留学ジャーナル2005年11月号 NY取材日記 |
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通り過ぎる地下鉄にカルチャーショック
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日本人向けフリーペーパーの戦国時代
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生き方が濃い、ニューヨーカー
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フェリーで表紙撮影、大作戦! 取材最終日は表紙撮影だ。ニューヨークらしさが伝わる背景を入れたいということで、まずはフェリーに乗り、マンハッタンのビル群を背景に入れたショットを狙う。フェリーに乗ってマンハッタンに通学する留学生、というシチュエーションだ。 マンハッタンの先端にあるバッテリーパークとスタッテンアイランドを約30分で結ぶフェリーからは、マンハッタン、そして自由の女神を見晴らすことができる。しかも無料。スタッテンアイランドの住民の足としてのみならず、観光客にも人気が高い。 金曜の午前中だというのにフェリー乗り場は大混雑。撮影によい場所を押さえようと、取材陣は一番前の列でスタンバイ。「ベストポジションを押さえられるかどうかにかかってますからね。船の2階のあのあたりがベストです。僕らは左側を押さえますから、澤さんは右側を押さえて下さい」。カメラマンの指示に一同うなずく。出航5分前、船が着岸し、乗船口の扉が開くと同時に取材陣はダッシュ。カメラマンもモデルもライターも私も、まわりの子供たちに負けじと2階の船尾めがけて走る!やった。一番乗りだ!ベストポジションget! フェリーが出航し、遠ざかるビル群を背景に撮影開始。観光客がカメラに写り込まないように、モデルの左右をブロックする。しかし!観光客がどんどん船尾になだれ込んできた。はじめのうちは撮影を気にしていた人々も、ついにはお構いなし。モデルの脇には観光客がズラリと並ぶ。そりゃそうだ。観光目的で船にまで乗ったのに、マンハッタンの風景や、自由の女神が見られないんじゃ意味がないよね。 撮れるだけ撮ったものの、結局このカットはボツ。でも、女神を見たから?なのか、取材陣一同、不思議と穏やかな気持で船をあとにしたのでした。
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留学ジャーナル編集部 澤玲子 |
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