勤務してみて、オーストラリアはすごく実力重視だと感じています。職種によるでしょうが、今の職場には実務経験がなければ採用されていないはずです。スキルが身に付いていることが前提なので、入社後のトレーニングは簡易なOJTのみ。分からないことは自ら積極的に周囲に聞かなくてはいけません。日本のホテルで整えられていた、先輩社員が手取り足取り教えるような教育体制とは全く違います。

タイムマネジメントの意識も非常に高いです。残業はせず、勤務時間中にいかに効率的に仕事をこなすかを一人一人が考えています。私も日本にいた時以上に、業務に優先順位を付けて行動するよう心掛けています。

それと私たちスタッフがやることとそうではないことの境界が、前の職場と少し違っていて戸惑うこともありました。フロントがコンシェルジュの役割も担っているのですが、お客様からリクエストがあり代理で病院の予約をしようとしたところ、マネージャーに止められたんです。日本ではお客様からの依頼はできる範囲で全て対応していたのに、なぜここではダメなのか。理由を尋ねると「症状についてなど、病院とお客様との間を何回も仲介しなくてはならなくなる。直接やり取りしてもらうのが一番いい」と言われました。これも業務効率重視の考え方によるものなのかなと思います。

ホームステイと学生寮の両方を経験

学校に通っている間はホームステイをしました。ホストファザーとマザー、犬が1匹いる家庭で、マザーがビーチへの散歩や買い物に誘ってくれることもありました。ものすごくフレンドリーとまではいかないですが、親切にしてくださって過ごしやすかったです。

今はMiHavenが運営する学生専用の滞在施設に住んでいます。FlatmatesというWebサイトで見つけました。清潔感があり、部屋に専用のバスルームが付いていることと、施設内に管理スタッフのオフィスがあって何かあったときに相談しやすいのがポイントです。

【ワーホリ費用の内訳】(AU$1=¥97で計算)
■渡航前にかかった費用

8週間分の学費 38万円
(入学申請料、授業料、教材費)
8週間分のホームステイ費 27万円
( 滞在費、ホームステイ手配費)
1年分の保険料 31万円
往路の航空券代 5万円
その他 19万円
(ビザ申請料、海外送金手数料、
エージェント手配費、現地サポート費など)
計 約120万円

■現在の1ヵ月の収支

▶収入
アルバイト代 30~40万円
( ホテルフロント、時給AU$30で週3~4日勤務)

▶支出
食費 5〜6万円
(自炊すると1食AU$5~10、外食だと1食AU$20~30)
滞在費 11万円
(シェアアパート、バスルーム付き1 人部屋。家賃、水道代、光熱費など)
その他 2〜4万円
(日用品費、交際費、娯楽費、旅費など)

収入から支出を引くと 約9〜22万円

セカンドワーホリも視野に



今後の目標として、特に鍛えたいのはリスニング力です。お客様の中には聞き慣れない発音やアクセントの英語を話す方がいて、特に電話だと一度で理解できず何回も聞き返してしまうことがあって。慣れるしかないと思うので、最近は休日に『ホームアンドアウェー』というオーストラリアのテレビドラマを見ています。仕事を順調に続けられたら、セカンドワーホリビザ*も取りたいです。

勤務先にセカンドワーホリを取り1年以上働いている方がいるので、私も今の職場で働き続けられたらと。現時点では、その先もできればオーストラリアで仕事をしたいですが、自分の状況と意思に応じてキャリアを考えるつもりでいます。

せっかくオーストラリアにいるので旅行もしたいです。ケアンズ近郊に行ったことのない場所がまだまだありますし、ブリスベン、シドニー、メルボルン、パースなどの都市も訪れたいですね。

*セカンドワーホリビザ……現在ワーホリビザを保有している、または保有していた人が取得できる2年目のビザ。申請条件として、1年目のワーホリビザの有効期間中に指定職種に最低3ヵ月間従事する必要がある。

TEXT : Ryugaku Journal
※本稿は『留学ジャーナル2024年5月号』の記事を抜粋・再編集したものです。
※記事の内容は、取材を実施した2024年1月時点の情報です。

留学ジャーナルの
カウンセリングの感想

当初は現地到着後すぐに仕事を探すつもりでしたが、留学ジャーナルの留学カウンセラーの方から「渡航して2~3ヵ月は学校に通って、交友関係を築く方も多いですよ」と聞き、語学学校の一般英語コースに8週間、申し込むことにしました。

留学した人

A.K.さん(29歳)

留学の種類

ワーキングホリデー

滞在期間

2023年9月~1年間

滞在方法

ホームステイ

学校

Cairns College of English & Business

留学の理由・目的

英語を好きになったのは高校生の時。もっと話せるようになりたいと大学で英語を専攻するうちに英語を使った仕事に就くこと、英語オンリーの環境で働くことが夢になりました。

担当カウンセラー

天野

「なんとなく留学したい」から「具体的な学校選び」まで。
カウンセリングのご予約やメールでのご相談はこちらから。

無料 留学相談

無料ですぐに
お届けします。

無料 資料請求

留学ジャーナルが留学を少しでも考えているあなたに提供できること 留学前:無料カウンセリング、申込手続き、滞在先手配、出発前ガイダンス、他。留学中:緊急時24時間無料電話相談、生活相談/進路相談、現地サポート。留学後:キャリアサポート、OBの交流、他。

東京(北海道・東北・関東・甲信越エリア)

名古屋(東海・中部・北陸エリア)

大阪(近畿・中国・四国エリア)

福岡(九州・沖縄エリア)

TOP