東京工科大学メディア学部卒。在学中に留学を決意し、卒業後、ニューヨークにあるRennert, New Yorkに留学。半年後に同校のオフィスで1年3ヵ月のインターンシップを体験。書類作成や翻訳、留学生へのカウセリングなどを行った。帰国後は、留学ジャーナルのキャリアカウセリングを受けながら、雑誌やインターネット、大学時代の友人などの情報収集を通じて、積極的に就職活動を開始。現在はホームページ制作会社のディレクターとして活躍中。
半年間と期間を決め、ニューヨークのRennert, New Yorkに留学。最初は寮暮らしだったが、1ヵ月後に一人暮らしを始める。ボランティア活動など、様々なコミュニティに積極的に参加。
2004年12月 22歳
語学学校を修了。帰国するはずだったが、Rennert, New Yorkのスタッフから「社内で色々な業務のアシスタントや翻訳をしてくれる人を探しているので、インターンシップをしてみないか?」と誘われる。インターンは無償だが、その分、授業は受けてもよいと提案される。一時帰国し両親を説得。経済面の不安などを解消する。
彼女が選んだのはRennert, New Yorkという語学学校。場所をニューヨークに決めたのは、ボランティア活動が進んでいたためだ。「この時点では、自分の将来のことはまったく白紙でした。ただ、せっかく留学するんだから、いろんな人が集う場所にどんどん行ってみよう、いろんな活動に参加してみよう、そして授業も一番上のクラスまで行こうと決めたんです。後で痛感しましたけれど、ニューヨークは日本人がすごく多くて、日本人のコミュニティを作りやすいんです。油断をすると、英語を使わなくてもいい日常になってしまう。私はなるべく日本語を使わないこと、異国の人と接することを心がけていました。ボランティア活動も意欲的に参加して、子どもに水泳を教えたり、ホームレスに食事を作ったりもしていました」