留学ジャーナル2007年2月号 カナダ・カルガリー&バンクーバー取材日記 |
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タクシー運転手と行くカルガリーの旅 ここしばらく続いていた原油価格の上昇で、航空会社が泣き、海運会社が泣き、そして一般庶民が泣いている中、笑いが止まらない街が北米にありました。そう、オイルの街、カルガリーです!留学ジャーナル取材班が今回初上陸を果たしたカルガリーは、カナダ西海岸の最大都市バンクーバーから飛行機で約1時間、人口100万人ほどの商業都市。西にはカナディアンロッキーがそびえ、東には広大な牧場と油田が広がっています。 カルガリー空港から取材地カナナスキスまでの移動中、タクシーの運転手さんから聞いた話によると、この好景気でカルガリーの人口は日に日に増え、町全体が急成長を遂げているそう。車窓から見える住宅の多くは真新しく、建築中の住宅やビルも数多くあって、「活気あふれる元気な街」という印象でした。1時間半の移動中、タクシーの運転手さんのカルガリー自慢は延々と続いたわけですが、内容を要約すると次の3つになります。 1.州税(PST)がない=生活費が安くすむ カナダの税金には、州に収める州税(PST)と、連邦に払う消費税(GST)がある。バンクーバーは14%(PST7%+GST7%)、トロントは15%(PST8%+GST7%)。だが、カルガリーはGST7%のみのため、負担が少なくて済む。 2.都市と自然のほどよいバランス 税金が安いこともあり、カルガリーに本社を置く企業が多い。雇用機会がたくさんあり、都市の便利さがある一方、ダウンタウンから1時間半ほどでカナディアンロッキーに行けるので、アウトドア派にはサイコーだ。 3.意外と少ない日本人 バンクーバーやトロントに比べ、移民の数が圧倒的に少ない。これをよしとするか否かは人それぞれだが、街で日本人と遭遇する確率は非常に少ない。生粋のカナディアンと触れ合いたい人にオススメの街だ。
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バッファローを食す、の巻 タクシーの運転手によると、カルガリーらしい料理には、「バッファローバーガー」があるそうです。早速、取材地のホテルでオーダーしたところ、バッファローバーガーならぬ、「バイソンバーガー」を出してくれました。後で調べてわかったのですが、バッファロー=バイソン=スイギュウで、ウシよりもひと回り大きな動物だそうです。 気になるお味はというと、「焼きすぎた牛肉」という感じ。臭みはなく、味はほとんど牛肉と変わらないけれど、脂身が少ないため、ヘルシーでした。肉好きの私としては、もう少しジューシーさがほしいところでしたが、ものは試し、カルガリーへ行くことがあればぜひご賞味あれ!
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今回も苦労しました、表紙撮影 今号の表紙は銀行で働くページ(P.16~17)でご紹介している山本由香さん。語学学校からの紹介で彼女の写真を見て、「今回はこの方かな?」という気持ちが出発前からありました。そして現地で実際に会ってみて、愛嬌のある笑顔と明るい性格で、即決でした。 今号は「ちょっとロマンチック路線でいこう」ということで、街並みがきれいなギャスタウンで撮影を敢行。留学ジャーナル初の夜景バージョンを撮りました。そのほか、グランビル橋とグランビルアイランドでの合計3ヵ所で撮影を行いました。 撮影中のバンクーバーは秋真っ只中。街路樹のメープルが黄色や赤に紅葉していて、「秋の風景」としては最高のシーズン。でも、発売期間は冬から春にかけてなので、秋の色をなるべく避けて・・・というやっかいな状況でした。山本さんは元グランドホステスだけあって(?)、笑顔の持続力がスゴイ!カメラマンさんもびっくりするほどのモデルぶりでした。山本さんには会社を半休までしていただき、撮影にご協力いただきました。山本さん、ステキな笑顔を本当にありがとうございました。 留学ジャーナル編集部 出井和子
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