
オーストラリアのガイドブックやWebサイトに必ず載っている大きな一枚岩、ウルル(エアーズロック)は、世界遺産にも登録されている大人気の観光スポットです。ウルルは先住民アボリジニの呼び名、エアーズロックはイギリスの探検家によってつけられた名前とのこと。
飛行機で上空から見ても巨大な一枚岩の標高は、863m。高さはそれほどなく、登頂することも可能です。しかし、いつでも登れるというわけではありません。場所はオーストラリアど真ん中の砂漠地帯。風も強く、気象条件などにより入山に規制があります。過去には転落事故も起きていて、頂上まではつかまるための鎖(細い)があるものの、むき出しの岩壁を登らなければなりません。
また、この場所はもともと先住民アボリジニの聖地。先住民たちの宗教的な行事が行われている時は登山禁止、写真撮影も禁止される場所があるとか。現在はウルル登山の全面禁止はありませんが、このような先住民の文化的な背景から、過去には禁止していた時期もあったようです。

「地球のヘソ」とも呼ばれているウルル。「行くからには登頂したい、けど...」と、現地の文化を尊重し、登山を遠慮する方も少なくありません。お土産屋さんでは「私はウルル登山しませんでした!」と書かれたステッカーなども販売されているようですよ。
ウルルに行くには、オーストラリア各都市から行けるツアーが便利です。登頂はしなくても、真近にそびえる巨大岩は必見ですので、留学中にぜひ訪れてみてください。
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