こんにちは。名古屋留学ジャーナルカウンセラーの末次です。
私が留学に興味を持ったのは、大学2年生のときでした。仲のよい友人がイギリスに春休み留学をしたことが、きっかけでした。それまでは、一度も海外旅行も経験がなかった私が、友人のお土産話を聞いたり、写真を見せてもらっている間に、「私も留学してみたい!」と強く思うようになり、1年後、サンフランシスコへの短期留学を実現しました。サンフランシスコは海外初心者の私にはちょうどいいサイズの町で、語学学校のパートタイムコースに通いながら、十分観光することもできました。
帰国後、次は長期留学を考えるようになり、休学をしてアメリカに留学しました。7ヵ月間で、フロリダ、ニューヨーク、サンディエゴ、オクラホマの語学学校に通いました。この長期留学では、転校の手続きや、次の滞在先への飛行機の手配などをすべて英語でやらなければならず苦労しましたが、今思えば、その時にしかできなかった経験だと思います。
また、学校ではヨーロッパ、南米、中近東、アジアからの留学生と一緒に勉強しましたが、特にヨーロッパの人は英語の上達が早くて、会話についていくのが精一杯でした。授業は午前グラマー、午後リーディングとライティング、週1回のテストと、まさしく英語漬けの毎日。でも週末は友人達とビーチに行ったり、映画に行ったりと、ちゃんと楽しみました!5歳年上のスイス人の友人もでき、卒業旅行で彼女の家にも遊びに行きました。今でも何でも相談できる私のお姉さん的存在です。
大学に復学してから卒業し、3年間社会人として働いた後、カナダでワーキングホリデーも経験しました。初めの3ヵ月間は会話中心の語学学校に通い、その後は日本食レストランで働きました。お客さんはほとんどカナディアンだったので、学校の先生の会話のスピードよりはるかに早く、初めは本当にびっくりしました。でも帰るころには、常連のお客さんと名前で呼び合えて、世間話ができるようになっていました。
留学中の滞在先は主に寮やアパートだったのですが、一度もホームシックになることはありませんでした。毎日新しい発見があり、日本を懐かしむ暇もなかったのだと思います。留学ではもちろん勉強も大きな目的ですが、それ以上に、出会った人や過ごした環境から得られるものが語りきれないほどたくさんあります。留学される方は皆さん、必ず予想外の何かをつかんで帰ってくることでしょう。
皆さんの留学をお手伝いできる日が来るのを、楽しみにお待ちしています。