インターンシップで実践英語力を身につける
「せっかく留学するなら実践的な英語力を身につけたい」と思う人は多いはず。将来、仕事で役立つ英語力を身につけたい、留学すると決めたからには何かをつかんで帰りたい。そんな希望を叶えてくれるのがインターンシップ。教室で学んだ英語を職場という言葉が生きたフィールドで実践し、英語を体得する。
木村倫宏さんはバンクーバーのホテルでインターシップ生として働いている。毎日緊張の連続という職場にも少しずつ慣れてきた。「始めた頃はとにかく周りの会話のスピードが速くて」。教室で交わされる学生用の会話とは全く違うと実感した。「職場では聞き逃すと仕事に支障をきたしますから」と常に緊張して同僚やお客様の一言ひとことに耳を傾ける。正確に聞き取れなかったところは必ず確認する、わかったふりはしない、要点は必ずメモを取る、実践だからこそ学んだことは多い。そして、ホテルマンとして砕けた英語は極力使わない。簡単なようでなかなか難しい。
ホテル業へは留学前からなんとなく思いがあった。「人と話せる、人をサポートできる仕事が向いているのではと思っていたから」がその理由だ。実際に経験して、自分の英語が日本からのお客様の役に立った時「とっても嬉しかった」と笑顔がはじけた。自分の努力が誰かの役に立つ嬉しい瞬間だった。しかし、その裏には多くの失敗談も。「ある時、荷物を部屋に持っていくとそこにはいないはずのお客様が・・・。部屋を間違えたと気づいて、すぐに謝って急いで部屋を確認しました」と照れ笑い。「あげるときりがないんです」と今だから笑って話せる。
「今は仕事が楽しい」という。「インターンシップはほんとにやって良かったと思います」。留学前はぼんやりとしていた接客業としての「ホテル業への憧れ」がこの体験を通じてくっきりとした輪郭を現した。「実際にホテルで働いてみてリアルな仕事の感じをつかめました。この道に進んでみようかなと思えたことが、インターンシップを通じての一番の収穫です」。
留学前は全く英語ができなかったという木村さん。語学留学とインターンシップを体験して世界へ羽ばたくホテルマンへの第一歩を踏み出した。
木村倫宏さん(25歳)
2007年4月
2008年9月
2009年3月末
2010年2月
2010年4月
木村さんの Road to Internship
My Colleagues
Work
My Language School
就活に効くのはココ
カナダの場合
基本は語学学校で
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