ワーキングホリデー経験者のケース|外資系物流会社勤務

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就職成功の秘訣

ワーキングホリデー経験者のケース
今月の成功者
坂爪俊介さん (23歳)
外資系物流会社勤務

大学時代は民間企業への就職活動はせずに英語教師を目指していた坂爪俊介さん。卒業後に行ったワーキングホリデーで何を感じ、何を得て、最終的に何が変わったのか。帰国後2ヵ月で就職を決めた坂爪さんの就職活動について話を聞いた。

成功のポイント
  1. 積極的な情報収集
  2. 短期間での英語力アップ
  3. 客観的に自分を分析
坂爪俊介さんのステップアップ
  • 2017年 3月 成蹊大学文学部英米文学科を卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアのブリスベンへ。語学学校Browns English Language Schoolで実践的な英語を約4ヵ月間学ぶ

  • 2017年 6月 自分で就職活動をして現地のレストランでウェイターとして働く

  • 2017年 11月中旬 帰国後、留学ジャーナルのキャリアカウンセリングを受ける

  • 2017年 12月 東京キャリアフォーラムに参加。IT系、商社、物流系など5、6社エントリーし、最終選考に進んだのはそのうち3社

  • 2018年 1月 外資系物流会社から内定を受ける

  • 2018年 4月 入社

「英語を使って働く経験は、これまで学んできたものを試す経験。この経験が将来の方向性をはっきりさせてくれました」

教員試験不合格で見えてきた"本当に自分がやりたいこと"

大学では英米文学を専攻し、将来は英語教師になるという"暗黙のレール"に沿って、民間企業への就職活動はせず教員採用試験の準備をしていた坂爪俊介さん。転機は大学4年次の7月、教員採用試験の不合格という現実を目の前にしたときだった。

「それほどショックを受けていない自分に気づいたんです。そのとき改めて、自分は本当に英語を教えたいんだろうか。自分が本当にしたいこと、なりたい社会人像とはどんなだろう、と自分に問い直しました」。

英語の勉強は高校、大学時代に十分にしてきたという坂爪さん。より実践的で"使える英語"を身につけたいと、働く経験もできるワーキングホリデーで大学卒業後に海外に行くことを決意した。

「海外生活は初めてだったので、やはり最初は語学学校に通うことにしました。最初の2ヵ月間は一般英語コースを、後半の2ヵ月はケンブリッジFCEコースという試験対策コースを選びました。試験対策コースでは、2週間に1度プレゼンの授業もあり、より実践的でハイレベルな英語を学ぶことができたと思います。渡航前はTOEIC610だったスコアが帰国時にはTOEIC865に向上したことが証明してくれています」。

坂爪さんが海外生活で一番大変だったのは、語学学校を卒業後の仕事探しだったという。

語学学校のクラスメイトと。写真中央が坂爪さん

「英語の履歴書を作り、街中を歩き回って働けそうなお店に履歴書を配って歩きました。飛び込みで履歴書を配るなんて日本ではあり得ないことだけど、何が何でも働きたいという思いから、できることは何でもやろうと積極的に活動しました。結果的にはネットで応募した日本食のレストランから採用されたんですけどね 笑」。

レストランのお客様はほぼオーストラリア人。仕事を始めてすぐは、接客や電話対応などでお客様から何度も聞き返されることが多く戸惑ってばかりだったという坂爪さん。同僚からよく使う言い回しやオーダーを聞き取るポイントなどを教えてもらったり、お客様が使う表現をまねしたりしながら、英語での接客スキルを磨いていった。

「海外で実際に英語を使って働いた経験を通して、将来自分のやりたいことがはっきりしてきました。自分はやはり将来英語を使って仕事がしたいし、自分の努力次第でいろんなことにチャレンジできる環境がいいと。留学前は漠然としていた民間企業への思いが明確になり、帰国前から積極的に企業の情報収集を始めることができました」。

ひとつに絞り過ぎない柔軟な姿勢が功を奏す

坂爪さんは当初、2019年4月の入社を目指し、帰国後の3月から通常の大学生の就活スケジュールに沿って活動しようと計画していたが、帰国後すぐに開催された東京キャリアフォーラムにも参加することに。就職活動では、特に業界を絞らず自分の可能性を探るつもりで、IT系、商社系、物流系など幅広い業界にエントリーした。

海外でやりたかったことのひとつがスカイダイビング。度胸試しにチャレンジ!

「それぞれの企業の試験や面接を通してその業界、その会社とのフィーリングを探っていきました。その結果、商社を第一志望に選んでいましたが、そこは2019年4月入社の募集だったので、入社まで1年を待つ必要のない第二志望の外資系物流会社に最終的に決めました。まだ入社してわずかしか経っていませんが、今の会社の経営理念に共感していますし、やりたいことにチャレンジできる環境に大変満足しています。また、物流会社という仕事柄、様々な業界のお客様と触れ合う機会があり、自分の視野を広げることもできるので、この会社を選んで本当に良かったと思っています」。

ひとつのことにこだわりすぎない柔軟な姿勢と、いかなる状況でも素直に適応し前向きに努力できる力が、坂爪さんの最大の武器なのかもしれない。そしてこれらの力は、これから本格的に始まる社会人生活でも役に立つに違いない。

キャリアカウンセラーが分析

坂爪さんはもともと教員志望でしたが、大学卒業後に留学し、帰国後は民間企業への就職に進路変更をすることを考えていました。卒業後に留学すると、就職活動の際に「既卒」になることを気にする方も多いですが、坂爪さんは出発前のキャリアカウンセリングの際に、「大学の部活動でがんばった経験とこれから留学で培う力を生かして、民間企業で自分がどこまでできるか試してみたい」と卒業後の留学を決めた理由を話してくれました。「既卒」、「教員志望から民間企業志望へのチェンジ」という2つのチャレンジに敢えて立ち向かおうとする強い意思を感じ、目的意識を持って留学に臨む坂爪さんの姿がとても印象的だったのを覚えています。

結果的に、坂爪さんは帰国後すぐに、希望通りの英語力を生かせる外資系企業で内定を獲得し、4ヵ月後の新卒入社を果たすことができました。そんな坂爪さんの就職成功の要因はやはり、「チャレンジ精神」と「行動力」だったと思います。未知の世界にチャレンジし成功するために、出発前のキャリアカウンセリングを使って、既卒の場合の就職活動のスケジュールを事前に調べたり、留学中、現地での仕事探しを積極的に行い、英語を使って働きながら英語力を上げていったり...。特に、帰国後のキャリアカウンセリングではちょうど12月に開催する「東京ウィンターキャリアフォーラム」のお話をしたところ、すぐに参加し複数の会社にエントリーし、見事内定を獲得されました。まさに坂爪さんの「行動力」が結果に結びついた例だと言えます。

また、坂爪さんは留学をする前、行きたい業界や会社は特に定まっていませんでした。ですが、留学先で英語を学び、その後現地のレストランで英語を使って働く経験を積みながら、自分がどんな仕事をしたいのか、やりたいことを明確にしていきました。特に大学生の場合は、具体的な仕事のイメージが湧きにくく、やりたい仕事が明確でない、という方は多いかもしれません。留学出発前にやりたいことが決まっているのは確かに理想的ではありますが、留学中の出会いや経験を通してやりたいことが変わるケースも多いもの。まだやりたいことが見つかっていないという方は、「留学経験を通して自分がやりたいことを明確にする」ことを留学中の目標に加え、坂爪さんのように現地で積極的にさまざまな国籍や年齢の人と交流し新しいことにチャレンジしながら、やりたいことを明確にしていくとよいでしょう。自ら道を切り拓き、自分のやりたいことを叶える坂爪さんの姿勢は、これから留学に出発する方にもぜひ参考にしていただきたいと思います。

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