語学留学経験者のケース|三井倉庫ホールディングス 総合職

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就職成功の秘訣

語学留学経験者のケース
今月の成功者
平居健太郎さん (22歳)
三井倉庫ホールディングス 総合職

大学4年次を休学しオーストラリアの語学学校へ留学。その後カンボジアで約2ヵ月間のインターンシップを経験した平居健太郎さん。就活が不安で留学を決めた平居さんが海外で得た“大切なもの”とは?1年間の海外経験が就職活動でどう役立ったのか、第一希望の会社からスムーズに内定を受けた平居さんに就職成功の秘訣を聞いた。

成功のポイント
  1. 国籍問わず誰とでも仲良くなれるコミュニケーション能力の高さ
  2. 何をしたいか=“就活の軸”がはっきりしていたこと
  3. 多くの人に履歴書を見てもらいアドバイスを受けたこと
平居健太郎さんのステップアップ
  • 2016年 4月 近畿大学農学部水産学科の4年次を休学し、オーストラリアのゴールドコーストにある語学学校Browns English Language Schoolへ約8ヵ月間の語学留学

  • 2017年 1月 カンボジアの日本食卸売企業で約2ヵ月間のインターンシップを行う

  • 2017年 3月 帰国後、大学に復学して就職活動をスタート。水産系、物流・貿易系の企業を中心に22社にエントリー

  • 2017年 6月中旬 2社から内々定を受ける

  • 2018年 4月 大学を卒業し、三井倉庫ホールディングスに入社

「休学留学を通して"自分の強み"を再発見。自分がやりたいことは何なのかが明確になった1年間でした」

「就活の武器がない・・・」。不安と焦りが留学の後押しに

「大学3年も終わりに近づいた頃、"やばい、あと2ヵ月後に就職活動が本格的にスタートするのに全く準備できていない・・・"って急に不安に思ったんです。それで履歴書にしっかり書ける何かをしようと、留学を決意しました」。

そう明るく笑いながら留学のきっかけを説明してくれた平居健太郎さん。大学4年次の1年間を休学しオーストラリアに語学留学。その後、カンボジアでインターンシップを経験してこの春帰国した。6月中旬には無事に就活を終え、4月から第一希望の大手、物流・貿易関連企業に就職する。

オーストラリアの語学学校では、一般英語を20週間学んだ後、大学進学のための英語コースを4週間受講。最後の8週間は留学の成果を数値化するため、TOEFLと並ぶ英語の資格試験であるIELTSの受験コースを受講した。結果、留学前TOEIC550だった英語力は、海外の大学に直接入学できるレベルのIELTSアカデミック6.0にまで伸び、さらに、カンボジアの現地企業でインターンシップを経験したことで、基礎的なビジネス英語力も身についた。

順調に海外生活を送ったように見える平居さんだが、留学当初はかなり苦労したという。

「留学してすぐ、クラスメイトのコロンビア人に話しかけたとき、南米特有の英語アクセントが強すぎて何を言っているのか全く分からなかったんです。何度も聞き返しているうちに、相手が面倒になったのか、話すのをやめてしまったことがありました。すごくショックでした」。

そこからもっと英語を話せるようになってもっと多くの人と仲良くなりたいと、学校の宿題以外にも、日本から持ち込んだ単語帳を何度も読み返したり、通学のバスの中では必ず英語を聞いたり、図書館で子ども向けの本を借りたりして猛勉強した。そして、何よりも努力したのは、自分からクラスメイトや先生、街の人に積極的に話しかけることだったという。

途中で話すのをやめられたコロンビア人とはその後仲良くなり、今では大切な友人のひとりに

「勉強するだけでは留学した意味がない。シャイになっている場合じゃないと、自分に言い聞かせながら、伝わらないながらも諦めずにどんどん人の輪に入り込んでいきました。そうしているうちに、だんだん話すことや聞くことに慣れ、よく使うフレーズや単語が増えたことで自信がつき、英語力も上達していったように思います」。

もともと人懐っこい性格も功を奏し、留学先では国籍、老若男女問わずたくさんの友人ができたという平居さん。

「週2〜3回はクラスメイトやその友人たちとバーベキューをしていました。自分で手巻き寿司20人前を作って友人をもてなすこともありましたね。留学を通して、改めて自分は人と接することが好きで、国籍、年齢、性別問わず、誰とでも仲良くなるのが得意なんだ、それが自分の強みなんだと再認識できたことが大きな収穫でした」。

いろんな考え方があっていい。変なこだわりから解放された1年間

留学して3ヵ月間はホームステイをしていた平居さんだが、その後は地元の掲示板で見つけたシェアハウスでさまざまな年齢、国籍、職業の人と暮らした。家ではいつもリビングで過ごしていたという平居さん。シェアメイトといろんな話をしながら、時には口論もしながら、自分の視野や価値観が広がっていったという。

「留学をせずに日本の大学を卒業してそのまま就職していたら、狭い世界しか知らず、勝手に作られた価値観にしばられて変な劣等感を感じながら生きていたかもしれません。留学したからこそ、いろんな考え方の人がいて、いろんな生き方があって、何度もやり直せて、自分が納得できるならそれでいいんだ、というように、自分なりの価値観ができ、変なこだわりから解放された気がします。だからこそ、自分の強みを再発見できたし、純粋に自分が好きなこと、夢中になれることがわかったんだと思います」。

カンボジアでのインターンシップで、物流関係の仕事に強い興味を持った平居さんは帰国後、「海外との交流があり、かつ、水産系または物流・貿易系の企業」という明確な軸を持って就職活動を開始した。

「就活当初から自分の希望がはっきりしていたので、的を絞って企業を選択することができました。あとは、自分の得意なこととやりたいことが、その企業の求める人材・ミッションとリンクすることを具体的なエピソードを交えながら説明する活動でした。自分の場合、海外でさまざまな経験をしたのでどのエピソードをどの企業で使えば効果的か、選び出すのに苦労しました。そんなとき、助けになったのが、周囲の人からの意見でした。留学ジャーナルのキャリアカウンセリングや学校の就職支援課、親などにも履歴書を見てもらって多くのアドバイスをもらったことが良かったと思います」。

多国籍な友人との交流が平居さんの就活の"武器"。今でもその交流は続いている

どんなことも諦めずに明るく前向きに取り組む平居さん。最後に、留学を目指す人へのアドバイスをもらった。

「留学の醍醐味は、"英語+α"のうちの"α"の部分をいかに充実させられるかだと思います。留学先で"α"に注力するためにも、日本でできるだけ英語力を高めておくことをおすすめします。"α"の例えとしては、地元企業でインターンシップをするとか、スタバで働いてみるとか、外国人の彼女をつくるとか(笑)。どんな小さなことでもいいので目標を持っておくと、留学の充実感がぐっと上がると思います」。

友人との交流やインターンシップなどを通して、多くの"α"を得た平居さんの留学には学ぶところが多そうだ。

キャリアカウンセラーが分析

平居さんの就職成功の秘訣は、主に「向上心」、「コミュニケーション能力」、「努力を惜しまない姿勢」の3つだったと思います。

まずひとつ目の「向上心」について、平居さんは留学中も英語力を上げるためにどうすればよいか自分で方法を考え、「クラスで一番話す日本人になる」という具体的な目標を掲げて、欧米、アジア、南米と国、地域を問わず留学生の輪に自分から飛び込んでいきました。その結果、英語力UPはもちろんのこと、「どんな人種の人でも英語が通じれば仲良くなれる」という自信をつけて帰国されました。また、平居さんは身につけた英語を使ってさらに経験を積みたいと、カンボジアでの海外インターンシップにもチャレンジしています。留学前にも独学で簿記の2級を取得したり、秘書検定準1級を取得したりしていて、興味のあるものには何でも積極的に挑戦し、ステップアップしていく力があります。「現状に満足せず、自分の能力を高めるために常に新しいフィールドにチャレンジする向上心の高さ」は、どんな業界でも求められる力のひとつです。平居さんのこうした姿勢は、入社後も成長が見込まれる人材として、採用時に高く評価されたのではないかと思います。

2つ目の「コミュニケーション能力」ついては、オーストラリアの語学学校でのエピソードがよく表してくれています。語学学校では留学生の間で欧米系、アジア系など、出身地域ごとに仲の良いグループが分かれることがよくあります。平居さんはそのどちらのグループの写真にもいつも写っていたそうで、国、文化の違いを越えて誰とでも仲良くなれる平居さんのコミュニケーション能力の高さを感じさせてくれます。「コミュケーション能力」は、海外とのやり取りはもちろんのこと、社内の多様な考え方や、先輩、同僚、上司、取引先の人達等とよい関係を築き、円滑に仕事をする上で重要です。企業が学生に求める能力として、常に上位に入る「コミュニケーション能力」ですが、平居さんは具体的なエピソードに基づいてアピールできたことで、説得力が増し、企業からの高い評価に繋がったのではないかと思います。

最後の「努力を惜しまない姿勢」については、平居さんは就職活動中、自分のやりたいことを紙に書き出して整理したり、キャリアカウンセリングを利用して客観的なアドバイスを受けたりしながら、自分のスキルとエピソードがそれぞれの業界にどうマッチするかを丁寧に整理していきました。また、応募する企業数が数十社となり、いつグループディスカッションがあるのか、webテストの締切はいつか、など企業ごとの情報整理と時間管理が大変になってくるなか、平居さんは、オリジナルの企業の選考管理一覧表を作って、各社の選考進捗状況をわかりやすく管理していました。このように、平居さんは何に対しても手を抜くことなく、一つひとつの作業を丁寧に行いながら、自分に合ったやり方を模索しつつコツコツと努力を続けていったのです。こうした地道な努力が、周りに流されず自分らしい就職活動を貫き、希望企業の内定獲得という結果に繋がったのではないかと思います。

これから留学し就職活動をする人には、ぜひ平居さんのように、自分が納得できるベストなやり方を見つけ出し、自分らしい就職活動を進めていってほしいと思います。

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